『 穴太衆の石垣 』
琵琶湖畔に佇む某ホテル主催のハイキング会に参加してきました。
内容は、滋賀県大津市坂本の町並みハイキングと京都大原里山ウォーキング。
2日間かけてのハイキングです。
11月19日(日)1日目
ホテル集合時間は正午、30分間程のオリエンテーション後バスにて現地へ移動。
13時30分から3時間行程のハイキング。
※行程
ホテル発🚌→ 西教寺 → 山の辺の道(千体地蔵)→ 日吉大社 → 日吉東照宮 → 慈眼堂 → 慈眼院門前🚌→ ホテル着
☆西教寺
とても古い由緒あるお寺ですが、
私が知っている明智光秀公と煕子(ヒロコ)夫人が眠るお寺でもあります。

山門をくぐって間もなく参道の右側に、穏やかなお顔のお地蔵様がお出迎えくださいます。
真っ赤に燃える紅葉を見るには少し早い時期でした。
たぶん、来週には見頃になっているはず、、、


参道の両側には、ご僧侶さまたちの宿坊が並びます。
それぞれの屋根には、様々な姿勢のお猿さんの飾り瓦が設えてあります。
屋根の上のお猿さんを見つけるのも楽しい散策になります。



↑ 鐘楼
明智光秀が築城の坂本城から移築したものです。

↑ 本堂の隣りの部屋の展示品
来年の干支の龍かと思ったら、、、麒麟だそうです。
思い起こせば、一昨年の大河ドラマは『麒麟が来る』でした。
明智光秀公ゆかりの西教寺です。
※追記 昨年の大河ドラマは『鎌倉殿の13人』でした。
間違えましたので訂正しました。記:11/25

↑ 飛び出し小僧
そうそう、明智一族のお墓の前の飛び出し小僧は光秀君。
さすが、飛び出し小僧発祥の滋賀県です。

◎宗祖大師殿の山門

山門の間に琵琶湖と近江富士がクッキリ見えました。
が、、、白飛びしていて写せていません。🙇
素晴らしい眺めでありました^^

↑ 中央の山が近江富士
☆日吉大社への道
2番目の訪問先は日吉大社、坂本5丁目辺りの『山の辺の道』を歩きます。




☆日吉大社



◎日吉雌梛(メナギ)
男性が女性の幸せを願う木です。

↑雌梛の木を前に先生より説明を聞いているメンバー達
雄梛の木の写真は撮れませんでした。
私は雌梛の木もですが、その後ろのやけに高く積まれた石垣に釘付けになりました。

なんと! 憧れの穴太衆(アノウシュウ)が造った石垣であります。
見出しの写真と同じですが再掲します。
神社仏閣の石垣を造っていた穴太衆ですが、その強固さが人気となり、織田信長の安土城の石垣を手がけ、その後の時代を経て現代でも活躍している石垣造りのプロフェッショナル集団です。

↑ 多羅葉(タラヨウ)の木
葉に文字が書けるので『ハガキの木』とも言われています。
雌雄ありますが、この木は赤い実を付けていて雌の木と確認できました。
☆日吉東照宮

午後3時を回った頃なのに、、、この暗さです。

綺麗なお姉さんの猿回し芸に15分ほど休憩しました。


賢いお猿さんでした^^

↑ 豆柿(マメガキ)
渋柿の仲間です。
比叡山から降りて来たお猿さんたちの食用柿だそうです。

↑ 神仏習合の山王門
あくまでも、ハイキング。時間を気にしながら前に進みます。
なので、甘酒売りのノボリを見つけても、注文することは出来ず…。
☆慈眼堂
今回は素通りの為に、敷地内の写真はありません。





↑ 風蘭
たぶん風蘭と思われます。
小さな白い花の名残りを数輪見つけました。

ホテルに帰る時間が近づき、、、
滋賀院門前の石垣のある道を足早に進むハイキング隊なのでした。
☆おまけの写真

ホテル着後、午後7時からの夕食。
丸テーブルには、千葉県から参加の2人連れさんと私達。
女性4人ですから、会話は絶えず最後まで楽しい食事時間でした。
久しぶりの一万歩越えと1杯のビールで翌朝までバタンキュ~♪
長くなりましたが、次回は2日目になります。
不得手な分野でもありますので、間違いを見つけられましたらご教示いただけると助かります。