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kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

おとうと犬が旅立ちました

2020-03-07 14:42:09 | 

おとうと犬が

今朝4時58分に旅立ちました

15歳と8か月13日のことでした

 

昨日は呼吸状態が2度も悪くなり

せめて夜だけは穏やかにゆっくり休ませてあげたい、と思っていたけど

ベッドに移ってさあ寝ようというタイミングで

小刻みに足が震えてきて

そのうち首をぐーっと反らしたかと思ったら

四肢をピーンと突っ張らせた発作が始まり

ひとつひとつはそれほどひどい感じじゃなかったけど

小刻みな震えと足の突っ張りが交互に来てなかなか止まらない

そのうち小さい声で吠えたりもして

見てるだけでつらいのがすごく伝わってくるけど

わたしとしてはどうしてやることもできず

発作が落ち着いたときにお水を飲ませるとか

トイレシートをこまめに取り換えるとかしながら

時々声をかけながら抱きしめるくらいが精一杯

それでも少し落ち着いたかと思って眠り始めるとまた発作が始まり

なかなか休めない

そのうち何かうなるようになって、ふとお尻を見たら

こんな時なのに自分でうん〇をしてた

なので落ち着いたのを見計らって下半身をお湯で丁寧に洗い

ドライヤーできれいに乾かしてあげると

ちょっとさっぱりしたようでウトウトし始めたけど

結局それも長くもたないまま、また発作が始まり

もうこれ以上おとうと犬を苦しませたくないと思っていたら

おとうと犬の体力も限界に達したようで

また下あごを引くような呼吸が始まり

しばらく声掛けしながら見守っていたけど

まず呼吸が止まり

そのうち心臓の鼓動も止まりました

おとうと犬、最後まで本当によく頑張りました

今回のことだけでなく

失明のこと、角膜穿孔のこと

そして11月からの腎不全に始まり、水晶体脱落のあたりの命の危機を乗り越え

数々の奇跡を私に見せてくれたおとうと犬

飼い主として本当に誇りに思うし

この15年余りを共に過ごせたことに感謝の気持ちしかありません

それに引き換えわたしはおとうと犬に十分なことをしてやれず

申し訳ない気持ちでいっぱいですが・・・

今までおとうと犬を応援してくださった皆様

本当にありがとうございます

皆さんのお力をたくさん借りて

おとうと犬はここまで頑張ってこれたのだと思います

心より御礼申し上げます

 

今はまだ私の気持ちが落ち着かず

何かしてないといられないのに、何をしても集中できないっていう有様ですが

穏やかな顔で眠ってるおとうと犬に取り留めないお話をしながら

今日を過ごしたいと思います

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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何が何だか・・・

2020-03-06 21:45:13 | 

昨夜からご飯は全く食べず、水分もあまり摂れなくなってる

おとうと犬

でも輸液をしてるからおしっ〇は作られる、のはいいんだけど

ついこの間まで立った姿勢でしかトイレしてなかった彼には

横になったままでのトイレはかなりハードルが高いらしく

夜中も1~1時間半ごとに「くぅ」とか声を出しながら何度も腹圧をかけて

かなり必死

なのでわたしも起きてお腹を軽く押したり応援したりして

そのまま朝を迎えた

で、今日はどうか落ち着いた1日でありますようにと

おにいちゃん犬と神様にお願いしてあれこれ朝の活動をしてると

おとうと犬が「ぐっ」と変な声をあげるので

慌てて見に行ってみたら

また昨日と同じ、下あごをひくような危ない呼吸

意識もなくカッと目を見開いてぐったりしてるので

やっぱりもう無理・・・?と思いつつ

姿勢が苦しそうだったので直して、「頑張ったね」などと声をかけていたら

・・・なんだか呼吸が元に戻ってる

え~、奇跡の復活再び?!と思いつつ体をさすっていたら

そのうち瞬きをするようになり、意識も戻ってきた様子

もう体の力がすっと抜けそうだったけど

今日もやっぱりご飯もお水も摂れてないので

急いで輸液を始める

ちょっと多めに入れて、身の回りをきれいに整えると

今度は足が冷えてきたようで、ぶるぶる震え始めたので

しばらくカイロと手で温めていたら

そのうち寝始めた

はぁ~、こっちの心臓も止まりそう・・・

そんなことがあったので

やっぱり日中もおとうと犬のそばにいてあれこれ世話を焼く

特別なことはできないけど、目薬とかトイレシート交換とか、足をさするとか

やることは結構あって、ゆっくり休んでる時間もないけど

おとうと犬のことは今しかできないから

とにかく全力でお世話してあげたい

それでね

実は夜になってからももう一度呼吸が危なくなったんだけど

また復活

一体全体おとうと犬の体はどうなっているのか

何が何だか全くわからないけど(たぶんおとうと犬自身もわからないでしょうね)

