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Rainy Day Music/The Jayhawks

2005年06月11日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = YUKIO
URL = http://www.ne.jp/asahi/yukio/hello/
タイトル = Rainy Day Music(2003年)
アーティスト = The Jayhawks
コメント =梅雨入したら絶対書こうと決めていました...(^-^; しかも名盤として。
 このアルバムはジェイホークスのメジャーデヴュー作『ハリウッド・タウン・ホール』から数えると5枚目(インディーズ時代2枚あり)になり、現時点においては最新作であり、自分の中ではジェイホークスの最高傑作でありオルタナティヴカントリーの名盤ということになっています...笑。
 キラキラとしたギターのアルペジオや素朴なバンジョーやアコースティックギターの音色に今時こんな純粋無垢な歌で大丈夫かい?という感じの切なくはかない曲が心にしみます。さかのぼればバーズなどに直結しそうな伝統的なアメリカンロックにのった、朴訥だけど美しいメロディとハーモニーが素敵なアルバムです。別に雨の日に聞かなくてもいいですが、心も洗い流してくれるような清らかな音楽を雨の日に聞くのも気分かもしれません。

 初期ジェイホークスはマーク・オルソンとゲイリー・ロウリスの双頭バンドであり、二人のツインリードヴォーカルはとても美しいものでした。マーク・オルソンは、ヴィクトリア・ウィリアムスとの生活と活動を選択し、『トゥモロー・ザ・グリーン・グラス』を最後にジェイホークスを離れてしまい、ちょっとジェイホークス大丈夫かという感じだったのですが、この『レイニー・ディ・ミュージック』で見事なまでにマーク・オルソン抜きでのジェイホークスサウンドを確立した感じがします。
 プロデュースはイーサン・ジョンズ。クリス・スティル、マシュー・スウィート、ジェイコブ・ディラン、バーニー・リードンなどがゲスト参加しています。アメリカンロックの純真聞いてみてください。
 
http://www.thejayhawks.net/
http://www.jayhawksfanpage.com/
http://www.losthighwayrecords.com/



Rainy Day Music
The Jayhawks
American/Lost Highway
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ハリウッド・タウン・ホール~聖林公会堂
ザ・ジェイホークス
ユニバーサルインターナショナル
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メジャー・デヴュー作で、初期の名作といえます。深く沈み陰影感のあるミディアムなロックは若々しいヴォーカルのせいか1970年前後へのタイムスリップ感を味合わせてくれます。マークとゲイリーのツインリードヴォーカルにはひたすら涙です。

トゥモロー・ザ・グリーン・グラス
ザ・ジェイホークス
ユニバーサルインターナショナル
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甘酸っぱい名曲「ブルー」やグランド・ファンクの「バッド・タイム」のカヴァーを含むややポップになったアルバム。「ミス・ウィリアムズ・ギター」はヴィクトリア・ウィリアムスのことを歌ったもので、マーク・オルソンはヴィクトリア・ウィリアムズと結婚し、バンドを離れて行き、マークとゲイリーのツインリードヴァーカルが聞ける最後のアルバムとなりました。

December`s Child
MARK & CREEKDIPPERS OLSON
Dualtone
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ジェイホークスを離れてヴィクトリア・ウィリアムズとともに活動し何枚かアルバムを出しているマーク・オルソンですが、このアルバムでは「セイ・ユール・ビー・マイン」にゲイリー・ロウリスがゲスト参加していて久々に懐かしいハーモニーが聞けます。もちろんヴィクトリア・ウィリアムスも参加しています。
http://www.creekdipper.com/

Water to Drink
Victoria Williams
Atlantic
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多発性硬化症という難病に冒されているというヴィクトリア・ウィリアムスですが、奔放でちょっと甘えるような独特なヴォイスが魅力です。ジェイホークスに「ミス・ウィリアムズ・ギター」と歌われたへたうまチックなエレクトリックギターのソロもご愛嬌って感じでしょうか。ご機嫌なルーツロックの中に突然ボサノバが出て来たり面白いアルバムです。
http://www.creekdipper.com/

