夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E 調整はわからない事ばっかり

2019-05-29 16:53:41 | Weblog
SHADEユニットをいじってみました。
前にも調整したはずですが、もう一度。


カメラのGAINを上げてもペデスタルのレベルが変わらないようにBLK SETで調整します。


その他にもひずみの調整がありますが、「あれっ、これは前に調整したぞ」まったく、行きつ戻りつで堂々巡りです。
次にPRE AMPを改めて調整しました。


ブランキング期間を0V DCに調整するんですが、先日と様子が違います。シンクロスコープの波形はこんなんじゃなかったけど要はゼロVにすりゃあいいんだろとやりましたが、ここでトラブル発生。Rchが調整範囲が下にあって0Vに出来ません。


それとRchとBchのCALが対応するVRを回しても変化しません。Gchは問題なしです。
状況をメモして、予備品の山からRchのPREAMPを持ってきて交換してみました。




下に置いてあるのが今までの物です。


結果は上々、0Vを超えています。これを0Vに調整しました。

ところがしばらくしたら交換前と同じ状況になってしまいました。何で?

これはまた後日考えるとして、トラッキング調整。(フランジバック調整ともいいます)普段はいい加減なやり方ですが今回は正しい方法でやりました。


レンズのフランジバック固定ネジを緩めて


望遠一杯に引っ張ってトラッキングチャートにピントを合わせます。照明を加減してF開放、つまり被写界深度を浅くするのがミソ。


次にレンズを最広角にしてレンズの根元のフランジバック調整部でしっかりピントを合わせます。

望遠にしてピントが合っていれば合格です。

ここで思いついて、格子縞信号(自作したパターン)とカメラ映像の重乗をやってみました。先日は実験で可能なことを確認済みですがこのためだったんです。


目論見通りうまいこと重なりました。っていうか、ズレています。これはGchです。

このズレを調整しようという訳です。Gchで合わせて基準にしてRchとBchをそれに合わせればいい理屈です。このパターンが無いとリニアリティと無関係に相対的に合うだけになってしまいます。

DEFユニットで基本的な調整をします。明日以降ですが。

コメント
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