夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E調整 マニュアルがわかりにくいなあ

2020-02-17 16:15:23 | Weblog
今日はPROC-1Aユニットの続きです。GAIN調整ですが、これがマニュアルの書き方が私の頭では堂々巡りして理解が進みません。

これはPROC-1Aの調整手順の説明ですが、
PRE AMPと関連します。


ネットで予算委員会の中継を見たり聞いたりしながら考えていたんじゃ作業が進むはずもありません。
総理の答弁は毎度の「いずれにいたしましても」、支離滅裂ああ言えばこう言う。閣僚席の面々はと見ればまるで椅子に置いた狸の置物。血圧が上がっちゃいます。
安倍政権は末期症状!

いずれにせよ私はカメラの調整を進めます。
マニュアルではグレースケールを撮像とありますが自作のチャートはいい加減なのでケント紙に照明を当てて


波形モニター、カラーモニター、オシロスコープをつないで


Gchのレベルが0.4Vになるようにアイリスを調整。


その状態でPROC-1AのGAIN VRでRchのレベルを0.4Vに調整。0.4Vになりました。


次はBchです。


レベルが低いので調整が必要です。


これでどうじゃ。


予算委員会が中断しています。

再開。壊れたテープレコーダーがベラベラとしゃべり始めました。

当方も再開です。グレースケールの代用を出してきました。前にウインドウチャートの代用品として作った物です。白紙にシネライトで照明を当て、四角く切り抜いたアルミ板越しに撮像します。


この写真は適当に撮ったので滲んでいますがこれをHL-79Eで撮像します。


この方が都合のいい波形が出ました。


この時のオシロスコープの設定を写真で記録しておきます。


山井さん頑張れ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作業机を整理してHL-79E次の調整の段取り

2020-02-16 14:24:55 | Weblog
整理整頓とか掃除は苦手ですが今日は最小限の範囲を整理しました。
カメラの調整で頻繁に使うドライバーは前からホルダーを作って挿して使っていましたが、余っている端材の板があったので作り変えました。木材の種類は不明ですが幅を半分に切断してドライバーを挿す穴を開けました。

マイナスは5.5x100と6.5x100、プラスはNo1とNo2、小さいのはマイナス2.5x75、プラスは0x75です。

作業台の手前に固定しました。こうしておくととても便利です。

側面にフックを付けてスパナを下げました。

オシロスコープのプローブはいいかげんな改造をして使いにくかったのでやり直しです。


今度は使いやすくなりました。ヤフオクを探したらプローブはいくらでも出品されていましたが当面これでいきます。


ペンシルテスターもたまに使うのでここに置きました。百斤のケースは両面テープで固定。


調整にはマニュアルとコピーした基板の図解のファイルと記録ノートが必要でデスクトップが埋まっちゃうので別のテーブルを置きました。


他にも使う道具があるので必要な物だけ並べました。


整理が済んだので次の調整の段取りです。


こんな具合に配置しました。


グレースケールはPCで作ってプリンターで印刷したというかなり適当な代物です。


照明は100Wハロゲン作業灯を改造した物。


この状態でグレースケールを撮像してモニターに出すとそこそこの絵が出ました。ひょっとすると調整すれば実用レベルになりそうな感触です。
外から石焼イモ屋さんの笛の音が聞こえてきました。政府がどう言い繕ってもこの不況、哀愁を帯びた音に感じます。
昼前にウォーキングをして気分は爽快ですが疲れました。ここまで。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HL-79E オシロスコープが直ったので調整再開

2020-02-15 09:33:33 | Weblog
オシロスコープは電解コンデンサーを交換して今のところ快調です。HL-79Eの調整再開。
先日のおさらいから。PROC-1AユニットのGAIN調整です。


Rchから。ユニット正面のGAINを調整して0.4Vp-pにします。0.2Vp-pしかありませんでした。前回の調整はオシロスコープの電圧レンジを間違えていました。


Gchも半分しかなかったので調整。


Bchも正規のレベルに調整。


次はGAIN-2の調整ですが指定値は0.5Vp-p。


前回予習した際は0.4V以上上がりませんでしたが今日は大丈夫。Rchを調整。


Gch


Bch


GAIN調整はCAL信号でGchを0.4Vp-pに調整してRchとBchはグレースケールチャートを撮像して0.4Vp-pに調整しろとあります。
段取りが面倒なので後にします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オシロスコープの修理成功だあ

