夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E 大掃除の合間に気が付いて良かった

2019-05-21 15:42:55 | Weblog
HL-79Eの調整にHL-59を基準にしようと考えていましたが、大掃除でコレクションのカメラを棚から下ろして埃をはらっていてふと気が付きました。
私の59はレンズマウントがB4なんです。他は業務用も含めて全部B3の池上マウント。調整にぜひB3のPP(PATTERN PROJECTOR)内臓のレンズを使いたいので59ではダメ。急遽HL-57を使うことに変更です。
57はベーカムのBVV-5と一体化してあって重いので59のカメラアダプターに組み替えることにしました。

現状のHL-59です。


カメラアダプターCA-57Aを取り付けてあります。


レンズマウントはソニー仕様のB4です。


こちらはベーカム一体のHL-57。


レンズマウントは池上仕様のB3。


BVV-5を合体してあります。


HL-59のカメラアダプターを外して組み替えます。レンズは外す必要がありませんが説明写真を撮るために外しました。


黒い板状のパーツはショルダーパッド後ろのメクラ板で、ベーカム一体にする場合これが無いと不恰好になります。


メクラ板はここに取り付けます。


VCRアダプタはビス4本で取り付け。これはベーカムSP仕様のVA-95SAです。他にVA-95SというアダプタもありますがSPではないようです。


これがB4マウントです。


B4のレンズ側です。


HL-59のベーカム一体型が組みあがりました。


これは今回は使わないので棚に収めました。手前はベーカム一体型のHL-95。これはダイオードガンプランビコン3管の、現存する貴重なカメラです。


HL-57はカメラアダプターを取り付けるだけです。このレンズを使いたいので余計な手間がかかりました。


これなら軽量で取り回しが楽チンです。


大掃除は完了しました。
カメラの奥に見える棚に載っているのは3台の16mmカメラ。B&H70DR,BOLEX H16,Arriflex16Sですぞ。
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HL-79E 調整作業再開の前に整理整頓しなきゃ

2019-05-20 16:53:11 | Weblog
部屋の現状はこのありさま。


とにかく作業机の上が乱雑で「あのドライバーは何処?」「消しゴムは?」「マニュアルのコピーは?」。これじゃあ進まないわけです。足元も散らかって移動もままならない状態。


今日は机の上だけでもと整理整頓にかかりました。ドライバー類だけでも手を伸ばせば届く所に配置するために机の横の台を作り直しました。板に穴を開けてドライバーを差すようにすれば探す手間が不要です。テスターも余っていたケースに収納。


これで机の上はすっきり。


部屋中埃だらけ。明日は徹底的に掃除機と雑巾で大掃除です。半日がかりになりそう。


調整に当たって、問題のないHL-59があるのでこれを基準機にしようと考えています。比較する相手があるのは心強いですね。79E単独では加減がわかりませんが59はこうだと客観的に比べて判断することができます。

ついでに波形モニター/ベクトルスコープの波形を記録するアダプタも改良。コンデジで常に一定の条件で撮れるようにしました。
アダプタのカメラ位置が一定の座標で決まるようにした、つもりでしたがイマイチ。


光軸がズレていてちょっと歪んでいます。アルミ板で作ればもっと正確に出来るんですが余計な金がかかりますからねえ。
あと一息で良くなります。

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HL-59 マイクサポートの続き

2019-05-19 15:46:29 | Weblog
昨日作り直したマイクのサポートですが、午後別件でホームセンターへ行ったついでにゴム類のコーナーにちょうどいいスポンジゴムがありました。厚さ3mm幅30mmで粘着タイプで願ったりです。


昨日貼った5mmのスポンジを剝がして張替えです。


ベース部分も自作です。


HL-59に取り付けてみました。


自作と言わなければ違和感はありません。


来週はいよいよHL-79Eの調整に再挑戦です。必要と思われるチャート他揃ったのでそこそこの映像が出るようになるはずです。
それとHL-95の試し撮りも考えています。前回は真冬の弱い日差しでしたが季節は進んで初夏の光に満ちています。どんな結果になるか、今から楽しみです。ロケ地はいくつか案があります。
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趣味の工作 HL-59用マイクサポート改良