とにかく最後までおとうと犬のそばにいて

できるだけ穏やかな時間と空間を作ってあげようって改めて思ってる

飼い主なのでした~

しかし、わからない・・・

けどわたしは何となく覚悟ができてきました・・・

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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終わらない1日

2020-03-05 20:06:11 | 

始まりは昨日の夜で

ここ2日ほど食事も水分もあまり摂れてなくて

輸液の量も減らしてるおとうと犬は

19時過ぎにおしっ〇をしてから尿が出てなかった

それで夜中も心配でなかなか眠れず、おとうと犬も落ち着かなかったので

何とか眠りについたのが明け方

で、朝6時過ぎに目覚めるとペットシーツにおしっ〇が出ていて

ものすごく安心したわたし

そのあと朝ごはんも何とか食べてくれて一段落したので

わたしは母の買い出しに出かけた

おとうと犬がこんな状態だからお買い物もさっさと済ませ

1時間半くらいで家に戻ってみたら

おとうと犬が寝床から這い出して虫の息

えっ、どういうこと?!とびっくりしてあたりを見ると

ペットシーツにうん〇が少し出ていて

そこから必死ではい出したけど、力尽きた、みたいな感じ・・・

もう全身がぐったりしていて皮膚の色も悪く

これはもしや・・・と思ったら涙があふれて

抱っこして「いろいろありがとう」などと話しかけてたら

なんかお腹のあたりが動いてる

あら、呼吸はできてるみたい・・・

なので胸に耳を当ててみると、心臓も穏やかに動いてる!!

じゃあこれはけいれんの後のぐったり状態・・・?

そう思ったら涙もすっかりひっこんで

慌ててお尻をきれいにし、おとうと犬を寝床に戻す

もう、びっくりさせないでよ~、って思ってたら

今度はいつもと違う感じのぴくつきを何度も繰り返す

えっ、今度は何?って思って病院に行こうか考えてたら

ぴくつきの合間にお水ちょうだいの合図

なのでちょっと誤嚥が心配だったけど、少しずつあげてみたら

30ccを飲み干した!

で、その後ぴくつきもなくなった・・・

あら、やっぱりお水足りてなかったのかも、って思い

今日は少し多めに輸液を入れると

そのあとすやすやと眠り始めるおとうと犬

それでようやくわたしも落ち着いて食事を摂り

夜寝てなかったから少し仮眠を・・・と、うとうとしてたら

「ひぃ~ん、ひぃ~ん」とかすれた声て泣き始めたおとうと犬

今度は何?ごはん?そういえば朝以来何も食べてないし・・・と

ペースト食を食べさせようとしたけど、歯を食いしばって食べようとしない

え~、じゃあなんだろう、と

何気なくかけてた毛布をめくってみたら

あらっ、うん〇が・・・

どうやら残ってたうん〇が下りてきて、出ちゃったのを教えてくれたらしい

意外としっかりしてるのに安心しつつ

本日2回目のうん〇の処理

けど残念なのは

タオルケットと毛布、そして寝床にしてる毛布のすべてにうん〇がついちゃってたこと

まあおとうと犬が無事なら大したことないよね、って自分に言い聞かせつつ

おとうと犬の体を冷やさないようにお湯で洗ってドライヤーで乾かし

さらに寝床用のクッションと新しいタオルケットと毛布にもドライヤーで熱を当ててからおとうと犬を寝かせると

ようやく落ち着いて眠りに落ちる彼

して

入れ替わりに起きて毛布一式の洗濯と夕方の家事に取りかかるわたし・・・

こうしてまた次の夜が来たけど

今夜は安心して眠れるのか

長い1日は無事終わるのか

まだまだ全然安心できないでいる

飼い主なのでした~

・・・さすがに今日は疲れた・・・

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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体温が維持できない現実