2020-02-14 15:19:44 | Weblog
昨日発注した電解コンデンサーが届きました。送料、代引き手数料込みで¥1,200也。


「あっ、チューブラーじゃなかった!」


「そうだ、チューブラーよりこの方が安いので迷わずこれにしたんだ。」電圧と容量が合えば問題ありません。
でもこれをどうやって基板に付けようか。ああでもないこうでもないと考えました。立てにするとケースとの隙間が少なくて心配です。


結局こんな具合に決めました。


決まればあとは半田付けするだけです。どこで買ったか忘れましたが良質の半田なので光っています。


ちょっと不細工だけどこれでいいでしょう。


基板を本体に戻します。この後で分解前の写真を確認、一部線のとり回しが違っていたので直しました。


裏の線も忘れずに挿します。紙テープのマークは取りました。


緊張しながら電源オン。あれっ、輝線が、出ない!。他の部品も壊れたのかと俄かに不安になりましたがCRTがまだ温まっていなかっただけでした。


誰か呼んできて「直ったぜ」と言いたいところです。カバーを戻してLEDライトも取り付けて修理完了。


電解液が滲みだした物と並んでいた同じコンデンサーです。気のせいかゴムキャップが膨らんでいるような。予防保全で2個交換したのは正解でしょう。


似たような電解コンデンサーはあと4本あります。いつ壊れるかわかりませんがその時はその時、午前中に発注すれば翌日には届くので素早い修理が可能です。
しかし、機械修理の現役当時はオシロスコープなんて使ったことがないのに自力でこれを直したとは、我ながら天晴れ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

¥1,100のオシロスコープが壊れちゃった

2020-02-13 09:15:13 | Weblog
昨日夕方、ネットで予算委員会を横目で見ながら予習も兼ねてもう一度HL-79Eを見ようとしたらオシロスコープの電源が入れっぱなし。ところが輝線が出ません。何をどうやってもダメです。何やら聞きなれない音が聞こえます。白々しい総理の答弁の音量を落としてオシロスコープの放熱部に耳を近づけると微かに「チリチリ」。
なんだこりゃ。電源を抜いてケースを開けました。


電解コンデンサーがいくつもあります。直感的にこの中のどれかが壊れたと判断。


ひとつづつ確認すると、これかな?


プラス側が変です。電解液が滲み出しているのかな。


ドライバーの先でゴムキャップを押してみました。


「やっぱり」。電解液が滲み出してきました。


これを交換するにはこのまま裏からハンダ作業は困難です。基板を外して落ち着いてやりましょう。


電解コンデンサーは他の回路部品と違い寿命があります。珍しい事じゃないし私も経験がありますが、手に入れて使い始めたばかりのオシロスコープで起きるとは想定外でした。カメラを直すつもりがオシロスコープの修理という事態、まあ世の中うまくいかないから面白いんです。

壊れた電解コンデンサーを取り出してみました。

ひどいことになっています。

今回はうっかり電源を入れっぱなしにしていたのが逆に幸いして早いうちに壊れて良かったと考えています。結果的にエージングを掛けたという事。
関連する回路が壊れていない補償はありませんが早急に電解コンデンサーを交換しなきゃいけません。さっそくネットで調べたら「せんごくネット通販」で全部買えます。

ここに送料が加算されるので¥3,000弱です。
元が¥1,100のオシロスコープには痛いなあ。とりあえず400V 47μF を2本だけ代引きで発注しました。

ということでHL-79Eはまた中断です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HL-79E 調整は順調

2020-02-12 11:35:44 | Weblog
外は晴れて気分爽快、午前中は79Eの調整を進めます。

今日はPROC-1Aです。この項目から。


FLARE VRをMINに絞ります。
おっと、違った! 下げるのはGAINでした。とりあえず中間にしておきます。


GAIN VRを下げます。


FLARE SWをOFF


TP3(Rch)にオシロスコープのプローブを引っ掛けて


波形を見ますが平らです。そんな筈はないぞ。


レンジを色々変えたりDCをACに変えたりしたらこんな波形。こういうことだろ。


VR3で段差がなくなるように調整。


続いてGchです。これはそのままで良好。


Bchもいい感じです。


続いてFLARE OFF SETです。
「ユニット前面のFLARE 調整器をMINにする」って、何だMINでいいんじゃないか。
FLAER SWをON/OFFして、


