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Wow/Mobby Grape

2000年11月09日 | 名曲・名盤1968年
名前 = 斉藤 洋
タイトル = WOW(1968年)
アーティスト = MOBBY GRAPE
コメント = 一度手に入れ損ねたアルバムに再遭遇するのは至難の技。'75年頃クラシックロックに興味を持ちこのモビーグレープのワウを中古レコード屋で探したが見つからず、そのまま忘れてしまい約四分の一世紀が経過した。そして最近CD化されていると知りついに通販で手に入れた。
 ポップス、ロックンロール、ブルース、カントリー、ソウル等ありとあらゆるアメリカ音楽のエッセンスがつまっており、不思議と古めかしさがない。それ以降の音楽を作ってゆこうとする意気込みが感じられる。かつて細野晴臣が題材にしたとされるだけあって歴史的逸品と思う。


ワウ
モビー・グレープ
ソニーミュージックエンタテインメント

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DINO/Dino Valente

2000年10月26日 | 名曲・名盤1968年
名前 = Earth Opera
URL = http://www.jade.dti.ne.jp/~aerie/index.html
タイトル = DINO(1968年)
アーティスト = Dino Valente
コメント = ナンちゃんさんの採り上げたKaren Daltonさんからの連想。DaltonさんがAlbumで演ったSomething On Your Mindは入っていませんが、Valenteさん唯一のSolo Album。
 Me And My Uncle以外は自前の曲で、伴奏も彼の12弦Guitarが主体。Get Together、Hey Joeの作者Chester Powersとして昔から活躍との事ですが、私が認知したのは、Quicksilverを圧倒的な存在感でValente色に塗り替えてしまったJust For Loveから。同時期のTim Buckleyさんが高揚して、ぐんぐん舞い上がるのに対し、高揚しつつ、ずんずん沈むダウナー派独特の節回しが好きです。
 なお評論家筋に不評のStrings入りのTomorrowからChildren Of The Sunへと続くSideBを良く聴きました。今出ているCDには2曲追加されていますが、私はまだ持っていません。ごめんなさい。


Dino Valente
Dino Valente
Koch International

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La La Means I Love You/The Delfonics

2000年10月08日 | 名曲・名盤1968年
名前 = Isao Sasaki
URL = http://www12.u-page.so-net.ne.jp/ja2/crazycat/
タイトル = La La Means I Love You(1968:US)
アーティスト = The Delfonics
コメント = リアルタイム以上にスイート・ソウルの最高峰と再評価されたフィラデルフィアの3人組です。
 タイトル曲の「ララは愛の言葉」は、ソウルの枠を超えたポップスの名盤で、私の生涯一位としています。70年代中期まで、甘くてセクシーなヒットを出し続けた彼等は、まだ現役で頑張っているんですね。ジャケットも素晴らしい同名のデビューアルバムは、アナログで再発されていますが、オリジナルアルバムのCD化が待たれます。


La La Means I Love You [Buddha]
The Delfonics
Buddha

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ラ・ラ・ミーンズ・アイ・ラヴ・ユー ~ベスト・オブ・デルフォニックス
デルフォニックス
BMGファンハウス

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Birthday Party, Idle Race/The Idle Race

2000年08月29日 | 名曲・名盤1968年
名前 = ryo
タイトル = Birthday Party(1968年)/Idle Race(1969年)
アーティスト = The Idle Race
コメント = 後にElectric Light Orchestraで大成功をおさめるジェフ・リンが在籍したバンドの1stと2nd。
 1996年にEMIから「Back To The Story」のタイトルで全シングル、ジェフ・リンが抜けた後のもう一枚のアルバム、未発表曲とともにCD化されました。これを聴くとジェフ・リンが単なるビートルズ・フォロワーではないことがわかります。ポールやジョージより、レイ・デイヴィスに近い感じで。
 「Birthday Party」はなんだか「Village Green」に似ていて、これらが同じ1968年に出たというのも興味深いところ。ロイ・ウッドのムーヴにも近いけれど、もっとずっとポップであります。ストリングスだけじゃない音も凄く凝っていて、立派なコンセプト・アルバムの仕上がり。
 2ndの方はメロディがよりポップになって、キンクスやフーがカラフルになったような雰囲気。ジェフは近頃のプロデュースのお仕事で話題になることがありますが、注目に値するのはむしろこの時代ではないかと。

