kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

相変わらずの本ブーム

2020-06-06 19:32:16 | 日記

実は

おとうと犬が旅立ってから

スリル&サスペンス系の本があまり読みたくなくなった

それまでは全然平気で、むしろ進んで読んでたのに

今はどうしてもそういう本に手が出せない

そういうこともあって

最近はまってるのが時代小説の人情もののお話

ついでにおいしいご飯とかお菓子が出てくる話だとなお楽しく

ついついその先を読みたくなる

有難いことに時代小説だとシリーズで出てる本が多く

まとめて数冊借りたりしてせっせと読んで

また新しいのを見つけて借りてきて、ってことで

ちょっとしたマイブームが起こってる

そこでちょっと不思議と思うのは

今読んでる本のほとんどは江戸時代の最後頃の物語で

時代背景とか設定がけっこう似通ってる

だからすぐに飽きちゃうんじゃないかなって思ってたけど

思いのほかどれもおもしろくて楽しくて、時々切なくて悲しくて

どの本もどんどんページが進んじゃう

それはもちろん作家さんの力だと思うけど

今の自分にはこういうお話が必要なんだろう

もちろん自分の人生の中で時代物を読んだことはほとんどなかったから

目新しいっていうのもあるだろうけれど

しかもね

時代物に限ったことかどうかわからないけど

文庫本だと物によっては文字が一回り大きくて読みやすい

それでそれほど時間もかからず1冊を読み切れるから

達成感もかなりあるんだと思う

これは時代物はお年のいった人に人気があるからじゃないかなって

わたしは勝手に分析してる

そう、実はわたしも

細かい字でページが埋め尽くされてる文庫本を見ると

どんなに興味があっても「また今度」って気持ちになっちゃうんですよね

それから各章で主な登場人物の紹介が出てくるから

「この人どんな人だっけ?」なんて考え込んだり前のページを読み直す必要もない

ほんとうによく考えられてるな、って思うし

そうかといって話の内容が薄くなってるってことはなく

はらはらしたりじんと来たりボロボロに泣いたりと

それぞれのお話で十分な読みごたえがある

だからね

なんで今まで読まなかったんだろう、って思うくらい・・・

なので今は必ず手元に1冊は置くようにしてる

ちょっと中毒気味の時代物の本ブーム

コロナや梅雨で気が滅入っている方々

そんな時はちょっと本を手に取ってみてはいかが?

もちろんジャンルは何でもよく

意外と絵本でも楽しい

そうして気分をリフレッシュして

うつうつとした季節を乗り切りましょう

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

コメント
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