学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

鉛筆のこと

2009年12月10日 | 学校・友だち


≪4年生・12月9日≫
…下校後、鉛筆について話をしました。
Yuka「皆のお母さんは買ってくれないんだって。」
母親「皆って誰?」
Yuka「Fさん。」
母親「O先生(担任)には見てもらったの?」
Yuka「うん。」
母親「先生は何て?」
Yuka「『可愛いけど、こんなの(揺れる飾り)は着いてない方が良いね。』って。」
母親「じゃあ、持って行けないね。」
Yuka「持って行きたい。」
母親「音がしたら皆の邪魔になるよ。」
Yuka「私は集中できる。」
母親「先生がダメって言ったんでしょう?」
Yuka「先生は『可愛いね。』って言っただけやった。」
母親「Yukaちゃん、嘘はダメよ。さっき、『可愛いけど、こんなのは着いてない方が良いね。』って言われたと言ったじゃない。先生はダメって言ったんでしょう?」
Yuka「うん。」
母親「お家で使えば良いじゃない。」

…数分経過
Yuka「学校へは持っていかない。お家で使う。」
母親「そうしようね。」

…夜のこと、父親とこの件について話をしました。
父親「Yukaちゃんは『女の子は皆持っている。』って言ってたけど。」
母親「『皆のお母さんは買ってくれないんだって。』と言ってたよ。」

子どもの頃、欲しい物があると「皆持っている!」と言った記憶があります。子どもというものは「皆持っている。」と言えば、親が買ってくれると思うのですね。


≪12月10日≫
普通の鉛筆を筆箱に入れて、登校しました。