波形の段差が出ないようにこのVRで調整。


Rchです。ほとんど段差の変化はありませんでしたが


念のため調整。


Gchも調整不要でしたが敢えてわざと変化させて調整。


Bchも同様。


続いてOFF SET-2の調整。FLARE VRをMIN⇔MAXに変化させても段差が出ないように、これも調整するまでもありませんでした。


今日の最後、SHADE BALです。波形モニターに行く映像ケーブルをMONに繋ぎ、


MON切り替えスイッチをRにします。


平らになっているのでOK。ちなみにVR9を回すと波形が山形になったり凹んだりします。


Gchも前に調整済み。


Bchも問題なし。

ペデスタルがバラバラですがこれは別途調整項目があります。

ここでマニュアルの記入不足を発見。VRやTPの番号違いなんかでミスは珍しくありません。

VR20が〇しか書いてありません。

以上、これから今日の作業内容をノートを書いてお仕舞い。にしようと思ったけどもう一項目だけ。
GAIN調整です。CAL ONでTP2の電圧を0.4Vp-pに調整します。


オシロスコープは便利ですねえ。


Gch,Bchも調整しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Ikegami HL-79E 調整再び

2020-02-11 14:36:08 | Weblog
シンクロスコープを手に入れたので使い方を勉強しながらHL-79Eの調整再開です。


オシロスコープの調子を見るのを兼ねてPULSEユニットのCAL信号を確認。


きれいな波形が出ました。何度も調整しているから当然です。


次に今まで理解できなかったV PHASE調整です。


現状の波形を見ると


調整するのはこのVRです。ロックペイントがしてあるけどちょっと回してみました。


おっ、波形が二重になりました。


正確に重なるように調整。そういうことか、元々ピッタリ重なっていたんです。


次がわかりません。ENC出力をオシロスコープで監視というけどオシロをどういじってもそんな波形は出ません。
波形モニターの間違いじゃないの。


波形モニターはこんな状態です。


よくわからないので問題ないことにしてパス。
今後この作業は午前中限定で進めます。他にもやりたいことが色々ありますので。

と言いながら午後になってPULSEユニットの残り項目にかかりました。


オシロスコープで見ると電圧がオーバーしています。レンジ:0.5V/CM


このVRで調整して


1Vp-pになりました。レンジ:0.2V/CM


これ以上欲張るのはやめ。今日はここまでです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日はクリエイティブな作業

2020-02-10 16:44:23 | Weblog
古い放送用カメラとの付き合いと並行して本来の映像制作も進めないと本末転倒です。今日は久しぶりに製作中の映像作品を開いて現状の確認をしました。

映像ファイルはすべてこの外付け2TB HDDに入っています。


ほったらかしにしていたので改めて機器間の接続から。WinXPのワークステーションに内蔵したCanopus DVRex M1です。映像のキャプチャはこれを使います。DVもアナログもキャプチャできるので便利です。


Digital8ウォークマンです。製作中の作品はほとんどがDijital8収録ですが、一部使ったminiDVテープはPanasonic NV-DS70からキャプチャします。外部モニター用の出力があるのでDijital/Analog変換器として常用しています。DCRexもアナログ出力があって外部モニターに映像が出せますが微妙に画質が違います。
編集が一段落する度に内容をHi8テープにDijital8フォーマットで書き出してバックアップします。


カラーモニターはIkegami製がありますがもう一台のワークステーション専用にしたので今回Sonyの液晶テレビを繋ぎました。


このテレビは万能機で、ゲーム入力はともかく入力端子が色々揃っています。D端子はベーカムのコンポーネントも可能です。


側面にも端子があります。今回はここのS端子を使いました。


製作中の作品の最後のシーケンスです。正常に再生、テレビ画面で確認しました。


さて、
以上でいつでも編集作業できる状態になりました。
他にちょっとやったことを書いておきます。¥1,100で手にいれたオシロスコープですが、純正のプローブの他に直結のやつが付いてきました。先端のICクリップをプローブに失敬しましたがこれはこれで使うかも知れないのでなんとかしようと買い物のついでにこんな物を買ってきました。


