夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

水色の鉄橋「上今井橋」を撮る

2021-03-23 14:31:13 | Weblog
旧豊田村の千曲川左岸から東に渡る上今井橋は水色のきれいな鉄橋です。
北信濃を日本海に向かう大河は飯山盆地の先から谷間を流れ、そこには鉄橋が何本か架かっていてそれぞれ色と形で個性を主張しています。
その中で上今井橋は平地にあり、以前は錆びついた姿で絵になりませんでしたが、何年か前に再塗装されてさわやかな姿が蘇りました。


これ以外の鉄橋は2005年から折りにつけ訪れ写真を撮ってきましたが、この橋はイマイチで除外。でも美しくなった姿をいつか撮ろうと考えていました。
早春の今、しかもおだやかな日差し。雪解け水の千曲川。これから撮り続けるには絶好のタイミングです。FinePix S2Pro と露出計、三脚も持参。レンズは単玉の 28mm と 50mm。


この橋の見所はなんといってもこの色。


地図で何箇所かポイントを決めていましたが、実際に行ってみると面白い風景がいくつもありました。これは瓦屋根の向こうに上今井橋が見えます。
後方左に高社山(こうしゃさん)、中央に鳥甲(とりかぶと)。線路は JR 飯山線。


背景は上信越高原国立公園の山並みです。


対岸の流れの脇へ。気をつけないと落ちたらいきなり深み。


なぜか惹かれる空間がありました。りんごです。秋が楽しみです。


これも面白いぞ。


東側です。垢抜けしない側道と歩道の曲線が田舎の雰囲気。


写真的には決まりませんが数十年後にこんな情景が郷愁を呼ぶと思うのです。


撮りためた写真で新ホームページの「写真館」に使いたい素材はいくらでもあるので項目別にまとめる必要があります。
その中の一項目として、千曲川の鉄橋を考えていますが今日で今は跡形もない中央橋も含めて写真が揃いました。
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