2019-05-18 16:36:29 | Weblog
私の手元のIkegami HL-57とHL-59ですが、マイクのサポートがひとつしかありません。これが無いとマイクがお辞儀しちゃって使えないので前に現物を参考に作りましたがイマイチなので今日思い切って作り直しました。

一個だけある純正品はこんな凝った作りです。


そっくりに作る技術はありませんので以前かなり適当に作りました。これでも実用にはなりますが。


1mmのアルミ板が余っていたのでこれを使うことにしました。


器用なところで曲げて丸めて


穴あけ加工


得意の粒々を出す塗装を施しました。


アルミにM5のタップでは心もとないのでナットを接着。


カメラに取り付けてマイクを装着。ダメです。もっと大径にしないと防振のスポンジを貼る余地がありません。アルミに塗装は密着が悪いのは承知の上ですがさっそくタッチアップする事態です。


作り直しです。またアルミ板を切って今度はマジックインクで丸みを決めました。


ベース部と固定するネジは頭の低いのを買ってきました。長いので4mmにカット。


今度はうまくいきそう。


塗装して5mmのNRスポンジを貼りました。でもスポンジが厚かったみたい。3mmって店にあったかな。気が向いてもう一度作るとしたらアルミ板は2mmにします。連結ネジもM3の皿ネジにしよ。
芸術的な仕上がりじゃありませんが今日のところはこれで良しとしましょう。


穏やかな土曜日の趣味の工作でした。
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HL-79E調整用リニアリティチャートをリメイク

2019-05-17 16:00:19 | Weblog
昔作ったリニアリティチャートは何を根拠にしたのか忘れてしまいました。ならばTSG 200のパターンを印刷すればいいんじゃないかと安易な思い付きです。
これがCONVERGENCEパターンをキャプチャした物。


PhotoShopで反転し、レベル補正しました。


出来上がった独自のパターンです。


さっそくケント紙に印刷。やはり昔作った物とは違いました。今考えているのはこのチャートをボードに貼って撮像、TSG 200のパターンを重ねてGchで可能な限りリニアリティを合わせ、RchとBchをGchに正確に合わせるという手順です。


前は720x480でキャプチャしたまま作ったらしいので縦横比が異なります。これで調整したら変なことになっちゃうぞ。


以上、HL-79E調整に必要な物はひと通り準備できました。こんな事は調整開始の前にやっておかなくちゃいけませんね。

週一のウォーキングでラップタイム更新です。先週、先々週は4.2Kmを33分ちょうどでしたが今日は6秒短縮おめでとう。


黒姫の湧水で水分補給。


午後、気まぐれにハードオフへ。こんな物を買ってきました。


miniDVテープはあれば必ず確保。ねじ込み式のフードは58mmってのがなかなか見つからなかったのに今日はありました。
Canon AUTO ZOOM 1014に使うためです。


ところが広角一杯にしたらケラレちゃうじゃありませんか。


でも思い直して息子の814を見たら前に私が手に入れたゴムのフードが付けてあって、同じ58mm。それを外して今日のフードを付けたらこちらはケラレません。ゴムのフードを1014に付けて万事解決。


今日はウォーキングを頑張り過ぎて疲れました。
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HL-79E 次の準備 うまくいくかも

2019-05-16 09:05:47 | Weblog
DEFユニットの調整項目にこんなのがあります。簡単におっしゃいますけど、どうすりゃいいの?
私のモニターはIkegamiだけどそんな機能は無いし。


手持ちの機材でこれが出来るんじゃないかと考えました。使うのはTektronixのTSG 200という信号発生器とSONYのXV-T500なるDIGITAL VIDEO TELOPPERです。XV-T500は本来生カメラで撮ったテロップやタイトルを記憶させて画面に合成させる物です。どちらも何かに使えるかもとジャンク品を安く買っておいたんです。今まで編集ラックの下で眠っていましたがこりゃあ大当たり。