これを


こうしました。


ついでに改めてオシロスコープの画面を撮影してみました。今日は傾かずに撮れたのでPhotoShopで開いて640x520でトリミング。

いいじゃないですか。

さて、明日は何から掛かりましょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HL-79E 調整に再挑戦するための準備

2020-02-09 16:29:03 | Weblog
昨日届いたLEADER LBO-508Bはクリーニングで新品のようになりました。夕べ各ツマミも取ってメラミンスポンジで徹底的に掃除したんです。ついでにケースにワックス掛けって、やりすぎかな。
次はプローブの不具合をなんとかしないと。


本来付属しているクリップ部が欠品しています。


接地側のミノ虫クリップも錆びています。


もう一本BNCから直結のコードがあってそちらにICクリップが付いていたのでこれを生かすことにします。ここに細いエナメル線をハンダ付け。


ちょうどピッタリの収縮チューブがあったので被せます。


プローブ側はエナメル線の被覆を剥がして丸くしてナット締め。


もっともらしくなりました。いずれプローブは買うつもりですが秋月で一番安い物で¥1,000。¥1,100(!)のオシロ本体にそれはいかかがなものか。


次の作業の合間に夕べ見つけた英語版のマニュアルを印刷。


使い方はこれでなんとかなるでしょう。


オシロスコープの波形撮影用アダプターは前に作ったIWATSU用を生かすことにしました。ただし、LEADERは画面の縁に溝が無いので他の方法で固定します。
ケース上面のビスを利用することにしました。


アルミ材を加工。


ここに取り付け。


このツメで引っ掛けるんです。


ステーを作りかえたLEDライトのステーです。


ライトを取り付けました。


こんな具合にアダプターを引っ掛けます。CAL信号の波形を出しています。ライトも点灯。


波形を撮ってみました。

画面がちょっと傾いていますが後でアダプターのカメラ台を調整します。
これをPhotoShopでトリミングすればいかにもそれらしい画像になりますよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オシロスコープが届くまで色々と

2020-02-08 10:46:21 | Weblog
ヤフオクで落札したLEADERのオシロスコープは発送してくれたようですが郵パックは遅いので今日は届かないでしょう。ならば昨日の続きを片付けちゃいます。
Arriflexの三脚アダプターの仕上げです。カメラ取り付けの1/4"穴付きボルトの棒スパナを収納するホルダーをなんとかします。

側面にM5ナットの逃げが必要なので、寒い外で手早く穴あけを済ませて組みました。

ところがMDF板に木ネジを締め込んだらヒビが入っちゃいました。

瞬間接着剤でヒビを埋めていたら

こんな事に。

よくあることです。こんなこともあろうかと用意してある瞬間接着剤剥がしを出して

解決。

ヒビは埋まりました。


出来上がり。


こんな凝ったことを考えたのはこれ、DAIWA製業務用三脚のヘッドH400が「いいね!」と思ったからです。


プレートの裏にカメラ固定ネジのレンチとツマミ固定の穴付きネジ用棒スパナが収納されています。


カメラ取り付けネジはコインで回すとしっかり締まらないのでこういう工具は便利です。


「ピンポーン」
荷物が来ました。オシロスコープです。早かったねえ。


さっそく開梱、今までのIWATSU5040と入れ替えてチェック。

使い方はこれから勉強しますがとりあえずCALの0.5Vp-p確認と調整を済ませました。またおもちゃがひとつ増えたぞ。
では、中古品を手に入れたときの恒例の儀式を始めます。クリーニングです。

劇落ちくんと綿棒、刷毛で前の人の手垢や汚れを落としましょう。

ケースはなんと塗装保護のシールがそのままでした。もちろんきれいに剥がしました。


内部は刷毛と掃除機でおおまかに掃除。深入りすると残念な事態になるかも。見違えるようにきれいになりました。


前のシンクロスコープは画面撮影用フードを作りましたが当然これには寸法が合いません。


そこをなんとかとおっつけて撮ってみました。


このオシロスコープは目盛りの照明がありません。前回作ったLED照明も改造を要します。


また仕事が増えちゃいました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする