薫 風 ~KUNPOO~

初夏に薫る爽やかな風に思いをよせ、YukirinとKaorinが日々の出来事などを綴るページです。

新・科捜研の女

2005-07-29 | ド ラ マ
■ 木曜夜9時ドラマ『新・科捜研の女』を見ている。沢口靖子もさすがに歳をとったなぁ~という印象は否めないけれど、コミカルな演技は見ていておもしろい。(ネタばれ注意!です)

■ 昨晩は猫を可愛がっていた独居老人が、近所の猫アレルギーの住民に殺されてしまう話。猫を可愛がるあまり野良猫にエサを与えてしまい、野良猫が増えてしまって近所迷惑となるというのは、実際よく聞く話。昨日はミケとトラの2匹だけだったけど、多くの場合、猫が増えるだけ増え、この家は猫屋敷と化してしまう。

■ ここからさらに状況が悪くなると、家の中を猫がわがもの顔で飛び回り、食べ残した餌のカスや糞のため、部屋の中は足の踏み場がないドロドロ状態と化してしまう。ドラマの中では沢口靖子たちが猫を捕まえ、たやすく抱きかかえていたが、ふつうはそうは問屋がおろさない。薄い布の手袋をつけたぐらいじゃ到底ダメで、腕中引っかき傷だらけになってしまうだろう。

■ ドラマは、唯一の目撃者たる猫を追うため、化学的に猫のマーキング場所を洗い出し、DNA鑑定までして猫を捕まえる。どこまでが現実に捜査として行われているこのなのかはわからないが、昔の刑事ドラマとはちがって、現場に残された物証から科学的に犯人を絞り込む、という展開がおもしろいし、それがこのドラマのウリだろう。(でも、DNA鑑定だって、結構なお金がかかるんだろうなぁ)

■ がしかし、前回の文化財Gメンのファイルもそうだったけれど、どーもこのドラマの場合、殺人の動機とか死因とかが弱いような気がしてならない。前回だって女性が、重要文化財の木像で住職を殴ったくらいでよろけて頭をぶつけて死んでしまうし、昨日も主婦と争ったはずみで転んだら頭をぶつけて死んでしまった。だいたい、両方とも、殺人というよりはほとんど事故じゃなかろうか。

■ などと思いながらも、いろいろな科学的な謎解きがおもしろくて、毎回見てしまいそうだ。脚本も、随所に複線がはってあり、ひとつひとつのセリフが見落とせない。とくに榊親子が、今後どのような展開を見せるのかが楽しみです。

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1 コメント

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見ております (kaorin)
2005-07-30 19:25:51
普段はあまりドラマを見ませんが、私もこれは見ております。「最近はこんなことまでわかるのね」等関心しながら・・・
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