夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

五月晴れにHL-79Eをいじる

2019-05-05 15:50:15 | Weblog
いやいや今日は絵に描いたような五月晴れです。
朝から79Eをいじり始めましたが、その後で買い物の付き合いに出て午前中は時間切れ。午後から続きです。
今回はアプローチを変えて(いつもこれです)Gchのアライメントとトラッキングをそこそこまで決めることにしました。
初めにGEOMETRIC基板の、GchのVRを全部minとmaxの中間にセット。これをしておかないといくら他の調整をしても収集しないからです。RchとBchは後で調整します。

VRは何回転も回るわけじゃないからいいだろう

スイッチをMONにしてGchを選びます。

写真の角度の関係で半端に見えますがGです

レンズのPPでモニターを確認。撮像管ユニットでローテーションを改めて調整しました。

まあまあですがあと一息

DEF基板の調整はいろいろあるので大変。どれをいじると何がどう変わるかモニターを見て時計ドライバーでVRを回します。

あちらを立てればこちらが立たず

マニュアルが無かったらどうにもならなくなります。

とりあえずGchだけ調整

今日のところはここまでにします。理屈ではRchとBchも同じやり方で追い込んでからR-G,B-Gを可能な限り重ねればいいはずです。

この位で妥協かな

本当は「リニアリティチャート」を撮像して調整するんですが、替わりに自作のチャートを撮ったらかなり歪があります。それでどういじっても収束しないのは古いカメラですから回路定数が変わっちゃっているからだろうと判断しています。特に左上はS字状に歪んでいます。最終的にそこはレジが合わなくても解像度の高い被写体を避ければ誤魔化せる、かな。いずれにせよ(安倍総理の口癖)工場出荷状態まで復活させるのは初めから望んでいません。
オーディオの世界では電解コンデンサーを全部交換する人も居るらしいですね。

自作の簡易リニアリティチャートです。

こんなのでいいのかな

家の庭はまさに春です。皐月の空のはぐれ雲。


八重桜が満開です。


昔職場の同僚からもらった山ツツジも。


紫陽花の葉も元気に開きました。




コメント
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