ピアノレスナーKaoriのわくわく!ブログ

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何が起こるかわからないピアノレスナーの日記

講座と再会と

2013-10-28 08:16:43 | 講座
お父さんサークル「スリーコード」の日
日曜日の朝はお父さんとともにピアノです(笑)

2時間のレッスンを終えて車を置きに帰り
ダッシュで駅へ…いざ豊中へ

うーん、お昼食べてる間がない…

ドイツリート協会
「ピアニストと歌い手のためのドイツリート講座」

聴きたかったのです、この講座は

いろいろな迷いがずーっとあって
別の視点から考えたりしたいと思っていたから

それに
ウィーンのメンバーが来ることがわかって
会いたいっていうのもあって

講師の小玉晃先生は
前回のフランクフルト演奏旅行の時
ペアを組ませていただいた
素晴らしい歌手

Facebookでもレッスンなどへの取り組み方
お気持ちに熱く、真摯なものを感じていたので
余計楽しみで

豊中駅からすぐのスタジオで
小さいながらも居心地の良い空間

ピアノはフランクフルトで一緒だった容子ちゃん
美しくて色気があって素敵なピアノを弾く方
私より全然若いけど、憧れる~

講座は
ドイツ語の発音からかなり丁寧に
普通の会話での発音と舞台上での発音の違い
リートの中での発音の仕方など
かなりこだわったレクチャー
実際に発音するもうーん、難しいなあ
でも、
おっしゃることはよくわかるので
これは自分でどんどんやって行けばいいのだと納得

そして曲へ
Mozart 「すみれ」

どこまでも謙虚な曲と

うん、謙虚だよね、Mだよね。
ああ、なんかワタシに似てるんだわこれが…
え?そんなはずないって?
いや、ワタシ相当Mですから。
(誰やねん、違う違うってわめいてるのはぁ!)

まあまあ…(笑)

で、細かく発音、イントネーション、文章としてのリズム感
そして、モーツアルトに欠かせないアーティキュレーション
この話を細かくしてくださったのがとても良かった

MozartもSchubertもアーティキュレーションが非常に大事
それは、言葉をひも解いて行けば、わかる

そして、ピアニストがここはこういう風に弾いてもらえると
歌手が助かる、うまく曲が流れるといったところを
アドバイス下さって

「すみれ」だけで1時間越え。

Schubertの「鱒」も予定に入っていたけど、時間切れで
さわりだけやってくださり、あとは小玉先生が歌って下さった
ああ、聴き惚れる…

声がいいのは、得だ
それだけで、すべて帳消しになるくらい素敵だ
男性歌手がモテるのは、わかる

いい講座だった
是非とも続編をやってほしい!
かなり無理して行ったけど、行ってよかった
ピアニストももっと歌詞を歌いこんで勉強しなきゃって
実感できたし

そして、ウィーンのメンバーとの再会
きゃあ~っ!って感じで

同室だった紀子さんとは、もうほんとに懐かしさがこみあげてきて
「楽しかったよね!」「頑張ったよね」
寝食を共にした同志の妙な連帯感に包まれる

「ウィーンの日々をいまだに引っ張ってる感じがするの」
と紀子さんが言った

私も実はそうだ
あの日々が、相当なエネルギーになっていて
内側から沸き起こる感がある

「あの時、お腹痛くてベッドから落ちて這いつくばってたよね~(笑)」
「うんうん、暑かったもんね~」
「夜、学校閉まるまで、練習頑張ってたよね~」
「ザッハートルテ、美味しかったよね!」

豊中駅の改札で周りを気にせず笑い転げ(汗)
12月の演奏会での再会を楽しみに別れました

また、元気までもらっちゃった

よし、今日も頑張ろう。