
タイトル = COULDN'T STAND THE WEATHER(1984年)
アーティスト = STEVIE RAY VAUGHAN
コメント = この人カッコイイでっせ!
より黒人に近い?声を持った白人ブルースマン。この人に他に白人ブルースというと、ジョニーウインターが有名ですが、ジョニーウインターよりもオリジナルの曲が多いのは良い!このアルバムは2枚目の作品なのですが、どれを聞いても楽曲のクオリティが高く、ブルースを聞いたことが無い人には、ブルース入門編としてお勧めできます。
アルバムの内容はいきなりギターのインストから始まりパワー全開!そのままのノリで2曲目のアルバムタイトル「テキサスハリケーン」でいきなりボルテージも最高潮。3曲目はしっとりブルースで決めて、4曲目はジミヘンの「VOODOO CHILE」炸裂!!この「VOODOO CHILE」ハッキリいってジミヘンよりはまっています。大抵人の曲をカバーしたりしてもオリジナルにはかなわない、だから大胆なアレンジをして、まるっきり違う感じの曲に仕上げたりするのですが、この人は違う!まるで自分のオリジナルだと言わんばかりのはまりようで、全く違和感なし!
この人はもう亡くなっているんだけど、ホント味のあるブルースを歌っています。ブルースは黒人だけじゃない!って所をこの人は歌う事によって表現しているような気がします。実際僕はテープに B.B.KING、アルバートキング、フレディ、ハウリンウルフ等などいろんなブルースマンの曲を1本のテープに入れて運転しながら聞いてますが、そんな偉大なブルースマンの中にスティーヴィーレイヴォーンの曲を入れても全然見劣りしないのは、かなり凄い事だと思います。この中にジョニーウインターやエリッククラプトンなどの曲はちょっと違うと思う。ま~ジョニーやクラプトンはまた違った味があって、比べる事は行けない事だと思うのだが・・・
僕が言いたいのはレイヴォーンはそれだけ黒人により近い白人ブルースマンで彼が凄い事は白人でありながらブルース1本で勝負していたと言う事だ!!だからみんなにはこのアルバムを是非聞いてほしい、彼の魂のこもったブルースソングは初めて聞く人には新鮮に感じる事が出来るでしょう。
テキサス・ハリケーンスティーヴィー・レイ・ヴォーン, ダブル・トラブルソニーミュージックエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |