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検便は提出までの保管管理が大事ですね

2017年05月26日 | 夫婦二人暮らし

五月に入ると、市町村から『健診』申し込み書が、

送られてきますよね。

リタイヤしたりすると、この『健診』が自身の健康維持

取り分け、成人病やガンの早期発見には、頼りになりますね。

 

大腸ガン予防には、検便が常道ですが、最近検査では異常無し

だったなのに、進行したガンが発見された、というニュースに

接することが多々あります。

 

私も、毎年『大腸ガン健診』は受けていて、「異常なし」に

安堵しておりましたが、信頼性に疑問を持ちました。

何故信頼性がないのか、費用が掛かっても、健診の方法を

変えるべきなのか。

 

先ず、現行の検査の方法を調べてみました。

提出された便の中に、ヘモグロビンが有るか無いか、

で判定するのですね。

一日目の朝便を採り、次の日の二日目の便を採って

それぞれ容器に入れ、病院に提出し、検査会社に送られているので、

特別問題はなさそうですが、私たちの認識に問題が有ったのです。

「採取した便は、冷暗所に保管してください」

多少の表現の差は有っても、こんな趣旨の文を、見たことはある

でしょう。

それを読んだとしても、「ああ、薬なんかにも書いてある」

とばかり、あまり真剣に考えないのでは、ないでしょうかねえ。

葉これが大変重要なことだったのです。

 

便の中には、色々な酵素が有り、その酵素は、温度が上がると

活性化して、ヘモグロビンを分解してしまうのですね。

ガンになると、腸の粘膜の内側に膨らんで来て、粘膜が非常に

弱くなり、便にこすられて出血して、便の表面に血液が

付着するのですが、の血液のヘモグロビンが、分解されて

しまうから、検査しても検出できないわけで、結果として

『異常なし』と言うことになりますね。

 

保冷しようと思っても、一般家庭では冷蔵庫位しかありませんが、

食品を入れている冷蔵庫には、感覚的に気が進まないですよね。

結局、私の結論としては、健診を受ける時期を、晩秋から冬季

にした方が安全、と言うことになりました。

皆さんも、ご一考されては如何ですか?

 

今回は、内容が内容だけに、画像なしで失礼します。