先日ヤフオクで35ミリ映画用のアングルファインダーが出ていました。
これは前から欲しかった物です。
入札しようか迷いましたが「あれがあるじゃないか」。
そう、B&H 70DR の光学ファインダーです。
ネジを2本抜くと外れるんです。
ファインダー用のレンズは3本あって、これは広角の 12.5mm 。
他に標準の 1" と望遠の 75mm ( 3") があって、撮影レンズと対になっています。
こちらは接眼部。
主に使いたいのは 12.5mm です。画角はほぼ放送用レンズの 9mm 相当だと思います。
今作ろうとしている作品は広角を多用して現実感を出す計画なのでうってつけ。
コンパクトなので構図とカメラ位置の決定に手軽に使えそうです。
デジイチで代用することもできますがアスペクト比が微妙に違うので却下。
デジイチはズームレンズなので構図を決める際安直にズームでトリミングしちゃうという致命的欠点があります。
ビデオでも写真でも自分は動かないでズームで解決、は私もついやりますがあれはいけません。
それと、望遠で背景をぼかすのも私は大嫌い。
主題を引き立てるという説がありますが逆に画面が平面的になります。
ぼかすなら全部ぼかせ!。
最近のテレビドラマは背景をぼかした薄暗い画面で役者が叫んでいるか泣いているイメージしかありません。