マスタークラス

ウィーン２日目

マスタークラス開始

ホテルから歩いて１０分弱の音楽学校が会場

みどりに囲まれたレッスン室で気持ちがいい

ピアノもわりといい状態のものが多くて一安心

講師の先生は３名

バリトンのディートリヒ・ヘンシェル
ピアノのシュビングハマー
そしてわが師匠


ヘンシェル先生背が高ーい！シュビングハマー先生、Schubertを共演した鈴木氏も一緒に

いきなりヘンシェルのレッスンからだったので
ド緊張…
今まで散々ＣＤや演奏会で聴いてきた歌手だからね

そのレッスンは
本当に素晴らしいものでした
先生の体から音楽があふれ出る～

「Wolfはここから３０㌔のところで曲を書いたんですよ
まさに、ここから見える、この景色を見ながら書いたのです！」

そうなんだあ～感動！～
ヨーロッパだあ

歌手からのピアノへのアドバイスも重要
ヘンシェル先生はピアノもうまいので
実際に弾いて見せて下さる

あっという間に時間は過ぎる
濃厚な音楽の時

時間が、時間が、…
熱中し過ぎて、時間が～

ワタシは次のレッスンに行かなきゃいけない
そういうと
「行かないで！あと、５分だけ！」

で、なんとか終了して
次のレッスンへ駆けつける

ハアハア言いながらついた先がシュビングハマー先生
こちらはピアニスト
きっちり時間通り
でも
肝心の歌手が来ていない

「ではピアノだけで始めましょう」
……えっ…
「どうぞ弾いて下さい」

ひえええ、ピアノだけですかあ？
しかも、あの、Schubertですし～

あがいても仕方がないので
弾き始める
ううう、聴講者も多く針のむしろ状態…

ああ、さすがにこれはキツイと思っているところに
歌手が到着
歌手も前のレッスンが伸びていたという

なんだかんだ言いながらも
レッスンは進む
シュビングハマー先生も的確なアドバイスをくださる
練習方法などもかなり具体的
実際に完璧に弾いて下さるし、素晴らしい

他の方々のレッスンも聴講したりして
あっという間に時間は過ぎる

夕方からは
ウィーン市内へ行く予定

さて、どうなるのかしらん