幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

カルガモ観察日記・ついに孵化

2023-07-31 | 野鳥

今月の初めカルガモが抱卵してからずっとウォッチしてきたが、昨日ヒナが孵った。

当初6個の卵を抱いたのだが、残念ながら孵ったのは二羽のみであった。

それにしても、この猛暑に耐え、卵を抱き続けた母親をほめてあげたい。

昨日は、このカルガモ親子を見守ってきた「かるがも親子を見守る会」で祝杯を挙げたのだった。

 

ヒナが孵った。

巣の中にときどき顔を出すヒナが見える。

 

親の後について初めて水に入る。

緊張の表情が見える。

 

睡蓮の葉の上で一休み。

 

お母さんのおなかの下は、どこよりも安心。

 

すぐそばを流れる水路に歩いてお出掛け。

この水路は、毎年カルガモ親子が「お引越し」する時に使う用水。

30分ほど、泳いだり、エサをとったりしていたが、そのあと巣のある池に戻った。

これは、「お引越し」の前の訓練だったのかもしれない。

 

池に戻った母親はしきりに水浴びをしていた。

一か月近くの抱卵中の「あか」を落としていたのだろうか。

 

明日の朝にでも、子育てに適する次の場所に、「引っ越し」をするような気がする。

せめてかわいい親子を見ておこうと、今日もいっぱいの人が池を囲んでいる。



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