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(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

アメリカのモダンアートなデコレーション

2005-12-10 | アート
アメリカのアートペイントひつぎである。

何度かこのブログでもすでにご紹介しているが、とても芸術的な美しい『アートひつぎ』である。

今回は、キリストの『最後の晩餐』の模様など少し宗教的な物もあるが、大都会の摩天楼の模様など、色が鮮やかでモダンで斬新なデザインに仕上げられてある。

日本の『ペイントひつぎ』と言えば、何か暗く気持ち悪い感じの、漆塗りのひつぎを見たことはあるが、モダンで斬新なデザインの『ペイントひつぎ』は今まで見たことが無い。
なぜもっとお洒落にデザイン出来ないのであろうか?

このアメリカの『アートペイントひつぎ』屋さんにはこうした様々なアートペイントひつぎがあり、故人になるであろう人が生前予約したり、遺族達が故人の趣味に合わせて、選ぶことも出来る。

勿論、世界に一つしかない、故人だけの『オートクチュール・アート・ペイントひつぎ』をオーダーする事も出来る。(この場合は生前予約になるであろう)

アメリカのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は、やはりモダンである。イギリスのそれは、歴史を重ねた装飾的なものが多いが、やはりモダン・アートの国アメリカでは斬新なアート化したフュネラルアートを見かける。
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イギリスのクリケット葬飾

2005-12-09 | アート
クリケットのバックを型取ったイギリスのオーダーひつぎ屋さんが作成した『クリケットバックひつぎ』である。

イギリスでは、野球などの代わりこのクリケットがとても人気である。確か、故ダイアナ妃の息子のウィリアム王子もこのクリケットが得意であったと記憶している。

写真のオーダーひつぎは何だかバックに入れられるような感じの『ひつぎ』であるが、生前オーダーした故人となる人にとっては、大真面目に依頼した『クリケットバックひつぎ』である。

故人になる人は、やはり大のクリケット好きの方で、クリケットずくめで葬られたいとのことで作成を私の知人であるイギリスのオーダーひつぎ屋さんに、託したらしい。

他人から見ると、とても不思議であるが、故人となる人の遺志をここまで叶えてあげるのがすごい!

イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は、まだまだ個性的な演出が、沢山存在するのである。
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アメリカのフュネラルアート(葬飾デコレーション)

2005-12-08 | アート
アメリカのオーダーひつぎ家具屋さんが、作成した『ひつぎキャビネット』である。

ひつぎを縦に立てかけ、間仕切りを施し、応接間などに置くキャビネットにデザインされている。
1日しか使わない『ひつぎ』と言う家具に大金をかけるのならいっそ、生前から長く愛用できるひつぎ家具を作成し、日常的に『家具』として、使ってしまおう、、と言うのがこのオーダーひつぎ家具である。

しかも実際に『その当日』がくれば『使えるひつぎ』なのである。『死』と言う物は往々にして、突然やってくる事が多い、、、。その時に慌てずにもうひつぎが家の中に存在するのであるから、『安心』なのであろうか?

しかも、生前に自分の気に入ったひつぎを選ぶことが出来るのだから、、、。

アメリカのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は、まさしく、キャビネット(飾り棚)として日常的にひつぎその物が装飾されているのだ。
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アメリカの不思議なオーディオ・セット

2005-12-07 | アート
一見、普通のオーディオセットの様だが、実は、アメリカのオーダー家具ひつぎ屋さんが作成した、『彼女と彼の為のお揃いのモダンなスクウェア(四角い型)のオーダー家具ひつぎ』である。

左右両脇の四角い家具がそのまま『ひつぎ』になるらしい。
この家具屋さんは元々普通の家具屋さんであったが、1日しか使わない、『ひつぎ』と言う『家具』に大金をだすのはいかがなものか?と、生前から使える家具ひつぎを作成し、販売している。

今までにも、家具ひつぎを何種類かご紹介しているが、このオーディオセットのような『家具ひつぎ』なら家のインテリアにも違和感なくマッチし、『ひつぎ』を毎日見ながら暮らしている感覚は無い。

アメリカのインテリアは本当にユニークである。『ひつぎ』を家具にする発想は日本人には無いだろう、、、。
私がロンドンで学んできたフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)では、ひつぎアーティストというのは存在したが、アメリカのように、合理的過ぎるほどのひつぎの利用方法の提案は、私が知る限り無い。

アメリカは本当に自由な発想の国である。
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イギリスの葬儀社のお洒落な制服。

2005-12-06 | アート
ロンドンの(フュネラルディレクター)葬儀社の社員さん達のユニフォームである。

こんな燕尾服にシルクハット姿で故人の『人生のフィナーレ』の旅立ちを見守るのである。

足の長いヨーロピアン達だからこんな姿が似合うのかもしれないが、日本の葬儀社の人達も『人生のフィナーレ』のお手伝いはもっとお洒落に演出してもいいのではないだろうか?

写真は実際に私がロンドンでフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)を学んでいたイギリスの大手葬儀社さんが、使用していたものである。
この制服を勿論そのまま日本の葬儀業界に持ち込む事は、無理かもしれないが、もっとお洒落に『故人』の旅立ちをお手伝いしてもステキだと思う。

これだけ、私達の暮らしが西洋化しているのだから、、、。こんな風に感じるのは私だけであろうか?
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イギリスのロココなデコレーション

2005-12-05 | アート
イギリスのロココ調装飾の施された骨壷である。

ロンドンの大手葬儀社に入り込み、フュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)を学んでいる時、数々の美しい骨壷を見かけた。

オルゴールかと思えるような重厚なマホガニーなどの木材で作られた物、石製で、イルカなどの彫刻が施された物、ブロンズ製で薔薇の浮き掘りの模様が施された物など、、それは美しい。

このブログ内でもずーと以前に、ご紹介した。

私はニューヨークとロンドンで暮らしていたが、アメリカ製の骨壷よりロンドンの物のほうが、優雅で、細工が細かく、装飾がとてもデコラティヴである。

こんなお洒落な骨壷なら、若い遺族だけでなく、50代~60代のマダム達もきっと今の私達の和洋折衷な感じの家や、マンションにも違和感なく、故人の思い出として、部屋に置くことが出来るのではないか?

