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ALIENS/KIRINJI

2000年11月04日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = ケン
タイトル = ALIENS(曲名、2000年)
アーティスト = KIRINJI
コメント = ろびーさんが日本の新盤を紹介してくださっているのに気を良くして、たまにはということで、まさに今の日本の曲を紹介します。
 サウンドはホーンのからみとか、スティーリーダンあたりを好きなのかな、という感じですが、なによりも詩の世界が尋常ではない。世界戦争かなんかによる世界の終末の情景を歌っているようです。終末に至って、取り残された一組の恋人たちの諦念が漂っています。夕暮れ時なんかに聞くと、じわっと世紀末の哀愁(?)が胸に広がってきます。日本のポップスも捨てたもんではないと思わせてくれた一曲です。ハーモニー部分が往年のオフコースの二人を思い起こすのは歳のせい?


エイリアンズ
キリンジ, 堀込泰行, 冨田恵一, 堀込高樹
ワーナーミュージック・ジャパン

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LIVE Beautiful Songs/大貫妙子 奥田民生 鈴木慶一 宮沢和史 矢野顕子

2000年10月26日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = ろびー
タイトル = LIVE Beautiful Songs(2000年)
アーティスト = 大貫妙子 奥田民生 鈴木慶一 宮沢和史 矢野顕子
コメント = 僕がポップスを好きな理由というのは、多くありますが、何が一番の理由か、と言われれば「唄を聴きたい」ということに他なりません。言い換えると、ポップスを聴いている時に、「唄しか聴いていない」ということでもあるのです。
 ここに集ったミュージシャン達は、そんな僕のわがままを受け入れてくれる優しい人達です。この作品から聴いて取れる、ステージ上での非常にリラックスしたムードは、お互いを見る非常にシビアな、一方で愛に溢れた尊敬の上に成り立っています。白眉は奥田民生と矢野顕子による民生作品「イオン」。民生の最新作「GOLDBLEND」に収録されていたこの楽曲は矢野顕子のピアノによって「民生流お遊びニューソウル」といった風体から純然たる名曲へとその姿を変えています。この二人の特異なリレーションシップを感じられるこの演奏を聴くためだけでも、この作品を聴く価値があります。
 余談ですが、民生がアコギ一本で弾き語りした「ラーメンたべたい」を聴いていたら、キャレキシコに通じるデザートロック感覚を得ました。


LIVE Beautiful Songs
オムニバス, 奥田民生, 鈴木慶一, 白井良明, 矢野顕子, 大貫妙子, ステファン・ドゥポント, 宮沢和史
東芝EMI

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GOLDBLEND
奥田民生
ソニーミュージックエンタテインメント

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Allow Me/Jules Shear

2000年06月08日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = ろびー
タイトル = Allow Me(2000年)
アーティスト = Jules Shear
コメント = なんとも味わい深いシアーの新譜です。前作がシンプルなアコースティックサウンドによるデュエット集(これも泣けます)だったのに対して、今作は少し元気目のロックチューンも収録されています。しかしそんな曲においても彼の声は憂いを湛え、僕の心の「ひだ」を刺激します。
 昨今彼のような、「普通にいい曲を普通にいい歌と演奏でやる」ミュージシャンが冷遇されているような気がしてなりません。今日本で福山雅治(僕はこの人結構いい曲書くと思ってます)がバカ売れしてる状況で、このシアーの新譜の日本盤の発売がされていないということはほんとに悲しいです。だって二人とも「普通にいい曲を普通にいい歌と演奏でやる」ミュージシャンですから。


Allow Me
Jules Shear
Zoe

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dial : MACEO/Maceo Parker

2000年06月06日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = かまの あつし
URL = http://tokyo.cool.ne.jp/makaokun/
タイトル = dial : MACEO(2000年)
アーティスト = Maceo Parker
コメント = ファンクがとっても気持ちいい!の一言です。自然にカラダが揺れているのがわかります。数年前にVanessa Williamsでヒットした「Work to do」なんかもフューチャーされていたりします。元Princeなんかもゲスト参加していて、すごく元気のいいアルバムで好きです。


Dial M-A-C-E-O
Maceo Parker
What Are Records?

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Late For The Future/Galactic

2000年06月06日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = かまの あつし
URL = http://tokyo.cool.ne.jp/makaokun/
タイトル = Late For The Future(2000年)
アーティスト = Galactic
コメント = 今年の一月にドラマーのStanton Mooreがアルバムをリリースし、来日も果たした後のアルバムです。これもファンクっぽい感じですが、こちらはもうかっこいい!これが今のニューオーリンズの音だそうです


Late for the Future
Galactic
Capricorn

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Ecstasy/Lou Reed

2000年05月01日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = ろびー
タイトル = Ecstasy(2000年)
アーティスト = Lou Reed
コメント = ぶつぶつ、、、、、ルーおじさんの独り言が帰ってきた。やっぱりかっこいいな~。「二律背反」こそがポップミュージックの醍醐味だと信じている僕のような人間にとって、轟音ギターと嘆きボーカル、そこにからむ艶やかなホーンだったりストリングスだったりが絡むルーおじさんの音世界は一つの究極の世界であります。今回はスローなソウル調のトラックに胸キュン。特に5曲目の「Modern Dance」は涙モノの名曲。
 同時期に新譜を発表したニール・ヤング(負けず劣らず秀作)といい、今回のルー・リードといい、枯渇知らずの才能と同時代に生きられる幸せを感じさせてくれたということが、「Ecstasy」


エクスタシー
ルー・リード
ワーナーミュージック・ジャパン

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Life'll Kill Ya/Warren Zevon

2000年02月06日 | 名曲・名盤2000年~
名前 = ろびー
タイトル = Life'll Kill Ya(2000年)
アーティスト = Warren Zevon
コメント = アメリカン・ロックの新作を買ったのがすごくひさしぶり。そして、そのひさびさのアメリカン・ロックで、「当たり」に出会いました。
 シンプルながらも芳醇なサウンド。ホルヘ・カルデロンの存在の大きさを感じます。なんと、カバー曲にスティーブ・ウィンウッドの「Back In The High Life Again」という意外性。そして、全体を通しての印象は、アサイラムからのデビューアルバムに収録されている楽曲にある瑞々しさを取り戻したかなといった感じです。夜遅くに一人でお酒を飲みながら聴いたら、泣いてしまうようなアルバムです。


ライフル・キル・ヤ
ウォーレン・ジヴォン
ソニーミュージックエンタテインメント

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