2020-03-04 13:18:31 | 

ここしばらくおとうと犬の足の冷えがひどくなってきていて

肉球だけじゃなく、後ろ足は太もものほうまで

一度冷えるとなかなか体温が戻ってこないことはわかってた

なので

外トイレの後は使い捨てカイロとわたしの手で

おとうと犬の足を温めていたんだけど

昨夜は

足の体温がかなり戻ってきても震えがなかなか収まらない

それでおかしいな~と思って体中を触ってたら

なんと尻尾とお尻もものすごく冷えてた・・・

確かにるい痩の影響で

上半身は肋骨に守られてそれほど大きさは変わってないけど

下半身はもうびっくりするくらいやせ細っていて

さらに毛も薄くなってるから

心臓から遠い下半身の体温を維持するのはもう難しい状態なんだと思う

だから

たぶん私が何もしないで放っておいたら

低体温で命のことになるのかも・・・

でも毎回ちゃんと温めてあげれば

そのあと掛け物さえしっかり掛けていれば体温は維持できてるから

もう体温管理もわたしの役割

おとうと犬の命の灯は

ゆっくりゆっくり小さくなっていて

時々胸が張り裂けそうになったりするけど

もう何か月も一生懸命がんばってる彼を見てると

やっぱりわたしがしっかりしてこの命を最後まで守らなくっちゃ、って思う

一生の最後に痛い・苦しいなどの症状があるのは

わんこにとっても家族にとってもつらいことですから・・・

なんていいつつ

今朝はおとうと犬のけいれんに気づかず

ふと見たら目をカッと見開いて尿失禁してたのを見てようやくわかったりとか

さっきはトイレに行きたがったので

寒いからと家の中のトイレスペースでやらせようと思ったら

おとうと犬が外じゃないことに途中で気づき

結局疲れ切ってうまくトイレができなかったりと

失敗続きなんですけどね・・・  おとうと犬、ほんとごめ~ん!

けど今は失敗にくじけてる場合じゃないし

とにかくひとつひとつのお世話を丁寧にやって

おとうと犬に安心してゆっくりしてもらえるように

ベストを尽くします!

※高齢で足が冷えやすい子の冷えの見極めのポイントは

 例えば外から帰った直後よりさらに5~10分後のほうが冷えが強くなっているので

 直後に触って暖かいからと安心せず

 しばらくはちょくちょく触ってチェックする方がいいです

 それとカイロや湯たんぽを近くに置いただけだとあまり温まらない場合は手などで直接温めたほうがいいと思います

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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やっぱり続きがありました

2020-03-03 16:10:56 | 

昨日はお昼過ぎにはもうくたくた状態だった

おとうと犬とわたし

でも、残念なことに続きがあり

夕方と夜にまたけいれんが起き

それぞれ30秒ほどで症状は治まるけど

けいれんは相当疲れるらしく、その後はしばらくぐったりするし

そんなことでご飯やお水も十分摂れずに夜が更けていった

それで夜中もまたけいれんが起きるか心配でぐっすりは寝られず、また朝を迎え

1日3回も起こるけいれんについてこれからどうするか、かかりつけ医を受診して話したんだけど

この病院ではけいれんの原因を探る検査ができないため

はっきりてんかんの発作と診断できないこと  でも検査をする体力もないと思います

そして抗てんかん薬は病気の治療ではなく症状を抑える薬のため

副作用で眠気や吐き気などが起きることもある

それらのことを考え合わせると

おとうと犬を転落や障害物の危険のないところに寝かせれば、けいれんの際けがすることもないし

るい痩と筋力低下でもう起き上がるのが精一杯の状況なので

眠気や吐き気があると食事や水分摂取、トイレなどができなくなる可能性があるから

今のところは薬を使わずに様子を見てみることになった

それから食事量と水分量が減って、また体重が落ちたので

点滴は本犬の負担にならない程度に続けていくことに

まあこれがベストの選択かどうかはわからないけど

この状態でまた新しいことが始まって

おとうと犬やわたしが混乱するのはちょっと厳しいと思う

だからもうあまり新しいことは試さないで

落ち着いた状況を維持するのがいいかな、と思って・・・

もちろん薬を使わないので、この先けいれんがもっと頻繁になってくる恐れもあるけど

そうなったらまたその時にどうするか考えればいいかな

とにかくおとうと犬の体はもうぎりぎりいっぱいの状況なので

これ以上できるだけ負担がかからないように

わたしのできることを一生懸命やっていこうと思う

本当は本犬の気持ちをちゃんと聞きたいですけどね・・・

ってことで

腎不全と目の病気とけいれんと何とかうまく付き合いながら

目の前の1日1日を大切に過ごしていきたい

わたしたちなのでした~

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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