ザ・ソーンズ
ザ・ソーンズ
ソニーミュージックエンタテインメント
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ジェイホークスとも交流のあるマシュー・スウィートを中心として結成されたユニットです。「アイ・キャント・リメンバー」がプチヒットしました。ジェイホークスの名曲「ブルー」がカヴァーされているのもジェイホークスに敬意を表してのことでしょうか。いい曲ですからね~。
http://www.thethornsmusic.com/

ウィアード・テイルズ
ゴールデン・スモッグ
ビデオアーツ・ミュージック
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いわゆるサイド・プロジェクトというのでしょうか。ジェイホークス、ウィルコ、ソウル・アサイラムといったバンドのメンバーが集まって息抜きみたいに活動してるバンドです。自分のバンドではどちらかというと生真面目な音を聞かせるウィルコやジェイホークスですが、まさに息抜きという感じでパブロック的なお気楽さのあるルーツロックを楽しんでいるようです。
http://www.rykodisc.com/RykoInternal/Features/209/default.htm

Playin' With My Friends/Tony Bennett

2004年10月03日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = E Opera
URL = http://www.jade.dti.ne.jp/~aerie/index.html
タイトル = Playin' With My Friends: Bennett Sings The Blues(2001年)
アーティスト = Tony Bennett
コメント = 1926年生なので このAlbumのRelease時点でBennett御大は75才。 Frank Sinatra、Mel Torme、Dean Martinといった大御所亡きあと、王道路線で確固たる地位を。 ただ内海好江没後の桂子師匠のご活躍、もう少し遡ると、高杉晋作と久坂玄端亡き後の伊藤博文公や井上馨公といった趣も少し。 正直なところ、私もI Left My Heart In San Francisco(1962年)の頃は、あまり関心がありませんでした。 再認識したのは、1990年のAstoria: Portrait Of The ArtistというAlbum辺りから。 そして、今回取上げたこのAlbumは、Bluesを主題に置いていますが、あくまでJazzやStandardの範疇。 なかでもRay Charles、B.B. Kingといった大御所同士の掛け合いが楽しいです。 Diana Krall、k.d.lang、Bonnie Raittなど歌姫との和気あいあい風Duetも、なかなか素敵です。 ただ、Kay Starr大姉御(1922年生)の圧倒的存在感の前では、些か影が薄いですが。 このAlbumに参加しているStevie WonderやBilly Joelは勿論のこと、BruceもRodもEricもまだまだこれからです。


Playin With My Friends: Bennett Sings the Blues
TONY BENNETT
Sony/Columbia

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In Blue/Karrin Allyson

2004年10月03日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = E Opera
URL = http://www.jade.dti.ne.jp/~aerie/index.html
タイトル = In Blue(2002年)
アーティスト = Karrin Allyson
コメント = Lambert, Hendricks & Rossを彷彿とさせるMoanin'に激しく反応してしまいました。 John ColtraneのBalladsが評判になりましたが、Pops Fanの私はこちらから。 In Blueということで、Bonnie Raitt(Love Me Like A Man、Everybody's Cryin' Mercy)関連の他、Blossom DearieのBye Bye Country BoyやJoni MitchellのBlue Motel Roomなどが、演目に加わっている辺りが新感覚かも。 それでいて、Jazz Vocal伝統のScatやSwing感をしっかり継承している点に、私は好感を持ちました。 Diana Krall、Norah JonesとJazz風味のVocalistが脚光を浴びる中、Jazz本流の味を忘れずに居て貰いたいと思う貴重な存在です。 最新のWild For YouではCat Stevens、Elton John、James Taylorなども入っているようですが。


In Blue
Karrin Allyson
Concord Jazz

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These Are The Vistas/The Bad Plus