TSG-200は実に多機能で本格的な映像関連作業には欠かせません。基本機能はBB信号発生器ですが、各種パターンを出すこともオーディオの1KHz出力も出来ます。


裏側はこんな具合です。


SIGNAL SELECTでパターンを出してみましょう。まず定番のカラーバー。


CONVERGENCE これが使えそうなんです。


SAFE AREA


NTC7 COMP これは何だろ。


MALTIBURST 周波数帯域(解像度)でしょう。


5 STEP


このパターンの中にあるCONVERGENCEをXV-T500でカメラ生出しのカラーバーに重ねました。XV-T500のCOLORは黒ですが白にした方が見やすいようです。その辺は実際やるときに考えましょう。
HL-59はこんな風にカラーバーにオリジナルのキャラクターを入れることができます。「5」は手元の放送用カメラの通し番号。79Eを使えるようにしないと「3」が欠番になっちゃいます。最終的にもう一台の79Eを直して「6」。


XV-T500の使い方が理解できなくて短気を起こしながらやっと重ねることが出来ました。いやはや手順が大変。忘れないうちにノートにメモ。


前に作っておいたリニアリティチャートです。これをボードに貼って撮像し、CONVERGENCE信号を重ねてリニアリティを調整しようという甘い考えです。

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HL-79E なおもグレースケールチャート作りに挑戦

2019-05-15 16:28:36 | Weblog
グレースケール自作にはまりました。早起きしたので心機一転、違う方向からのアプローチです。
その前に正規のグレースケールの値段を調べました。この分野では村上色彩研究所が知られています。ありました。4:3グレースケールチャートの一番小さいサイズ、有効画面125x100mmボール貼りで\22,000。無光沢顔料で反射率を厳密に決めて作ってあるのでこんな値段になるんですね。
では、朝一の作業です。要はHL-59でそれなりのグレースケール波形になるようにデータを決めようという事。うまく出来たらそれを79Eの調整に使います。
今日はIllustratorのデータを大幅に変えてみました。TV用グレースケールは11段階でグレーの濃さは均等ではありません。そこは手元の資料を参考にやってみたんですが、プリンターによる印刷は理屈が違うらしくてうまくいきません。今回は思い切って黒を段階をCMYKモードで100%、白を0%、段階は均等に割り振りました。(無茶苦茶だ)


そのデータでPLUSの「きれいなマット紙」で印刷。


HL-59で撮りました。シネライトを当て、フィルターは3000K、ブラックバランス/ホワイトバランスをとりました。


波形モニターは

理屈には合いませんがいい傾向です。黒と白、中央はそのままで段階を修正すればいけそうな感触。

作業は続きます。グレーの濃度を変えては印刷、波形の観察を繰り返しました。インクがどんどん減っていきます。


今度こそ成功してくれ。
諧調のデータはYMCKモードで黒:100%,85,75,65,57,50,43,35,25,13,白:0%です。(適当ですから参考にはしないでください)


ついにきれいなⅩ字になりました! 照明を工夫して一様な明るさにすればもっと良くなると思います。


悪戦苦闘の跡です。裏をメモ用紙にしましょう。


まだ時間があったのでHL-59を棚に戻してHL-79EのPOWERユニットの電圧を再確認しました。+730Vが10Vオーバーしていて調整した他はOK。電圧が正しくないと他の調整は意味がありません。


ついでにグレースケールの波形を確認。今日作ったチャートがさっそく役に立ちます。

59とは違いますが現状ではこんなもんでしょう。ガンマはいじらなくても良さそうです。
ということで、今日はひとつ前進。

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HL-79E グレースケールチャートの作り直し

2019-05-14 17:10:31 | Weblog
HL-79Eの調整に必要なグレースケールチャートは前に作って印刷しましたが、これも見直しました。印刷した紙はいかにもそれらしいんですがもっと改良しないと「もどき」です。
朝からデータの確認です。

前回はこのデータをPhoto Shopに送って印刷しましたが、Photo Shopのデータを見たら小数点以下がカットされていました。実際はデータとして残っているのかも知れませんが、今回はIllustratorから何種類かの紙に直接印刷テストをしました。

