学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

『夏季施設見学会を終えて』(中学部の先生方の感想)

2012年09月25日 | 学校・友だち
9月半ばに、『夏季施設見学会を終えて』(中学部の先生方の感想)というプリントを頂きました。

ある企業についての先生方のコメントに魅力を感じました。

『(略)大企業として徹底したサポート体制と障害者に対する人権意識の優れた職員の姿勢に感銘しました。育んでいくべき生徒の姿や課題を与えられた思いがしました。』

『まず、会社に入ってすぐの開放的なロビーに圧倒されました。「すごく広くて、綺麗な会社だな」と。(略)事業所の方の「ここを障害者の預かり施設にしたくない。企業として障害者の就労をしっかり支援していきたい」という言葉が印象的でした。』


この会社、素晴らしいと思い、先輩ママに尋ねたら、「始業時間がすごく早いと聞いたよ。社員が出社する前に清掃をする仕事らしいよ」と教えていただきました。

障害者が清掃をするための指導員もいらっしゃるようですが始業が7時は早いですね。
万が一入社できても、毎日6時前に出勤しなければなりません。
ということで、ここは視野から外します






パジャマをたたむ理由

2012年09月25日 | 言葉の記録 中学生
≪中1・9月14日≫
…中学3年生の8月に、高等部入学相談があります。その時に、作業検査もあるそうです。
母親「有香ちゃん、3年生の夏に試験があるんだって。タオルがきちんとたためなかったら、高等部には行けないんだって(職業コースに行けないという意味)」


≪中1・9月25日≫
…最近、毎朝、パジャマをきちんとたたみます。
母親「最近、何でパジャマをたたんでるの?先生に言われたの?」
有香「いいや」
母親「じゃあ何で綺麗にたたんでるの?」
有香「高校に行けないからよ」








生徒作品販売

2012年09月25日 | 学校・友だち
≪24年9月25日≫
生徒作品(高等部)販売のお知らせを頂いたので行ってきました。
学校の作業実習で作った作品の販売です。
お客さんに売ることも販売の実習なんですね。
やはり、売れたら嬉しいでしょう。気力もわくでしょう。
こういう機会に購入することは、生徒さんへの応援になると考えます。



私は眼鏡ケースを3個と、さをりのバック2個、花の飾りを1個購入しました。
眼鏡ケースは1個600円、大きいバックは1800円、小さいバックは600円、花の飾りは300円でした。
全て、労力や材料費を考えると、驚くほど安いと思います。

バックを購入するとき、生徒さんは、先生と一緒に 1800円+600円+300円=2700円 と、暗算で計算しました。私が5000円札で支払うと、先生とおつりを確認して、2300円渡してくれようとしました。
その時、先生が「待って」と、優しく生徒さんを制止しました。
私がまだ、おつりを受け取れる体制になっていなかったからです。
先生が、「お客さんの様子を見て渡すように」と、小声で話されていました。
その様子を見て、地道な努力の積み重ねの上に、将来の就労があるんだなぁ~と思いました。


労力の割に製品代が安い
これを解決する秘策は無いのでしょうか?
アイデアを練りたいと思います。


「小学校をやめて良かった」

2012年09月25日 | 言葉の記録 中学生
≪中1・9月23日≫
有香「小学校をやめて良かった
母親「やめてないよ、卒業したのよ有香ちゃんは頑張って卒業したの」
父親「そうやで、卒業したんや」
有香「卒業して、やめて良かった」

有香「S中学(地域の中学)に行ってたら、私ら今頃死んでるで」
母親「私らって誰?」
有香「分からへんの?お父さんとお母さんと私やん」
母親「何で皆死ぬの?」
有香「私が死んだら、お父さんもお母さんも死ぬでしょう


支援中学が毎日とても楽しいそうです。
「お母さんのせいで、小学校は大変だった
「お母さん、支援中学を選んでくれて有難う
と、よく言います。

また、最近「私はやれば出来る子やねん」と言いました。
小学校で失った自信(勉強・運動)を支援学校で取り戻し始めたようです。
(あくまでも有香の場合です。どの学校が向くかは人それぞれと思います)

「冷たすぎるやろ~」

2012年09月25日 | 言葉の記録 中学生
≪中1・9月24日≫
…今日は有香の叔父(父親の弟M)の誕生日
母親「今日、Mちゃんに会った?」
父親「会った」
母親「お誕生日おめでとうって言った?」
父親「あっ忘れてた」
有香「どれぐらい忘れてたん?」
父親「まったく忘れてた」
母親「ちょっと冷たいんとちゃう?」
有香「冷たすぎるやろ~