JAMES TAYLOR 1st/ JAMES TAYLOR

2000年01月12日 | 名曲・名盤1968年
名前 = matt
タイトル = JAMES TAYLOR 1st(1968年)
アーティスト = JAMES TAYLOR
コメント = ジェームステイラーが悩ましいポーズで横たわるジャケットで有名なアップルからのファーストアルバム。
 次のアルバムがヒットしたこともあり、ちょっと地味な印象。評価もそんなに高くないし。まあ、なんかきざなバイオリンの音や、彼のギターを邪魔するものがはいってるけど。でも、そんなこといいんです。いいんですよ。そんなこと、どうでも。ジェームステイラー&フライングマシーンと曲がちょっぴりだぶってても、いいの。彼がギターを抱えこんで歌う。それだけで。
 アップルだけに、ポール(もちろんビートルズの)もベース弾いてたような気がします。


James Taylor
James Taylor
Capitol

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James Taylor And The Original Flying Machine
James Taylor
Gadfly

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紀元弐阡年/フォーク・クルセダーズ

1999年12月25日 | 名曲・名盤1968年
名前 = ヒロキ
タイトル = 紀元弐阡年(1968年)
アーティスト = フォーク・クルセダーズ
コメント = 日本がGS全盛だった頃にもこんなグループがいたのか、と僕を驚かせたのが、フォーク・クルセダーズのこのアルバムです。
 フォーク・クルセダーズという名前を知らない人でも、「オラは死んじまっただー」と変な声で歌う曲なら誰でも知っていることと思います。全編に渡ってテープの早回しで歌われるというのは、ある意味かなりサイケなことだと思います。テープの逆回転や、ファズ・ヴォーカル、SEなども使用しているあたりは、イギリスのサイケに近い感じもします。
 現九州大学の大学院教授でもある、北山修氏も在籍していましたが、そんな地位にいる人が「ドラキュラの恋」という曲でファズ・ヴォーカルを聴かせる、という過去はかなり魅力的な過去だと思います。他にも映画「シコふんじゃった」の主題歌でも知られる「悲しくてやりきれない」も収録されており、日本的な歌心と、洋楽的センスが同居していて、大変魅力的なバンドなのでサイケが好きな方は一聴の価値ありかと思います。そして、加藤和彦の作曲センスに脱帽。   


紀元弐阡年
ザ・フォーク・クルセダーズ
東芝EMI

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Wheels of Fire/Cream

1999年11月25日 | 名曲・名盤1968年
名前 = 森の中のデカルト
タイトル = Wheels of Fire(1968年)
アーティスト = Cream
コメント = はじめまして。
 私は70年代を中学生、高校生、大学生として過ごしました。中学高校は都内の私立男子校に通い、都内私立女子高生との交流に胸をわくわくさせていました。当時はまだビートルズが現役で確かLet it beを発表していました。私は歌によるメロディ中心の楽曲よりは、ブルースをベースにギターを中心とした音楽が好きで、その中でも特に良く聴いたのがCreamです。
 エリッククラプトン(G)、ジンジャーベーカー(D)、 ジャックブルース(B)のトリオで、当時にしては長時間のinstrumental演奏を得意としていました。その中でも秀逸だったのが2枚組Wheels of Fireのライブ録音盤です。A面のCross Roadsはクラプトンの短いアドリブ演奏(4分)の傑作であり、それに続くSpoonfulは3人のアドリブ演奏(16分)がかみ合ったライブ演奏の最高傑作とマニアの間で当時言われていました。何度聴いても飽きることはなくそれこそレコードがすり減るほど聴いていました。今でも大切に保管している大事な一枚です。


