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八ッ場ダムどうする

2009年09月18日 | 日本再生
久し振りに、ブログ通信簿をやってみました。ーーーーーーーーーーー 私の年齢性別は、52歳の女性と出ました。ーーーーーーーーーーー 「もっと主張をしても良いのでは・・・」と、大人し過ぎですか。ーーーー そんな訳で、暫く政治がらみの話を、続けたいと思います。ーーーーー 興味の無い方は、スルーして下さいね。ーーーーーーーーーーーー

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民主党政権になって、初仕事も言える、

群馬県に建設中の、八ッ場ダムが、

工事中止で、動いています。

このダムの必要性には、長い間疑問視

されていましたが、国が一旦決めた事は、

飽くまで強行する習わし通り、建設は

進められてきました。

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そもそも、このダム建設構想が、発案されたのは、

1952年(約57年前)で、1985年基本計画が、

纏まりました。

目的の主体は、首都圏の人口増加による、

上水の確保と、200年に一度、有るか無いかの、

水害対策でした。

当初、建設の費用計画では、2000億円余り、

現在では、4600億円に膨らんでいます。

私の住む千葉県も、上水として利用するとして、

当初、183億円拠出することに、なっていましたが、

403億円に膨らみました。

基本計画通りの予算で、完成した国絡みの工事は、

一つも有りませんが、工事が長期にわたるための、

物価上昇分は、致し方ないとして、

当初安めに積算しておいて、国会さえ、

通過させてしまえば、後はどうにでもなると言う、

悪しき慣行があります。

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さて、治水と上水確保が、現在も必要性はあるのか。

治水が云々されたのは、戦後復興のため、

山の木が切り出され、洪水が発生していたもので。

植樹が進んだ現在は、一度も水害はないと言います。

上水も、当初予想した人口増加はなく、寧ろ減少していて、

上水の使用量は、ここ10年のデーターでも、

減っていると言われています。

ただ、此処で中止となると、地元民としては、

複雑でしょうね。

「今迄、振り回されて来たのは、一体なんだったんだ」

同時に、中止となるダムは、熊本県八代市の、

川辺ダムで、総工費3300億が有ります。

現在、計画されているダム工事は、この狭い日本に、

まだ140以上有るそうです。

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今日の写真は、唐辛子の色付きを、追いかけてみました。

一旦黒っぽくなって、先半分が赤くなって、

全体が赤くなるのが、良く解りますね。