幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

ディジタル社会の今昔・電卓

2022-02-21 | ディジタル

今から40年も前に遡るが、私の使っていた「電卓」である。

不用品を整理していたら、机の引き出しの奥から出てきた。

 

なんと、電池を入れてみたら、なんの問題もなく使える。

さすがに機能は少なく、出来るのは加減乗除の計算だけである。

裏には、”MADE IN JAPAN”とある。

現在は、電卓などほとんどが外国産であろうが、当時は国産だったのだ。

それが、故障一つせずここまで来たことに、”MADE IN JAPAN”に敬意を表したい。

 

電卓が普及する以前、アナログの計算の道具と言えば「計算尺」があり、ディジタル代表は「算盤」だった。

そのどちらも使いこなすには、それなりに習熟が必要なツールである。

私も習った記憶はあるのだが、いずれも実務(仕事)で使うレベルには至らなかった。

それよりも、「電卓」が世に広まるスピードが速かった。

計算式通りにボタンを押せば正確に計算してくれる、電卓は手放せなくなった。

それが今では、面倒な計算はパソコンの表計算ソフトを使い、電卓を引っ張り出すことも少ない。

年のせいだけではなく、益々計算能力は衰えていく。



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