 ①ダイソーの光沢紙
 ②PLUS きれいなマット紙
 ③セリアのケント紙

①と②は全くダメでした。③のケント紙は予想に反して今までで一番良好でした。見た目は印刷面が粗くてひどいのに。


グレースケールのデータが載っていたのはこの本です。


各段階の反射率データです。


昨日買ったノートに作業内容と結果を記録しておきました。


カメラに300Wシネライト装着。


クリップボードを改造したパネルにケント紙のチャートを挟んで、


ホワイトバランスをセット、レンズのアイリスをマニュアルで操作して波形モニターで適当なレベルになるように調整。


完全ではありませんが本の写真に似た波形になりました。

買い物のついでにキングのケント紙を見つけたので買ってきて包装を開いてみたら先程の物より高品質でした。

さっそく印刷したら仕上がりが別物。これはいいです。グレースケールはこれでいきましょう。

知らないということは怖いもの知らず。反射率とCMYKのKの関係なんて深くは考えませんでした。色彩の世界では全く違う次元なんだろうなと思いますし、プリンターのインクと紙も大きく関わりますが、面白い試みです。
でも、このチャートで調整するのはさすがに躊躇します。
今、ひらめきました。コレクションのカメラの中でHL-59は恐らく調整が大幅にズレていないでしょうから、そちらできれいなⅩ字波形になるようにチャートを作ればいいんだ!

雷が鳴りました! 危ないのでこれでPC他一式電源を抜きます。

雷鳴は一発だけ。
棚からHL-59を下ろして自作グレースケールを撮ってみることにしました。

79Eと似た傾向です。ということはやはりこれできれいなⅩ字になるようにグレースケールを作ればいいという事。でも、どうすりゃいいんだろ。

ついでに59のカラーバーをベクトルスコープに入れてみたら、

完璧に田の字に収まっていました。

波形モニターの波形も完璧です。


久しぶりに見た59生出し(卑猥な言い方)は目が覚めたような鮮明な映像でした。Ikegamiは言いませんが59の9は水平解像度900本を暗示していると私は理解しています。
HL-59の映像を見てしまうと解像感では79Eは劣ります。でもいいんです。「3管は味で勝負だ」

ここで冷静にグレースケールの波形を見て、変だと気がつきました。「ビデオ技術マニュアル」によるとⅩ字のクロスポイントがスケールの55%前後にあればカメラのガンマ補償回路が正常とのことですが自作のチャートでは浮き上がっています。データをいじらず印刷設定のコントラストを+にしたり-にして試しましたがダメです。黒をもっと落としてやろうと紙をPLUSのマット紙に戻してもう一度印刷してみました。先程はダメだったのになぜか今度はきれいに印刷できたので59で撮りました。これによって確かに黒は落ちましたが階段が均等になりません。

今日の試行錯誤で傾向はつかめました。反射率とPC上でのグレーレベルは違うんですね。そうとわかれば勉強するだけです。

本物のグレースケールチャートとはまるで違うのは確かです。「そんなことも知らないのか」って突っ込んでもいいですよ。馬鹿の考え休むに似たり。
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午後から更なるHL-79E調整の準備

2019-05-13 16:06:13 | Weblog
月金恒例の須坂の実家訪問の後、毎度のハードオフで何かないかと物色。今日も見つけてしまいました。コシナのNIKONマウントレンズです。NIKON FEに使えそう!これはNIKONで言うAIレンズらしいので好都合と\1,620で買っちゃいました。ズームレンズは好きじゃないけど28mm-80mmはこれ一本で万能です。


今まで装着していたのはNIKKOR-H 50mm。これで不満はありませんがAIではないので露出を決める際、レンズ脇のレバーで絞り込んで決めるのがわずらわしいと感じていました。前にもコシナレンズは持っていたんですが分解掃除しようとしてレンズに致命的な傷を付けてガラクタにしちゃったんです。

FEはAIも非AIも使えますがこの爪に要注意。非AIレンズの場合は小さなボタンを押して爪を起してやります。


AIのときは爪を倒します。以前それを知らずに爪を倒したまま非AIレンズを無理に装着して外せなくなって焦ったことがありました。


爪を倒して買ってきたレンズを装着。


問題はありません。ズーム、ピントの操作感も良し。


型番と仕様。マイナーなメーカーですが実は優れものを出しているそうです。


レンズの根元の小さな絞り値表示はファインダー内の上の小さな窓から見えます。


そういえばモノクロフィルムを入れてあったんです。まだ生きてるかな?