2003年12月10日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = Earth Opera
URL = http://www.jade.dti.ne.jp/~aerie/index.html
タイトル = These Are The Vistas(2003年)
アーティスト = The Bad Plus
コメント = かなり賑やかなJazz Piano Trio。
Smells Like Teen Spirit / NirvanaやHeart Of Glass / Blondieなども演目に入っておりますが、際物や売れ線狙いではありません。完全に自分たちの音として昇華しておりますのでご心配なく。(Rolling Stone誌の50 Best Albums Of 2003にも入っているようです。)「俺たちが若い時は」が口癖のJazz好きな上司との人間関係にお悩みの青年諸君。騒音としか思えない音楽に夢中の息子との会話のきっかけを探るお父さん。 そんな世代間の隘路で彷徨う方にお奨め。Chick CoreaのNow He Sings, Now He Sobsを聞いた頃の軽い衝撃が蘇ってきました。 

追伸
ご無沙汰しております。
今年の前半は ちょっと渋めのおじさまを意識して JazzやChansonを聞いていました。そんな中での掘り出し物です。



These Are the Vistas
The Bad Plus
Columbia

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The Coral/The Coral

2002年12月16日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = Earth Opera
URL = http://www.jade.dti.ne.jp/~aerie/index.html
タイトル = The Coral(2002年)
アーティスト = The Coral
コメント = Nuggets物のE-Typesなどを彷彿とさせる「胡散臭くて切ない」Dreaming Of Youが気に入り、Albumまで購入。この頃摘み聞きの多い私が、珍しくAlbum一枚を一気に聴了。多彩な音楽性に、Incredible String Bandを聞いた時の印象が蘇り、音的には、声を含め初期のCaptain Beefheartを連想、更にMoby Grapeの佇まいも味わった次第。私のような年配者が聞いていると、「若者に摺り寄る中高年」として疎まれ嫌われそうですが、青少年だけに聞かせておくのもちょっと癪というところ。The Music然り、今英国の若い衆が元気だとしみじみ思う爺です。(少し前に出たSkeleton Key EPも、Psyche好きの年配Rock Fanにお薦めの逸品。)


ザ・コーラル
ザ・コーラル
ソニーミュージックエンタテインメント

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近未来/キセル

2002年11月20日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = やすゆき
タイトル = 近未来(2002年)
アーティスト = キセル
コメント = ヴォーカルはまるでハッパを吸い過ぎた忌野清志郎で、歌詞は奥田民生が二日酔いの起き抜けにでも書いたよう。サンプラーを効果的に使ったサウンドは、専らボブ・マーリィをカヴァーするグレイトフル・デッドを真似しそこねた Beckといったところ。
 今は亡きフィッシュマンズへのオマージュ。ありていに言えば、キセルの音楽はそのようにも形容できる。アコースティックを基調とし、どこか懐かしさを感じさせる音作りではあるけれど、とりわけメランコリーな輪郭を強調する、というわけではない。
 にも拘らず、キセルが鳴らす妙に間延びした音からは、どうにも拭い難い徒労感と諦念、そして抜き差しのならないメランコリアだけが聴こえて来る。それは、たとえば、安達哲のコミック『お天気お姉さん』に出てくる中学生の女の子、頼子が時折見せる哀しげな表情によく似ている。
 屈託が無く素直で天真爛漫、その一方で恐ろしく頭の回転が速く、決して大人に媚びたりしない少女がほんの時折見せる、まだこの世界がどんな風に成り立っているのか知る筈もないのに、すでにこの世界の哀しみのすべてを知ってしまったかのように哀しげなあの表情に。

テレビの中 悲しいのは 誰なんだろう
解っている 振りをした お前なんだろう
かさぶた はがすみたいに 思い出す
ここから 見える景色が そこにある
                ( 近未来 )

からだの中に 渦巻く 矢印の 事で
人間みたい 嘘ついて 嘘ばかりついて


お墓でランチを食べながら
灰色の空を迎え撃つ
              ( ピクニック )

