夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

一年前がまるで昨日のような感覚

2021-11-22 15:11:34 | Weblog
昨日は午前中大事な用件を済ませて午後は思いついてあの一帯の写真を撮ろうと出掛けました。
場所は長野市の芋井地区、通称西山。去年の今頃何度か訪れて写真と Ikegami HL-79E の試し撮りをした所です。
何度目かに訪れた際、帰りにりんご畑で収穫中のお母さんと話し込んで、収穫したばかりの「サンフジ」をふたついただき、帰ってから食べました。北信濃に生まれ育って子供の頃からりんごの味は知っているはずですが、それは今まで経験したことのない素晴らしい味でした。山間地で南斜面で日当たり良好、水はけも良さそうな地形が効ているんでしょう。
あれ以来あの地区が大好きになって、今シーズンも行ってみようと考えていました。
途中、去年もなんとなく惹かれて写真とビデオを撮ったバス停で車を降りて一枚。

2021/11/21 13:49

帰ってから去年の写真を探して比べてみました。

2020/11/23 12:04

昨日の写真は画面が傾いていますが、カメラ位置もアングルも構図も去年とほとんど同じです。あの時の写真を印刷して持っていって参考にした訳じゃないのに。
写真を撮るとき、去年のことが鮮やかに蘇りました。それはまるで数日前、いや、つい先程のような不思議な感覚。丸一年経過しているのに。
あの日はここでビデオを撮影してから左の道を進んで晩秋の風景を何カットか撮影しましたが、この先に行けば撮像管の古い放送用カメラで風景を撮っている自分に遭遇するんじゃないかと、一瞬思いました。

これは去年ですが、ここにあの日の自分が居そう。

2020/11/23 12:46

ついでにあっちこっち回って素敵なバス停を見つけました。撮影の合い間に休憩するのに使えそうです。

2021/11/21 13:27

歳を重ねたせいでしょうか、晩秋の低い日差しのこんな状況が内面の心象風景とピッタリ一致します。

2021/11/21 13:40

昨日のことも一年後に写真を見てつい先程だったような感覚が蘇るんでしょうか。

では、Arriflex 16S のバッテリーユニット作りを続けます。
コメント
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