クリームの素晴らしき世界
クリーム
ユニバーサルインターナショナル

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Gris-gris/Dr.John

1999年08月05日 | 名曲・名盤1968年
名前 = ひろぽん
タイトル = Gris-gris(1968年)
アーティスト = Dr.John
コメント = ニューオリンズR&Bの重鎮、Dr.ジョンのデビューアルバム。
 ポールウェラーがこのアルバムの中の「アイ・ウォーク・オン・ギルデッド・スプリンターズ」をカバーしたのをきっかけに聞いてみたのですが、あまりのつかみ所のなさ、暗さに唖然としました。ですが何度も繰り返し聞いていくうちに、演奏の自然さにのみこまれてしまいました。きけばきくほど、仲のいい知り合い同士がたき火を囲んで一杯やりながら音楽を楽しんでいるイメージがわいてきます。


グリ・グリ
ドクター・ジョン
イーストウエスト・ジャパン

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サイケデリック・サウンド・イン・ジャパン/ザ・モップス

1999年06月05日 | 名曲・名盤1968年
名前 = 保坂J
タイトル = サイケデリック・サウンド・イン・ジャパン(1968年)
アーティスト = ザ・モップス
コメント = 今、巷で話題のGSですが、サイケ好きの僕にはやっぱりこれ。
 GSと言うと、ブリティッシュ・ビート系か、ムード歌謡系ばっかりかと思っていたので、新鮮でした。このバンド、マイナーだと思ってたらリーダー兼ヴォーカルは、あの、鈴木ヒロミツ!で、演奏の方はかなり本格的!
 それにしても、いやらしすぎる選曲!J.A.の「あなただけを」、「ホワイト・ラビット」、ドアーズの「ハートに火をつけて」って!中でも「あなただけを」はふるえる程の名演!熱いです。 アルバムの半分を占めるオリジナルは...歌詞が笑えます。お気に入りは「べラよ急げ」。
 海外のガレージ・サイケ・マニアの中では伝説化されてるってホント?


ザ・モップス・サイケデリック・イヤーズ
ザ・モップス
ビクターエンタテインメント

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The Sound of Feeling/The Sound of Feeling

1998年10月07日 | 名曲・名盤1968年
名前 =Earth Opera
URL = http://www.jade.dti.ne.jp/~aerie/vinyl.html
タイトル = The Sound of Feeling (Spleen,1968年?)
アーティスト = The Sound of Feeling
コメント = かなり古くて恐縮ですが、双子の美人(当時)Andrece姉妹のVocalです。平たく言えばLambert,Hendricks&Rossやザ・ピーナッツのNew Jazz/Free Jazz版です。
 Hurdy Gurdy ManやThe Sound Of SilenceのBest Cover(当時)を聴く事が出来ます。当時 New Jazz系のGenre分けで小難しい解説がついていましたが、Pops系の私は、Tim HurdinのとってつけたようなJazz ApproachやTim BuckleyのBlue Afternoon等実験的なだけのAlbum(好きですが)に比し、ずっと良質のNewFolksと捉えておりました。
 The Time Has Come For SilenceやAlong Come SamでのVocalを含めたImprovisationの緊張感と静寂感溢れる音空間は、Super Nova(Weyne Shorter)Walking In Space(Quincy Jones)と並んで当時のお気に入りでした。ProduceはLeonard Featherです。
 Jazzのalbumを整理していたら見つけましたので紹介させていただきました。

Geraldine/Boots Walker

1998年10月01日 | 名曲・名盤1968年
名前 =マッキー
タイトル = ジェラルディン(1968年)
アーティスト = ブーツ・ウォーカー
コメント = こんにちは。初めてメール出します。
 知らない人に出すのもまったく初めてなんですけど、NHKの「青春のポップス」に出したけれど没にされたリクエスト曲がこの「ジェラルディン」なんです。イギリス?のシンガーで日本だけでヒットした曲だったと思いました。哀愁のある良い曲だったと思います。ヒットした時期は、1968年頃だったと記憶しています。「西暦2525年」以前に大橋巨泉のビートポップスで上位に入っていたと記憶しています。この曲知っている人いますでしょうか?