 いましろたかしの名作『ハート&マインズ』。その冒頭で、江口寿がこんなことを書いていた。「モーレツに純粋。モーレツに一生懸命。だからモーレツにおかしく、モーレツに哀しい。いましろたかしの漫画を読んで、心のどこかにつかえを感じる貴方、君はまだ大丈夫だ」。それはまた、多分こんな風にも言い換えることができる。

 キセルを聴いて心のどこかにつかえを感じる貴方、きっと君はまだ大丈夫だ。


近未来
キセル
ビクターエンタテインメント

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この街/元ちとせ

2002年11月08日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = やすゆき
タイトル = この街(曲名、2002年)
アーティスト = 元ちとせ
コメント = 幼少より三味線や島歌を嗜んで育ち、中学時代既に地元奄美の民謡大会で優勝、高校在学中には史上最年少で民謡大賞を受賞したという元(ハジメ)ちとせ。元々好きだから歌っていただけなのであって、余計な自己顕示欲とも不相応な上昇志向とも無縁。特に歌手志望というわけでもなかったらしく、高校卒業後はごくフツーに美容師を目指すべく大阪へ。ところが勤め始め間もなく体調を崩し、医師からあえなく廃業を宣告されてしまう。結果これがキッカケで再び歌の道に引き戻されたのだから、何か宿命めいたものを感じずにはいられない。
 デビュー・アルバム『ハイヌミカゼ』以来4ヶ月ぶりとなる待望の新作は、NHK連続テレビ小説『まんてん』の主題歌である。実を言うと僕自身この曲を聴くまで彼女のことは名前くらいしか知らなかったし、てっきり演ってる音もウタダ某とかクラキ某だとか、そういった人たちみたいなもんだとばかり思っていた。現時点でも聴いたのはタイトル・トラック一曲のみで、それも朝ドラのオープニングで流れていたのを聴いただけだ。そんな僕が言うのも何なのだけど、こりゃ凄えわ。いみじくもスガシカオは「神の声」とまで言ったそうだがまさに言い得て妙。ロック、ポップス、演歌、ソウル、ジャズ...etc。ジャンルを問わず、(プロフェッショナルという意味での)"ヴォーカリスト"を志す者、あるいは"ヴォーカリスト"を自称するすべての者たちは、この圧倒的な「個」の前に早々自信を失くし、己の無能さ加減に打ちのめされてしまうのではないかとすら思う。
 「僕の声は電話帳に書かれてある住所を読み上げただけでも人々を泣かせることができる」。以前R.E.M.のマイケル・スタイプが、半ば冗談交じりにそのようなことを話していたのを思い出す。連なった言葉が最終的に形作るイメージや主張ではなく、言葉を発した瞬間に生まれるダイナミズムそのものをメッセージとしてやること。そして、それだけがあらゆる言語、人種の壁を超えてあなたへと届くのだという揺るぎない信仰。80年代初頭に登場した凡そ美声とは言い難いシンガーを擁した米アセンズ出身の一介のローカル・バンドが、世界を制すことができた要因の一端は確実にそこにあった。
 断言しておく。何ヶ月、何年先になるかは分からないが、そう遠くない将来必ず、"この声"はこれまでの邦楽アーティストらが成し得なかった規模でのオーディエンスを獲得するだろう。個人的に2002年度世界No.1シングル。


この街
元ちとせ, HUSSY-R, 羽毛田丈史, 岡本定義, COIL, Eric Mouquet
ERJ

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Song to the Siren/Damon & Naomi

