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■ 私にとって、いよいよ授業も最終日。困ったことに、自分の国の何か伝統的な遊びについてプレゼンをしなければならなくなった。そんな事、急に言われても、なぁ。仕方がないので、百人一首や短歌の話をすることにした。
■ 日本古来の詩は、西洋のように韻をふむのではなく、5・7・5・7・7という文字数によって詠む。などと適当に説明してから、とっさに思いついた歌を例に取り上げようとした。「花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」と言おうとしたとたん、「ハナノイロ…ハ?」いきなり、字余りかよ~。
■ えぇ~い、いいや、「ハナノイロ」で切ってしまえ~。どうせ日本人は私一人だから誰にもわかるまい。ちなみに、作者も清少納言だなどと説明してしまった(正しくは小野小町…です)。あぁ、何といういい加減さ…
■ さらに追い討ちをかけるようにKoreanから質問が飛んできた。「日本の相撲をテレビでよく見るが、取り組みのとき行事は一体なんと言っているのか」と。最近は、相撲も世界中継されているようだ。う~む、「ハッケヨ~イ、ノコッタ」のことなんだろうが、「ノコッタ」のほうはきっと土俵から出るなということなんだろうが…、「ハッケヨイ?」さて、そんなこと、私に聞かれても、なぁ。
■ またしてもよくわからなかったので、「あぁ、あれはFight!と言っているんだよ」と軽くいなしておいた。日本へ帰ってきてから調べてみたところ、「八卦良い」とは占いから来ていることだとか。知らなかったな~、相撲って格闘技的要素ばかりではなく、古来からの神事も兼ねていたのね。
■ それ以来、私はガイジンが自国の文化について語るとき、彼の話をあまり信用しないことにしている。あぁ、ブンカって、ムツカシイ。
■ 日本古来の詩は、西洋のように韻をふむのではなく、5・7・5・7・7という文字数によって詠む。などと適当に説明してから、とっさに思いついた歌を例に取り上げようとした。「花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」と言おうとしたとたん、「ハナノイロ…ハ?」いきなり、字余りかよ~。
■ えぇ~い、いいや、「ハナノイロ」で切ってしまえ~。どうせ日本人は私一人だから誰にもわかるまい。ちなみに、作者も清少納言だなどと説明してしまった(正しくは小野小町…です)。あぁ、何といういい加減さ…
■ さらに追い討ちをかけるようにKoreanから質問が飛んできた。「日本の相撲をテレビでよく見るが、取り組みのとき行事は一体なんと言っているのか」と。最近は、相撲も世界中継されているようだ。う~む、「ハッケヨ~イ、ノコッタ」のことなんだろうが、「ノコッタ」のほうはきっと土俵から出るなということなんだろうが…、「ハッケヨイ?」さて、そんなこと、私に聞かれても、なぁ。
■ またしてもよくわからなかったので、「あぁ、あれはFight!と言っているんだよ」と軽くいなしておいた。日本へ帰ってきてから調べてみたところ、「八卦良い」とは占いから来ていることだとか。知らなかったな~、相撲って格闘技的要素ばかりではなく、古来からの神事も兼ねていたのね。
■ それ以来、私はガイジンが自国の文化について語るとき、彼の話をあまり信用しないことにしている。あぁ、ブンカって、ムツカシイ。