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kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

埋もれていた想い

2020-08-07 15:23:34 | 

今年に入って

お墓参りから足がすっかり遠のいてた

まあ年明け以降しばらくはおとうと犬の具合も悪かったし

その頃は仕方なかったと思うけど

その後も気づいてはいるんだけど一向に足が向かなかった

でも

うちはもう親はお墓参りができないから

行けるのはわたしだけ

お彼岸の時は行ったけど

あれから早や数か月

そろそろ行かないと仏さんも相当つらいことになってるに違いないって

重い腰を上げてようやく行ってみた

すると

いつも通りお花を買って向かう道すがら

思い出されるのはうちのおふたりのこと

そう

この道はおふたりのかかりつけの動物病院へ向かう道で

特にそれぞれが具合悪くなってからは

不安に押しつぶされそうになりながら

おふたりに「大丈夫だよ」って一生懸命声掛けしつつ

何度もあの病院に向かったんだっけ

この道を見ているとその一つ一つが思い出されて

走馬灯のようにあの頃のことがわたしの中を駆け抜けていく

そうなるともう心が苦しくなり

目もうるんでしまう

そうか

おふたりがいなくなって、意外と大丈夫だと思ってたけど

苦しい思いはまだ埋もれていて

それと向き合う覚悟はあまりできてなかったらしい

だから

この道を通りたくなかったんだ・・・

なるほど、と納得はいったけど

そうかといって気持ちはすっと変わるものでもない

だからこの先もしばらくはこんな気持ちになるかもしれないけど

わたしとおふたりのために

こういうことを一つ一つ乗り越えていかなければ・・・

今日、一つ発見をして

次の目標ができました

 

で、お墓の方はって言うと

やっぱりさぼってたぶん草が生え放題で、すごく申し訳なかったんだけど

セミの抜け殻があったり

蝶が飛んできたり

びっくりするくらい太い草がすくすく育った後枯れてたりして

意外にもあまり寂しくはなかったよう

まあさぼってたいいわけじゃないけれど

ちょっと救われた気持ちになりました・・・  もちろんピカピカにお掃除していっぱい謝りました~!

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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三回忌

2020-08-04 16:14:19 | 

今日はおにいちゃん犬の三回忌

もうそんなに経ったのかという思いと

旅立ったのがずいぶん昔のように思う気持ちがないまぜだけど

わたしの気持ちの中でガラッと変わったのは

それまではおふたりを守る立場だったのが

今は守られる立場になったこと

だから

もう目に見えないし触れもしないし声を聴くこともできないけど

毎日を無事過ごさせてもらえることが本当にありがたく

朝と寝る前にはおふたりの前でいろいろ話しかける

特に今年はおとうと犬の具合が徐々に悪くなって

仕方がないことだけど、おとうと犬を見ているのがつらくなったことは何度もあって

そのたびにお兄ちゃん犬にいっぱいお祈りして助けてもらったし

おとうと犬が旅立った後のどうしようもない思いも

いっぱい聞いてもらった

それから

今年はコロナのことで前例のない年になり

次々と襲ってくる不安や悲しみもたくさん聞いてもらって

本当に日々支えられてる

ふだん人にはなかなか話しにくいことも

今のおふたりにはさらけ出せちゃいますから・・・

そういうことが本当にありがたく思えて

こちらの世界での時間は17年余りだったけど

わたしの中ではおにいちゃん犬は今も生きて

もう生活の一部になってる

そんなおにいちゃん犬の三回忌は

とりとめのないお話をしながら過ぎていく

一つだけ不満は

まだ夢にしっかり出てきてくれないことなんだけど

まあ彼のことだから

そのうち気が向いたら会いに来てくれるでしょう

この先もいっぱい話しかけていっぱい支えられながら

じっくり待とうと思います

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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3カ月(+1日)

2020-06-08 16:24:59 | 

昨日はおとうと犬の3回目の月命日でした

特別なことはなくて

いつもと同じようにいろいろお話して過ごすけれど

あれからまだ3か月とは・・・

生活上のやるべきことは特に変わってないけれど

おとうと犬がいなくなったこと

おとうと犬のお世話が無くなったことで

日々の過ごし方、時間の使い方はずいぶん違ってきていて

そこにコロナ騒動があったから

あれからずいぶん遠くに来てしまったような感じがして

寂しいような・・・

でもね

ここ1か月くらいは

夜、時々おにいちゃん犬やおとうと犬の声が聞こえる気がするんですよね

ワンワン!とかではなく、「くぅ~ん」とか「ふぅ~ん」とかの

甘えたりすねたりお願いするときの優しい声

おにいちゃん犬はなくなってからもう2年近くたつけれど

まだ声はちゃーんと覚えてるから

ほかのわんこの声と間違ったりしないし

ウトウトしてる時でも気づく

いや、もちろんその声の方に行っても何も見えないですよ

でも

それでもちょっとうれしくて

なんか気持ちが落ち着くから、それでいいと思ってる

きっとわたしがそそっかしいし、失敗ばかりするから

心配で様子見に来てくれてるんだな、って思って・・・

えっ、盛大な空耳?

きっとそうだと思います

でも

どう受け取るかはその人次第だし

誰にも迷惑かけなければ、いいんじゃないでしょうか?