2002年09月21日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = やすゆき
タイトル = Song to the Siren(2002年)
アーティスト = Damon & Naomi (on tour with Kurihara)
コメント = 4年前、名古屋市内のライヴハウスでデーモン&ナオミの初来日公演を観た。会場はボロボロの連込み宿跡地で、昼間下見を兼ねて散歩がてら足を運んだ時妙に不安になったのを今でも覚えている。しかし、その夜行われた彼らのライヴは、未だ僕がこれまでに観てきた外タレのライヴパフォーマンスの中で文句なしに?1だ。
 7月16日、彼らの二度目の公演を見るために再び名古屋の地を訪れた。感情豊かに身体を揺さぶりながらアコースティックギターを弾くデーモン。対照的に、俯き加減でまるで愛撫するかのように優しくベースを鳴らすナオミ。この人たちの音は”千年一日”の音なのだ。嬉しくなるくらい良い意味で何も変わっちゃいない。カヴァーの選曲も心憎い。ティム・バッリーに、ヴェルヴッツに、ジャックスときたもんだ。笑ってしまうくらい一本気なルーツじゃないか。
 ゲストで今回のツアーに同行したゴーストの栗原氏のギターは、さもすればライヴでは地味にまとまりがちな彼らの音にメリハリを付け、見事にフォローしていた。聴いて貰えれば分かると思うけれど、初のライヴアルバムとなる本作に於いても彼の貢献度は大きい。
 ドラムレスのアコースティックサウンドということで、癒し系の音として括られてしまいがちの彼らだが、決してそうじゃないと思う。これは祝福の音だ。何を?今、ここにいられることを。この場所に、今、独りぼっちでいなくて済んだことを。名古屋での公演終了後、差し出したレコードにとびっきりの笑顔でサインに応えてくれたデーモンを見ながらふとそう思った。


Song to the Siren: Live in San Sebastian
Damon & Naomi, Michio Kurihara
Sub Pop

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When You Were A Beauty/Great 3

2002年09月02日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = スライ
タイトル = when you were a beauty(2002年)
アーティスト = GREAT3
コメント = これぞ日本の誇りといっていいクオリティー。知名度が低いのがもったいない。冗談抜きで過去の洋・邦名盤と比べても全く見劣りしない内容。アレンジもバラエティーに富んでいて、70年代のROCK,SOUL,AOR等の影響が良い形で出つつも全く古くない。1つ前の「MAY AND DECEMBER」と並んで歴史的名盤といえる作品。


When you were a beauty
GREAT3
東芝EMI

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May and December
GREAT3
東芝EMI

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Hedwig And The Angry Inch-Original Soundtrack

2002年07月31日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = オビワン
URL = http://www2.tba.t-com.ne.jp/tmoq/
タイトル = Hedwig And The Angry Inch(2001年)
アーティスト = Original Motion Picture Soundtrack
コメント = 最近の音楽に物足りなさを感じていた時に強烈なパンチくらわしてくれました。「あー、これこれ!」という感じ。とにかく理屈抜き!!


ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
サウンドトラック
カッティング・エッジ

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Plastic Fang/Jon Spencer Blues Explosion

2002年07月22日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = elwood JK
タイトル = PLASTIC FANG(2002年)
アーティスト = THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION
コメント = 最強ライブバンドと呼ばれるJSBXの最もコマーシャル的なアルバムがコレです。何の音楽の要素でも爆裂型ロックとして吐き出している彼らですが、頑なまでに自分らのロックの演奏スタイルに拘りながら、前作(『ACME』1998年)の実験的なサウンドへの試みを経て、JSBXの魅力をうまく伝えることが出来ているアルバムだと思います。彼らの魅力とはロックンロールという音楽へのリスペクトという姿勢であり、このアルバムをこれから聴いて頂く方々にはとっても理解しやすい一枚です。だからこれは名盤だと思います。


Plastic Fang
ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン, ジョン・スペンサー
トイズファクトリー

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It's Like This/Rickie Lee Jones

2001年10月01日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = オビワン
URL = http://plaza20.mbn.or.jp/~tmoq
タイトル = It's Like This(2000年)
アーティスト = Rickie Lee Jones
コメント = 特に話題になるでもなくひっそりとリリースされたこのアルバムは全曲カバーではあるが、実にシンプルなつくりでゴチャゴチャした音に溢れる昨今としては、清涼剤のようでもあり、やさしく包み込んでくれるのである。ビートルズのカバー"For No One"には打ちのめされました。音楽の本質をそっと教えられたような、愛すべき1枚のアルバムである。