日本のちょっと怖い感じの骨壷は、今のお洒落なマダムや、若い人には少し抵抗があるのではないだろうか?

日本の一般の方達にも、もっとお洒落な感じの骨壷の選択ができる様にするべきである。

ロンドンでフュネラル(葬儀・葬式)を勉強していた経験や、ロンドンに仲間達と会社を展開している関係からも、イギリスの色々な骨壷屋さんと、出会ったものだ。
そのネットワークを生かして、これからも美しい骨壷達を日本の皆さんにご紹介していくつもりである。
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アメリカのオーダーカフェ・テーブル

2005-12-04 | アート
アメリカのオーダーひつぎ家具屋さんが作成した『カフェ・テーブルひつぎ』である。

こんなカフェ・テーブルひつぎを自宅の応接間などに置く気持ちとはどういう風だろう?
私には想像出来にくいが、実際に使えるひつぎとして、『その当日』が来るまで、また、生前にカフェ・テーブルとして、愛用出来るのだ。

このオーダーひつぎ家具屋さんは、何度もご紹介しているが、葬儀1日程しか使わない『ひつぎ』と言う家具に大金を支払うのは『もったいない』とのことで、この様な生前にも充分,『元』が取れる家具として、ひつぎをアレンジし、販売しているのだ。けっして、ふざけた感覚でやっているのではない。

この家具も、木材や、うち張りに使う布地も自分の好きな色や、布地を選べることができる。

アメリカのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は現実的である。
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ロンドンの漆黒のレース

2005-12-03 | アート
フュネラル(葬儀・葬式)と言えば、漆黒のレースの衣服や、黒いフォーマル・ウエア。男性なら黒のスーツというのが、基本である。

私がフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)を学んでいたロンドンでは、最近は遺族でも黒ずくめの衣装は着用しなくなっているようだ。

ロンドンで何度も葬儀に参加したが、遺族でも、白のブラウスに黒のスカート。グレーと白のチェック柄のジャケットに黒のスカート。男性なら黒いネクタイは着用しているが、白いシャツにグレーや、黒のパンツにグレーのジャケット姿が多いようだ。
勿論、オーソドックスな黒いスーツの人もいるが、大抵は黒ずくめは余り見かけない。

若いティーンならば、御孫さんが祖父、祖母のフュネラルにジーンズ姿と言うのも何度か見かけた。

以前にもこのブログ内でご紹介したが、故ダイアナ妃の葬儀に参列したウィリアム、ヘンリー両王子が、白いシャツに黒いネクタイをして、案外ラフな格好で参列していたのを覚えていらっしゃるだろうか?

漆黒のレースは、ヴィクトリアン・ファッションとして、昨今では流行しているが、フュネラル(葬儀・葬式)の世界では簡素化されつつある様だ。

個人的には私は、日常的に漆黒レース愛用者である。
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ロンドンのガラス張り白馬車の葬飾

2005-12-02 | アート
イギリスの白馬のガラス張り霊柩馬車である。

川崎カイヤさんと、私との対談(カイヤさんが私を取材している模様は、このブログ内のブック・マークの欄からアクセス出来ますので、是非ご覧になって下さい)で私がフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)をロンドンの大手葬儀社に入り込んで勉強するきっかけとなった、ガラス張りの白い霊柩馬車である。

このガラス張りの車に、真紅の薔薇で覆い被される様に葬飾されたひつぎを、ロンドンの街中で偶然見かけた時は、本当に感激したものだ。

まるで、『シンデレラの花車』のような光景にお葬式とは分からなかったぐらいである。

白い霊柩馬車はイギリスでは一般的に、子供が亡くなった時に使用されるが、皇室関係や貴族などのご子息、ご息女の為だけの葬儀ではなく、お金持ちであればこうしたガラス張り霊柩馬車は今、現在でも葬儀に使われている。

この霊柩馬車も私が勉強させて頂いていた、ロンドンの大手葬儀社所有のものである。
おとぎ話しのような葬飾に、日本でこの馬車のような葬儀をそのままは持って来る事は不可能だろうが、もっとカラフルで、その故人の人生のフィナーレに相応しい、故人の好きだった色や、花を使った『故人らしい葬儀』。
日本の今までの『葬儀社主導の葬儀ではない』、『故人が主役』である葬儀の葬飾の提案と、実現に努力していくつもりである。
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川崎カイヤとフュネラルアーティストの対談。

2005-12-01 | アート
川崎カイヤさんがブリティッシュ3-Dデザイン社に取材に来ました。

日本でたった1人のフュネラルアーティスト(葬儀・葬式の空間装飾デコレーション・アーティスト)と言う事で取材を受けました。

わが社に来られたカイヤさんとの対談の模様はこのブログの右端の欄でもリンクしていますので、クリックしてみて下さい。

実際にお会いしたカイヤさんはとても気さくな方でした。東京の自由が丘で、ご自身でもインテリアのブティックを開き、インテリアの著書も出版していらっしゃるとてもアートに敏感な方です。

収録の間、私どものショールームでの雑談で、『貴方、趣味良いね!』と言われた時はとても嬉しかったです。
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