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「そのとき」の一枚を気の向くままに!

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サボテンの花 サイカク

2010-09-25 23:37:28 | Weblog
用事で出かけたときに変わった花を見つけました。

サボテンの花です。

ネットで調べたらどうやら

サイカク スタペリア stapelia hirsta ガガイモ科ではないかと思います。

まず全体像です。

中心近くに花が三つあります。




一花、垂れていました。まるでヒトデのようです。



反対側にも二花ありました。




見れば見るほど不思議な花です。
まず毛がいっぱい生えています。
中心部にはちゃんとシベがあるようです。
お家の人はハエがよく寄って来るとおっしゃっていました。
見ている間にもハエは寄ってきました。

それはこういう事だったのです。

「アフリカ原産のガガイモ科の多肉植物です。
星型の5弁の直径7~12cm程度の花を春から秋までぽつぽつと咲かせます。
花弁の内側は長い毛が密生していて、獣の皮膚のようです。
臭いは、半径50cm位の範囲で、結構強くします。臭いの種類は哺乳動物の肉の腐った臭いです。
開花すると、どこからともなくハエがやってきて、幼虫や卵を産み落とします。
右下の写真の花の中央部にいくつか写っています。
臭いと、動物の傷口のような形状でハエを誘う花です。おしべとめいべは、花の中央の黒い部分の中にあり、
ハエの幼虫がそれを食い破って受粉するそうです。
花はハエが育つほどの餌にはならず、しかも、数日で萎れて落ちてしまうので、ハエの幼虫を待つ運命は死のみです。
この花は、ハエを一方的に利用しているのです。」    ネットより

よく見たら卵みたいなのがくっついていました。
でもくさい臭いはしませんでした。

なんともおもしろいというか不思議な花でした。