今朝は台風の影響でしょうか、朝は過ごしやすい陽気で虎次郎も庭の特等席で一休み。
恒例の湧き水汲みに行ってきましたが盆休みが終わって隣町は静かでした。
今度作ろうとしている映像作品に使うのは16ミリですが、第一段階は古い世代の放送用カメラです。
理想は Ikegami HL-79E ですが、機動性を考えた上で HL-95 に BVV-5 を組み合わせて使います。
今回はその前段階で HL-95 にセットした FUJINON レンズの画角についてテストしました。
先日思いついた、16ミリカメラ Bell&Howell 70DR のファインダーをディレクターファインダー替わりにする件から。
広角の 12.7mm が放送用レンズの広角と画角が近いのではと考えた訳です。
HL59 を三脚にセットしてファインダーをのぞいたら「こっちの方が広い範囲が見えるじゃないか」。
ではテストの内容について。
カメラはベーカムドッカブルの Ikegami HL-59 です。
最初にフランジバックの確認。
① レンズを最望遠にして古いバイクのハンドルにフォーカスを合わせて
レンズのフランジバック固定ねじを緩めて
② 広角側でフォーカスを合わせて望遠にして確認。
前に調整してありますが念のためです。
③ では、仮の被写体を撮りましょう。これは HL-59 の映像から書き出した静止画です。
レンズは FUJINON A18×8.5 FERM-11D 1:1.7/8.5-153mm 広角端
同じ位置、アングルで Canon EOS20D の広角端 17mm だと
こちらの方が画角が広いです。
24mm 付近のこの位置にするとほぼ放送用レンズの画角と近くなります。マーキングしました。
アスペクト比が SDビデオは 4:3 、EOS20D は3:2 なのでそこも加味する必要がありますがカメラ位置を決めるには役に立ちそうです。
ここで思い付いてコンデジでもいけるんじゃないかと試してみました。
これがいけそうです。あいにくこれで同じ位置で撮ったはずの写真が撮れていなくて残念ですが。
なんのことはない、このカメラのファインダーでカメラ位置とアングルの確認は可能という結論。
①、②、③ はHL59 で撮った映像から書き出した静止画です。鮮明なので驚きました。
大げさなテストでしたがアングルファインダーの代用は手持ちのコンデジで間に合うことが分かりました。
Bell&howell 70DR のファインダーは画角が狭くて使えないという結論です。
今回のテストで収穫がありました。
HL-59 のベーカム仕様は「画質」が抜群です。
これはこれで利用価値がありそう!