学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

昼休み&教室

2011年04月15日 | 学校・友だち
≪6年生・4月14日≫
小学校にうさぎがいます。現在、うさぎの赤ちゃんもいます。うさぎ小屋には飼育係だけが入れるそうです。
飼育係の許しを得て、うさぎの赤ちゃんに人参をあげさせてもらい喜んでいました。

数人から「有香ちゃんカメの餌いる?」と声をかけられ、その度に貰って、かめに向って投げていました。

同級生から「有香ちゃん、有香ちゃん」と声をかけられ、楽しそうでした。
皆、優しいなぁ~と思います。


教室の壁に自己紹介の紙が貼ってありました。
有香の自己紹介を読むと、趣味の欄に「マクドナルドを食べること」と書いてありました

また、書道の作品が貼ってありました。皆それぞれに自分が好きな一文字を選び、書いたそうです。有香が選んだ文字は「音」でした。

授業参観☆国語

2011年04月15日 | 学校・友だち
≪6年生・4月14日≫
6年生になって初めての授業参観がありました。
ボランティアさんが来てくれる日なので、安心して観にいきました。

授業は国語で、詩「せんねん まんねん」の鑑賞でした。

先生にあてられ、有香が「清水が分かりません」と言いました。
先生から清水についての説明がありました。

その後、先生の「質問がある人?」に答えて、有香一人手をあげ、指名されると「ワニを川がのむのが分かりません」と言いました。
先生が「説明できる人?」と問うと、3人の子供たちが手をあげました。
子供たちの見解は二つに分かれました。
親ばかですが、なかなかいい質問だったと思います。


≪4月15日≫
…今日は「せんねん まんねん」の朗読をする日です。
母親「ちゃんと読めなくてもいいから、あてられたら読むのよ。もじもじして、みんなの時間をとってはダメよ」
有香「どうやって清水が眠るの?意味分からん!」
母親なりに説明しました。

大人が読んでも難しい詩なので、意味が分からなくて当然です。分からないということが分かる…。成長したと思います。




せんねん まんねん    

             まど・みちお
 
いつかのっぽのヤシの木になるために
そのヤシのみが地べたに落ちる
その地ひびきでミミズがとびだす
そのミミズをヘビがのむ
そのヘビをワニがのむ
そのワニを川がのむ
その川の岸ののっぽのヤシの木の中を
昇っていくのは
今まで土の中でうたっていた清水
その清水は昇って昇って昇りつめて
ヤシのみの中で眠る

その眠りが夢でいっぱいになると
いつかのっぽのヤシの木になるために
そのヤシのみが地べたに落ちる
その地ひびきでミミズがとびだす
そのミミズをヘビがのむ
そのヘビをワニがのむ
そのワニを川がのむ
その川の岸に
まだ人がやって来なかったころの
はるなつあきふゆ はるなつあきふゆの
ながいみじかい せんねんまんねん


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