学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

命の学習 その2

2009年12月05日 | 学校・友だち
前回の『命の学習』についてコメントを頂いたので、補足させて頂きます。

授業に来てくださったのは『いのち語り隊』の皆様でした。
とてもストレートで、分かりやすいお話でした。
『情熱大陸』で放送されたことがあるそうです。

公開授業でしたが、参観した保護者は私を含め3人でした。(授業前に助産師さんのお話と行事予定に書いてありましたが、『いのち語り隊』とは書いてありませんでした。)
後日、数人のママに「かくかくしかじか…で、とてもためになる授業だったよ。」と話したところ、家で授業の話をしたお子さんはいませんでした。
授業中のこどもたちは、皆、楽しそうに体験をしていましたが、親には話しにくい内容だったのかも知れません…。親子で語り合うチャンスを逃すのは惜しい授業だったと思います。

「いのち語り隊」の紹介と「いのちの教室」の基本的な考え方

講演用プロフィール

『あなたのいのちが輝くために』 講演会が開催された中学校のほけんだより

個別懇談

2009年12月05日 | 学校・友だち
≪4年生・12月4日≫

個別懇談がありました。担任の先生が、図工の先生との懇談時間も設定してくださったので、最初に図工室に行きました。

【図工の先生のお話(要約)】
・Yukaちゃんと最初に会ったのは就学時検診の時です。それ以後、どんなお子さんなのかな~と気にかけて見ていました。
・授業で関わるようになったのは4年生になってからです。
・話をよく聞いてくれるし、「後から行くから待っていて。」と言うと、ちゃんと待っていてくれます。
・皆と同じようにパレットを使い、絵を描くことは難しいけれど、絵を描くことが好きみたいです。
・絵を描くことが好きで一生懸命やっているけれども、評価においては『4年生なりの到達度』というものがあるために、(残念ながら)良い評価がつけられません。

その他、雑談をさせていただき、私にとって、とても参考になるアドバイスを頂きました。


『1学期の図工の評価にがっかりしたのでは?』と気にかけてくださっていました。評価には表れないYukaの良い面を見てくださっていることに感謝です。
入学式の日に、この図工の先生が写真撮影をされていました。一年生の集合写真を撮る時に「○○さ~ん、もう少し上を向いてください!」と、Yukaが数回、呼ばれていたので『名前を知っているんだな?』と少し不思議に思ったのですが、就学時検診の日から気にかけてくださっていたとのことで、なるほど…と思いました。


【担任の先生のお話(要約)】
・Yukaちゃんのことを悪く言ってくるお友達はいません。皆に好かれています。
・チャイムを守って、行動が出来ます。
・教室を移動する時には、いつも誰かしら2~3人が気にかけて一緒に移動しています。(こどもの自主的な行動)
・保健係ですが、今は一人で保健室まで行ってファイルを持ってきます。最初はペアのI君と一緒でした。ある日I君から『Yukaちゃんが一人でファイルを取りに行ける。』聞いたときには驚いたのですが、I君がこっそり後に着いて行く尾行期を経て、一人で行けるようになったようです。(I君の自主的行動)
・総合の時間、Yukaちゃんは同じクラスのYさんと、他クラスの男の子たちと同じ班です。発表用の掲示物を作る時、Yさんが鉛筆で綺麗に書いていました。どうするのかな~?と思って見ていたら、それをYukaちゃんがペンでなぞって仕上げていました。私が子供たちから学ぶことが多いです。
・理科の実験なども、同じ班のお友達は、必ずYukaちゃんにも皆と同じ実験をさせようとしています。
・体育の球技では、皆と同じルールでは難しい面があるので、Yukaちゃん独自のルールを採用しています。子供たちが、Yukaちゃんが参加するためにはどうしたら良いのかを考えてくれます。
・授業では、同じ学習をするのが難しいときには、ドリルなどをしてもらっています。ドリル(低学年用)を渡すと、自分で進めていきます。国語の本読みとか、算数の二等辺三角形を書く…等の、何かをする時には一緒にしています。
・一人で何もせずに過ごす時間はありません。


現在、担任の先生をはじめとして、温かい先生方に恵まれ、本当に良い生活をさせて頂いています。
2~3年生の頃、『お友達には出来るのに自分には出来ない』という大きな壁に苦しむ時期がありました。
どういうふうに心の中で折り合いをつけたのか分かりませんが、現在は授業中に自分だけ違う勉強をすることにも納得しているようです。
「勉強が難しければ支援学級があるよ!」と言っても、「4年3組が良い!」と言います。

サイコロの9

2009年12月05日 | 言葉の記録 4年生
≪4年生・12月3日≫

…一人でサイコロを振り、でた目を読んで遊んでいました。
Yuka「4」「6」「3」「9」「2」

…6の目がでた時に、向きによって「6」と言ったり「9」と言ったりしていました。
母親「Yukaちゃん、サイコロは1から6までなの。9は無いのよ。」
Yuka「何で、9があるやん?」
母親「サイコロは6面なの。だから、9に見える時もあるけれど、それは向きが反対だからで、本当は6なのよ。」

その後も遊び続けていましたが、もう『9』は登場しませんでした。

≪12月4日≫
…下校後、質問しました。
母親「Yukaちゃん、サイコロに9はあった?」
Yuka「無い!」