RAIN AND TEARS/APHRODITE'S CHILD

1998年09月09日 | 名曲・名盤1968年
名前 =ごうき
URL = http://members.aol.com/g1201/
タイトル = RAIN AND TEARS(1968年)
アーティスト = APHRODITE'S CHILD
コメント = 炎のランナーの大ヒットで、シンセサイザープレーヤーの第一人者としての地位を不動のものにしたヴァンゲリスが在籍していたグループの大ヒット曲。
 私たちが持っているギリシャのイメージにぴったりはまる名曲ですが、ヴォーカルのデミス・ルソス、(クリストファー・クロスもそうだけど)ルックスと声は必ずしも一致しないという見本のような人ですね。ただ、この曲のイメージでアフロディテス・チャイルドのアルバムを聴くと違和感があるので念のため。

LIVING WITH THE ANIMALS/MOTHER EARTH

1998年09月09日 | 名曲・名盤1968年
名前 =ごうき
URL = http://members.aol.com/g1201/
タイトル = LIVING WITH THE ANIMALS(1968年)
アーティスト = MOTHER EARTH
コメント = 今サーチエンジンでMOTHER EARTHを検索しても別のバンドが出てしまいますが、パワフルなトレーシー・ネルソンのヴォーカルを売り物にしたこの元祖(?)MOTHER EARTHは心にじわっときます。トレーシーは解散後もソロアルバムを発表し、近年では95年にも出しています。衰えません。


Living with the Animals
Mother Earth
Wounded Bird

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Friends/The Beach Boys

1998年08月09日 | 名曲・名盤1968年
名前 =アブラヤ
URL = http://www.asahi-net.or.jp/~dv5y-ucd/
タイトル = Friends(1968年)
アーティスト = The Beach Boys
コメント = あの傑作『ペット・サウンズ』から2年後に発表されたビーチボーイズのアルバムであります。
 折しも時代はサイケデリックな1968年、世界的に若者達がヘラヘラしていた時代に彼等なりの回答がこの『フレンズ』なのではないかと思っているのでありますが、空前絶後の大傑作だと私は(そして同志の?エーハブなる若き船長さんも)感嘆するしかないのであります。先ず1曲1曲の完成度が非常に高く、それでいて此方が呆れる程に(彼等の)肩の力が抜けていて、特に8曲目「Little Bird」続く「Be Still」の素晴らしさなどは随喜の涙モノだと思います。(何と…どちらもドラマーであるデニス・ウィルソン作!)そしてラスト曲「Transcendental Meditation」なのですが、これはマハリシ・マヘシ・ヨギの哲学である「超越意識」について歌ったモノでありまして、おそらく此の時期の彼等がハマっていた瞑想からの影響も多大にあるのではないかとは思っています。
 或る意味ではビートルズの『サージェント・ペパー・・』を越えているアルバムではないかと 思っていますが、ハッキリ言って名盤中の名盤です。


フレンズ
ザ・ビーチ・ボーイズ
東芝EMI

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ペット・サウンズ
ザ・ビーチ・ボーイズ
東芝EMI

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ペット・サウンズ・セッションズ
ザ・ビーチ・ボーイズ
東芝EMI

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サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
ザ・ビートルズ
東芝EMI

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SWEET CHILD/PENTANGLE

1998年06月23日 | 名曲・名盤1968年
名前 =やす
タイトル = SWEET CHILD(1968年)
アーティスト = PENTANGLE
コメント = フェアポートと並んで英国フオークの大物グループの彼等ですが、数ある名作の中でもこれが一番好きです。バート・ヤンシュとジョン・レンボーンの感動的なギターもさることながら4ビートの解釈、アプローチ、選曲全てが素晴らしい。ジョンとバートのコラボレーション「バート&ジョン」も必聴。


スウィート・チャイルド(紙ジャケット仕様)
ペンタングル
BMGファンハウス

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