イッツ・ライク・ディス
リッキー・リー・ジョーンズ
ソニーミュージックエンタテインメント

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Shadows In The Air/Jack Bruce

2001年08月04日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = AXIS
タイトル = Shadows In The Air(2001年)
アーティスト = JACK BRUCE
コメント = 名盤とはいつの時代でも聴けるもの。JACKの最新盤は時代に残る名作である...BRUCE/BROWNのペンによる楽曲、Gムーア、クラプトンとの共演もJACKのVOCALの前では脇役でしか映らない。 CREAM、MOUNTAIN(Lウエスト)、Rトロワ-、Cクレムソン...多くのギタリスト達との戦歴を経て、過去から現在までの集大成を作り上げた。
 とまあ、おおげさなレヴュ-だが、非常にリラックスした好アルバムだ。そして常に新しいセッションを試みるJACKの活動にも期待したい。Jベックとぜひ共演して欲しい。


シャドウズ・イン・ジ・エアー
ジャック・ブルース, ヴァーノン・リード, ゲイリー・ムーア, ドクター・ジョン, エリック・クラプトン
ビクターエンタテインメント

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Mama's Gun/Erykah Badu

2001年01月10日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = Earth Opera
URL = http://www.jade.dti.ne.jp/~aerie/index.html
タイトル = Mama's Gun(2000年)
アーティスト = Erykah Badu
コメント = Yukioさんが、お仲間と運営するCross Review Web Siteの2000年ベストアルバムに投稿した中の1枚です。振り返ってみれば、D'Angeloに始まり、このAlbumで終わるという1年でした。
 艶っぽい声と自分を素直に語る詩が魅力的。音造りも、"Penitentiary Philosophy"のようなDanceableなものから、Roy AyersのVibesが効果的な"Cleva"のようなSophisticateされたものまで、高い完成度。大御所色が垣間見られるFugees/Lauryn Hillに比べ、私には親しみ易い仕上り。そして"Bag Lady"のほか、Stephen Marley(Bob Marley家の次男坊)と切々と歌い上げる"In Love with You"も必聴。(生ギターの彼方から、微かに聞こえるReggae風味が良い)
 本格Soul Fanには縁がなかったかもしれませんが、大昔にCTI/Kuduから発売されていたEsther Phillipsものなどを、思い出してしまいました。


Mama’s Gun
エリカ・バドゥ, E.バドゥ, J.ポイサー, A.トンプソン, P.パラディーノ, フリー, J.カンテロ, S.マーティン, エヌ・ダンビ
ユニバーサルインターナショナル

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A Pile Of Rock Live/Dave Edmunds

2001年01月07日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = ROCK-AVENUE
URL = http://www.rock-avenue.com/
タイトル = A Pile Of Rock Live(2000年)
アーティスト = Dave Edmunds
コメント = 久しくアルバムが出てないと思ったら、いきなり2000年も終わろうかという時に出ました。それもなんの前触れもなしにライヴ・アルバムなのでびっくりします。
 相変わらずのロックン・ロール振りは70年代から変わらず、ステイタス・クォーと共に、そのある種の頑固さにはホント頭が下がります。バックには盟友のギタリストのビリー・ブレムナー(ロック・パイル!)らを従えて、懐かしいオールディーズ中心のロックン・ロール・パーティーといった感じで、シンプルな編成ながら、ロックン・ロールの楽しさが存分に伝わってきます。中にはビートルズの'Lady Madonna'なんかをさり気なくギター一本で演奏したりしてますが、締めの曲はチャック・ベリーの'Sweet Little Rock'n' Roller''Let It Rock'の2連発で、頭のてっぺんから足の先までロックン・ローラー振りが健在で嬉しくなってしまった一枚です。
 今となっては、来日した時に見に行けなかったのがとても悔やまれます。


ア・パイル・オブ・ロック~ライヴ
デイヴ・エドモンズ, デイヴ・エドマンズ
ミュージックシーン

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