午後からHL-79Eの今後の準備にかかりました。
調整を進めてきましたが、この分厚いマニュアルをあっちのページ、こっちの図と一々めくる必要があって不便です。


せめて必要な図だけでもコピーしておけば能率が上がるんじゃないかと、バインダーを開いて


プリンター(複合機)のカラーコピー機能でコピーしました。ここでスキャナーの調子がイマイチだと思ったらガラスの裏面が曇ってるじゃないですか。これもなんとかしないと。


必要と思われる図を11枚コピー。


セリアに寄ってケント紙を買ってきました。先日各種チャートを印刷したときは手元のマット紙で間に合わせましたがケント紙は白く見せる蛍光材を使ってないのでホワイトバランスを取るには理想的、らしいです。


作業内容を記録するノートも新しいのを準備しました。やっぱりメモじゃあ後で整理が大変です。このノートにその日やった内容を全部記録する予定です。今までのメモは捨てちゃいましょう。


まだ課題が残っています。グレースケールと変調度パターンです。グレースケールはケント紙で印刷してみるしかありません。変調度パターンはマット紙では細かい(周波数の高い側)がマット紙ではきれいに印刷できず線同士が干渉してしまいました。写真用紙の高級品ならどうでしょうか。L版なら使い残しがあるので試してみます。

Illustratorを開いて前に作った変調度パターンを開いてみたら印刷したのは間違えて作った方でした。
改めて正しいデータをとりあえずマット紙で印刷してみました。


いいじゃないですか。6MHzまではっきり分離して見えます。背景のグレーもきれいに出ました。意外な結果です。でもこのマット紙は蛍光処理してあるのでホワイトバランスに影響があるかも。考えすぎかな。


続いてケント紙に印刷。紙の繊維が荒いのでグレーの背景が汚いし黒が締まりません。レジチャートとトラッキングチャートなら使えると思いますが。


ということで今日やったことも貴重な資料ですからノートに書いておきます。
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両手でハンドルを握るのがそんなに嫌ですか

2019-05-12 18:57:14 | Weblog
今日はHL-79Eはいじりません。朝から久しぶりに愛車レガシィB4の洗車とワックス掛け、室内も清掃しました。大体洗車の翌日は雨が降るのが常、そんなものです。
午後は買い物があってホームセンターへ。タキロンのポリカ波板の10尺を買うためです。10尺というと3m強ですから常識的に乗用車には積めないと思うでしょう。ところがB4は後席中央の背もたれを倒して助手席をリクライニングすると載っちゃうんです。便利な車です。

話題はそんな事じゃないんでした。今日も連休を避けて車で遠出する人が多かったんですが、対向車と後続車を見るにつけ片手ハンドルが最近目立ちます。左ひじをアームレストに着いて、汚いものに触るみたいに右手をハンドルにかけるあれです。私は勝手に”招き猫スタイル”と命名しました。あれって、何を考えているんでしょう。片手ハンドルにはメリットは何も無いし、危険極まりない行為です。「運転には慣れてるから片手で充分だ」「みんなやってるから」とでも考えているんでしょうか。こともあろうかパトカーとタクシーでも見かけました!

昔の事を言うと時代が違うと文句が出そうですが敢えて言います。昔は「運転中のタバコは片手運転になって危ないからやめろ」「右ひじを窓枠に乗せた運転はするな」って言われたもんです。
車のハンドルがなぜ丸くなったかあの人たちは考えたことがあるのか、いや、そんなことは全く考えないんでしょう。初期の車はレバー式の棒ハンドルだったのですが路面からの衝撃やくしゃみで思わぬ方向に切って事故が多かった結果、今の丸ハンドルになったと昔のTVで知った知識です。
これも最近多いようですがウインカーを出さずに進路変更したり交差点を曲がる車って、片手ハンドルが原因じゃないかと思います。片手ハンドルじゃウインカー操作はできませんよね。いつだったか、トンネルの入り口で右側の壁に激突して老夫婦が亡くなった事故がありましたが爺様が片手運転していてくしゃみをして操作を誤った可能性があると思いました。首都高で速度を出しすぎてカーブを曲がりきれずに蛇行して側壁にぶつかるなんてのも片手ハンドルじゃないかな。
片手ハンドルは世界的傾向のようです。海外のドラマでも見かけます。こういうのって、流行り言葉と同じで伝染するみたいです。(ネットの「ワロタ」「草」「(笑)」「(W)」寒気がします)

