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チョイエロばなし(3)〈お母様も初めて・・・〉の話

2017年05月22日 | 夫婦二人暮らし

この話は、文末の母親の咄嗟の相槌が味噌です

 

時は明治の中ごろ、大政奉還の後、文明開化に戸惑いつつも、

落ち着きを取り戻していました。

さて、武家社会では、姫と呼ばれていた娘たちは、

『お嬢様』と呼ばれ、女学校通っています。

何時の時代も、親が子に性教育は臆病で、「コウノトリが

運んできてくれるのよ」と其の場凌ぎの説明しかしません。

 

やがて、その女学校でも、林間学校が開かれ、みな初めて

親元を離れ、外泊を経験するわけです。

 

一人の女学生、そうですねえ〈高O真麻〉の若い時のような

お嬢様も居りました。

 

 

そのお嬢様は、林間学校から家に帰るなり「お母様お母様!」

と息を切らせて、駆け込んで来ました。

夕食の支度をしている母親の後をつけ回し、

一気に話し出しました。

 

 

「殿方の股間のものは、ダランと下を向いているのに、

太くて硬くなり、上を向いて反り返るんだそうよ。

そして・・・」

お嬢様は、林間学校で、友達空教わったことを、

受胎に至るまでを、一気に話終えて、大きく一息つきました。

母親の知らないことを、教えてあげたのだと言う満足感に、

浸っています。黙って聞いていた母親はおもむろに、

「アラァ!お母様も初めて聞いたわ」