又、映画の話ですが・・・・、
WOWOW「天才作家の妻」-40年目の真実ー
アメリカの作家が、ノーベル文学賞を受賞。
その授賞式に、夫婦揃って、ストックホルムに行く。
そこでの数日間が、物語となっている。
念願のノーベル文学賞の受賞は、夫婦にとって、この上ない喜びであったが・・・・。
実は、この作家の作品は、これまで、作家の妻の手が入っていた・・・・、いや、というより、妻の代筆であった、ということが、我々に明かされることになる。
授賞式、その夫の姿を、妻は、感慨深く、毅然と見守っていたが・・・・。
その一日が終わり、ホテルに戻ったところで、突然、妻がプツンと切れてしまう。
それは、晩餐会での、夫のスピーチの、妻に捧げる言葉にあった。
「最高の妻です、いつも私の力になってくれました、感謝と、愛の言葉を捧げます」
今更、そんな偽りの愛の言葉なんて・・・・、もう、我慢ならない・・・・、と、妻は叫ぶ。
夫は長らく、妻を裏切り、浮気を続けていた、妻が代筆をしている間に・・・・。
私は、自分の苦しみを、こうして作品に書き上げた。
私の苦しみが、どんなものであったか、と、ぶちまける。
夫は、そんな妻に対して、自分もどれ程苦しんでいたことか。
妻より劣る自分、世間を欺いている自分、その苦しみから逃れたくて、つい、浮気を・・・・、と、
お互いがお互いの気持ちをぶつけ合う。
やがて、ふたりは、本当は深く愛し合っていることに気づくのである。
ところで、いきなり、話は飛びますが・・・・。
今、俳優同士で結婚した夫婦の、不倫問題が取沙汰されているが・・・・。
世間の非難は、一方的に、男の方に集中する。
妻のほうが、リークしたようである。
この男の人は、今後、俳優人生を抹殺されるだろう。
男に、仕事がなくなったら、それは、死ねといっているに等しい。
それ程に、相手を憎むことのできるものだろうか。
この男の人も、何かしら、耐えきれないものがあったかも知れぬではないか。
この映画の主人公のような人生には、いかないものだろうか。
この妻は、夫への復讐のためなら、作品は私が書きました、とぶちまけてもよかった。
でも、それはしなかった。
それは、夫の人生を、抹殺することになるからである。
そこに、この妻の、人間としての、愛を感じる。
WOWOW「天才作家の妻」-40年目の真実ー
アメリカの作家が、ノーベル文学賞を受賞。
その授賞式に、夫婦揃って、ストックホルムに行く。
そこでの数日間が、物語となっている。
念願のノーベル文学賞の受賞は、夫婦にとって、この上ない喜びであったが・・・・。
実は、この作家の作品は、これまで、作家の妻の手が入っていた・・・・、いや、というより、妻の代筆であった、ということが、我々に明かされることになる。
授賞式、その夫の姿を、妻は、感慨深く、毅然と見守っていたが・・・・。
その一日が終わり、ホテルに戻ったところで、突然、妻がプツンと切れてしまう。
それは、晩餐会での、夫のスピーチの、妻に捧げる言葉にあった。
「最高の妻です、いつも私の力になってくれました、感謝と、愛の言葉を捧げます」
今更、そんな偽りの愛の言葉なんて・・・・、もう、我慢ならない・・・・、と、妻は叫ぶ。
夫は長らく、妻を裏切り、浮気を続けていた、妻が代筆をしている間に・・・・。
私は、自分の苦しみを、こうして作品に書き上げた。
私の苦しみが、どんなものであったか、と、ぶちまける。
夫は、そんな妻に対して、自分もどれ程苦しんでいたことか。
妻より劣る自分、世間を欺いている自分、その苦しみから逃れたくて、つい、浮気を・・・・、と、
お互いがお互いの気持ちをぶつけ合う。
やがて、ふたりは、本当は深く愛し合っていることに気づくのである。
ところで、いきなり、話は飛びますが・・・・。
今、俳優同士で結婚した夫婦の、不倫問題が取沙汰されているが・・・・。
世間の非難は、一方的に、男の方に集中する。
妻のほうが、リークしたようである。
この男の人は、今後、俳優人生を抹殺されるだろう。
男に、仕事がなくなったら、それは、死ねといっているに等しい。
それ程に、相手を憎むことのできるものだろうか。
この男の人も、何かしら、耐えきれないものがあったかも知れぬではないか。
この映画の主人公のような人生には、いかないものだろうか。
この妻は、夫への復讐のためなら、作品は私が書きました、とぶちまけてもよかった。
でも、それはしなかった。
それは、夫の人生を、抹殺することになるからである。
そこに、この妻の、人間としての、愛を感じる。
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