とにかく車に関してはハードもソフトも破綻しています。ハードでは奇天烈極まりないデザインの半分プラスチックの車ばかりになったし、メディアでは当然とりあげませんが問題のある車も複数あって、それが売れているという恐ろしい実態。私にいわせればマニュアル車が運転できない人は運転すべきじゃないし、同じ考えの人は多いようです。オートマ/パワステ/エアコン/オーディオ、加えてナビ。こんなものを装備した結果、実に安直に誰でも車を乗り回すようになりました。
また昔の話ですが、私の時代は16歳で原付または原付2種の免許を取ってバイクを乗り回して失敗を経験にしてから普通車の免許を取ったもので段階がありました。私は元々オートバイが好きで最後はナナハンに乗っていましたが、普通車の免許を取って車に乗るようになった時、当時乗っていた250ccのスポーツバイクと比べて「自動車って、こんなに足が遅いのか」と愕然としたものです。そんな感覚の世代も居るんです。自転車からいきなり車に乗る世代とは次元が違います。

ついでですから言っちゃいましょう。私は運転するとき靴は運転しやすいものを履きます。一番気に入っているのはワークマンで買った内装職人が履く上履きです。これは底が薄くて微妙なアクセルワークが可能です。女性でハイヒール、男性で草履で運転する人がいますがとんでもない事。
手は指なしの革手袋着用。前はドライビンググローブでしたが夏場は具合が悪いので今はもっぱらこれを愛用しています。手袋をはめる間に意識を運転モードに切り替えますが、このわずかな時間を大事にします。
着るものは季節に合ったもので間に合わせますが真冬でも体のホールドを考えて厚着はしません。B4はヒーターがありますから、ってどの車もあるか。モカモカのダウンを着て運転している女性、あれを見ると呆れます。
ズボンはユニクロの伸び伸びジーンズが最高。ピッタリしているけど足は自由で動きの邪魔になりません。
私の愛車は意に反してオートマですが基本通りアクセルとブレーキは右足、左足はフットレストで踏ん張って腰と背中でしっかり体をホールドします。左足ブレーキは体のホールドができません。右足でアクセルを踏みながら左足のブレーキの加減でスピードを維持して坂道を上っていく車を目撃しましたが、しばらくどうなっているのか理解できませんでした。

ハンドルは指は使わず手のひらを押し付け気味にして上半身のホールドを補助。ハンドルはつかまる物ではありません。
ハンドルはもちろん両手で操作しますが回し方を最近変えました。9時15分は今まで通り、基本は送りハンドルです。いわゆるプッシュプルです。慣れるまでは交差点でまごつきましたがスムーズに切れるようになりました。他にF1みたいなグリップ操作と自動車学校で教えるクロスハンドルも使えて状況に応じて使い分けます。くどいけど、片手ハンドルは絶対やりません。

片手ハンドル以外にも車で走っていると妙な運転が目立ちます。右カーブの内回りと左カーブの外回りは日常的です。同じ人が同じカーブを対向したら間違いなく正面衝突します。頭が一方通行でそんなことには考えが及ばないのか。私はイエローラインの対向車線は奈落の底と考えています。それ以前にイエローラインはウ○コで引いてあると。
左に曲がるのに右に大きく膨らむ人も頻繁に見かけます。90度のカーブを80度で曲がってどうすんの。アウトインアウトのつもりだったら根本的に間違えていますよ。(私は2輪と4輪で何度かサーキット走行を経験)
上り坂で速度がどんどん落ちる運転も見ます。上り下りが認識できない人なんでしょう。

自宅の居間の延長で運転をしているんじゃないかと思われる運転者が多すぎます。
私の持論ですが男性の99,8%と女性の99.9%は運転不適格です。こういうと必ず「何を根拠にその数字を出したのか」「そういうオマエはどうなんだ」「アンタは一切違反しないんだな」と突込みが入るのはもちろん想定内。法律遵守の模範運転者だとは言いません。
実際、運転していて運転技術もマナーも素晴らしいと思う人に遭遇するのは年に一度、いや、数年に一度あるかないか。絶望的状況です。

他にも言いたい事は山ほどありますが文章では伝わらないと思うので機会を見て私の運転を動画でお見せしましょう。
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