≪24年9月6日≫
高等部卒業後の、進路講話会がありました。
中学1年から、高等部卒業後の生活について考え始める…。
早いように思いますが、それぐらいから取り組むべき課題なのでしょう。
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「子どもの将来の姿」を想像する
子どもの将来の姿をイメージし、今、身につけて欲しいことを精選し、指導計画を作ればよいそうです。
驚きましたが、数年後の姿ではなく、50~60代まで考えるそうです。
ダウン症児の場合は、30~40代ぐらいでよいのかもしれませんね。
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一番育ててほしいこと
一番は「やる気」だそうです。
このためには、「考えてできたことを認める」「意識してできたことをほめる」ことが大切だそうです。
できたという結果よりも、やろうとしたことをほめることが大切だそうです。
「やる気を育てる」のは大変ですが、「やる気を潰す」のは簡単だそうです。たった一言で、やる気は潰れます。
子育て講座
余談ですが、私はルルド家のkieちゃんの「やる気」にすごいなぁ~と感動しています。今夏ハワイで、一人でハンバーガーショップ(英語・ドル紙幣)に行って買い物(対面で注文)をすると主張する姿に驚きました。一輪車の最初のひとこぎまでに数ヶ月要しても諦めず、競技会に参加するまでになっています。kieちゃんを見ると、持って生まれたものかな~とも思いますが、育て方や環境にも左右されるのでしょうね。
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成功体験の積み重ね → 主体的な行動へ
周りの人に認められ、自分で自分が評価できるようになると良いそうです。
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人間の幸せとは
・1つめ 「愛されること」
・2つめ 「ほめられること」
・3つめ 「人の役に立つこと」
・4つめ 「人に必要とされること」
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自立活動とは?
6区分26項目あるそうです。
その中で、特に大切なのが『人間関係の育成』だそうです。
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就職するまでに身についていることが望まれる課題(一般企業への調査で8割以上が回答した項目)
・日常生活
トイレの利用ができること(トイレを汚さない・ペーパーの無駄遣いをしない・物を投げ込まない等)
・職業生活
所有の関係が分かる(会社の物と自分の物の区別がつく)
仕事に集中して取り組むこと
・協調性
・意思の表示
・一般的な知識(時計が分かる。「1時間後」が分からなくても、「○時まで」が分かれば可)
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企業が求めるスキル
1番 やる気・熱意
2番 人柄
3番 健康・安定性(551の蓬莱(CM)では困る。551の蓬莱があるとき
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ないとき
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)
4番 社会的スキル・マナー
5番 業務スキル
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就職するために
1.「働きたい」強い意志
なぜ働くのか(勤労観)
2.「あいさつ」「返事」「質問」「報告」
コミュニケーション能力
3. 体力
休まない 働き続ける
4. 家族のバックアップ
家族が初日と最終日の反省会に出席することが大切。
遅刻は家族のバックアップ不足。初日までに、実際に道順の確認をすることも大切。
5. 人柄
素直な対応 まじめな態度
6. 余暇活動の充実
働くだけでは息が詰まる。
得意なことを仕事にするのは良い。
好きなことは仕事にするより、余暇に楽しむ方が良いという意見もある。
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まとめ
・体験していないことは、とても難しい
・よく似た仕事でも、般化させることは難しい(場面・人物・行動・時間)
だからこそ、体験が大切。
要するに、幼児期から、家の中や外でいろんな体験を積ませること。不用意な言葉でやる気を潰さない。
ということでしょうか…。
子どもが自ら洗濯物をたたんでくれたことをほめるのと、「たたんで頂戴」と言って、たたんでくれたことをほめるのでは、まったく違うのだそうです。
「やる気を育てる」
「主体性を引き出し、育てる」
中1からでは、遅いように感じますね。