そんなことでちょっとでも癒されて幸せな気持ちになれるなら

むしろありがたい気がします

だから、最近は今まで以上におふたりに話しかける時間が長くなってる

あ、それがいいこともあって

頭の中にあることをちゃんと言葉にすると

自分が何をどう思ってるかが確認できるし

考えていたことの矛盾点に気が付いたり

実際は逆のこと思ってるとわかったりしますから

だからおふたりに話しかけながらいろんなことに気づいて

意外と学べます

そんなこんなの3カ月

おふたりがわたしと共に歩んでくれたことに精一杯感謝して

これからもおふたりの力を借りて

少しずつ前に進んでいきたいと思います

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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2カ月

2020-05-07 17:48:13 | 

おとうと犬が旅立って2か月

以前はもっとうつうつとした日々を過ごすかもって思ってたけど

コロナ問題が延々と続いてるせいで、心配事が多いためか

悲しみに沈む余裕がない

新型コロナウイルスに感染して具合が悪くなってる方や命を落とされる方

そしてそういう方に寄り添えないご家族や友人はもとより

常に感染の恐怖と闘いながら日々必死で働いておられる方

仕事ができず収入が無くなって生活が苦しい方やそのご家族

経営していた会社やお店がつぶれてしまった方

家にいる時間が長いせいでDVに苦しんでいる方

学校に行けず勉強が進まないせいで将来が不安になってる子供たちなど

とにかく自分としては何もできないけど、コロナ終焉まで何とか頑張ってほしいと願い

ひたすらうちのおふたりの前で祈る・・・

もうおとうと犬はわたしの中では神様みたいなところにいるから

朝晩とにかく長々とお願いをして祈るし

それ以外にも思ったこと、考えたこと、その日あったことなどをちょくちょく聞いてもらう

・・・まあずいぶん気さくな神様なんですけどね・・・

なので

自分が思ってたほどつらくなることはない

ちょっとこれはどうかなと思うのは

最近はおとうと犬の毛もほとんど見かけなくなり

洗濯機のごみネットにも

以前はあれほどいっぱい入ってた毛がほとんど見当たらなくなってる

だから毛が目に入ってごろごろするってこともほとんどなくなり

いいことなんだろうけど、なんだかちょっと寂しい

だからね

たま~におとうと犬の毛を見つけると

ちょっと捨てがたい気持ちになっちゃう

いや、さすがに最後は捨てるんだけど

ちょっとつまんでじっと見つめたりして・・・

自分でもこれはどうかとは思うけど

ちょっと心が揺れ動くみたいなことはある

けど

悲しくてつらい、みたいなところには今はいない

もしかしたらおふたりはわたしの中に入っていて

一緒に同じ方向を見ている感じなのかも・・・

だからもう目には見えないけど

一緒にいる感じはずっとしてる

そんなこんなのおとうと犬の2回目の月命日は

やっぱりコロナウイルスのことが心配で

いっぱいお願いしまくっている飼い主なのでした

なんだかおふたりの前に座るたびに

「また来たよ~」っておふたりがため息ついてる気がする・・・

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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1か月

2020-04-07 14:54:59 | 

おとうと犬が旅立って

今日で1カ月

おにいちゃん犬の時と違うのは

おとうと犬がいなくなってからすでにずいぶん経ったように感じられること

たぶん新型コロナウイルスがここ1か月で驚くほど世界中に広がり

不安や心配、考えることがすごく多かったので

そんな気がしているんだと思う

もちろんおとうと犬を忘れるとか遠くなったとか感じることは全くなくて

おにいちゃん犬と並んだおとうと犬のお骨にも

それはそれは頻繁に声をかけるし

時々背中に気配を感じて振り向いちゃうことも・・・

だから

もう見えない存在にはなってしまったけれど

おふたりはやっぱりわたしのそばにいて

今まで通りわたしのお世話を焼いてくれてる

そう

この期に及んで思うのは

わたしはお世話してたようで実はお世話されてたんだなってこと

この子たちのおかげでどれだけ支えられ救われてきたかが

今はよくわかるし

いまだに支えてもらわないとダメなんだな~と思うことがいっぱい

おふたりの遺品整理はかなり進んだけど

それはここにいろんなものがあるとおふたりが後ろ髪を引かれて向こうの世界で自由にできないんじゃないか、と思ったからで

お骨になってもいつもわたしのそばにいると感じるから

喪失感みたいなものはないんですよね

それよりはおとうと犬には向こうの世界のことをおにいちゃん犬に良く教わって

今まで知らなかったこと、見られなかった世界をいっぱい見て知ってほしいし

そうしながらわたしのこと、世界のことを見守ってほしいな、って思う

それでほかのわんこがどう育てられてるかもつぶさに知って

「うちの母さん、ぜんぜんだめじゃん」ってため息ついてるかも・・・

まあ事実だから仕方ないけど・・・💦

それとね

おふたりとも最後はつらい時間があったから

もうそういうつらさは全然なくて目も見えて自由に飛び回れるところにいるっていうのは

飼い主としてはこれ以上ない安心感に包まれる

そんなこんなのおとうと犬の1カ月

虹の橋のたもとのお花畑で大好きなおにいちゃん犬と戯れながら

こちらの世界のあれこれを優しく見守ってほしいなぁ、と思う

そして

いつかはそっちに行くから

面白おかしい話やうれしい話を山ほど抱えてそっちに行くから

待っててね・・・

 

遊びに来てくださって、ありがとうございました

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