湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 散髪してスッキリした木

2015年10月12日 23時35分37秒 | 庭の草木や生き物たち, etc.
今春から新枝が伸び放題になっていた木があったので、
宿明け勤務だった昨日の夕方に剪定しました。

日が暮れるまでに終わらなかったので、
休日にも拘らず朝(と言っても8時前頃)から再開しました。

  ※今日は燃えるゴミ出しの日で、朝の9時頃にはゴミ収集車が来ます。
    剪定で出た枝葉を捨てるつもりでしたので早くから取り掛かったのです。

剪定前の姿です。

  ※中央のカシの木は、私が幼少期(小便小僧のころ)登ったりしていました。
    枯れ枝が少しありますが、これは8月25日に来襲した台風15号の名残りです。
  ※見分け難いですが、
    山椿は、ヘルメットの形に大きく拡がっているサザンカの手前の木です。

私が剪定作業をしていたとき、
向いの家に植木職人の方が来られました。
(その家に時々出入りされている方です)
  
煙草を吸いながら世間話をしましたが、
植木職人さんから、私の剪定についての言葉はありませんでした。
私のほうからも
「私の剪定は如何なもんでしょうか」なんていうことは尋ねませんでした。

  家では毎年お袋が「シルバーセンター」へ頼んで剪定してもらっています。
  その植木職人さんも、そのことはご存知です。
  私としては教えてもらいたいことが色々あったのですが、
  その厚かましさは控えました。


これは切り落とした枝を束ねるために使った紐です。


ケバいピンクと白ですが、
買ったものではありません。

カヅちゃんが再利用のためにと、とっておいたものです。

8月の記事「今年最後のスイカ(?)」<2015.8.23>に載せた
北海道産スイカ「ヒグマのごちそう」を下げていた紐だと思います。

 きつい結び目を根気よく解いたんでしょう。
 (「そこまでしなくても ・・・」と思ったりもしますが)

ゴミ収集車が来る時刻までに剪定が終わりませんでした。
とりあえず切り落した枝を2束とビニール3袋の葉を集積場へ捨てに行ってから、
また剪定を続けました。


剪定後の姿です。

  ※カシの木はもう少し枝抜きすべきだったかも。
  ※山椿は我ながらうまく剪定できたと思います。
  ※混生の生け垣も刈り揃えました。

生い茂った木がスッキリしました。
(私の髪はいつもスッキリしています)
この出来ばえ見たら
お袋は「シルバーセンター」へ頼むのを止めるかもしれません。


  他にも整枝したい木が少し残っているので、
  明日も植木屋になる予定です。

◇ 鯵寿司を食べながらノンアルコールを飲む

2015年10月11日 21時08分15秒 | 日常・その他


宿直の夜食です。

近くにあるスーパーの鮮魚売り場に売ってあった
「アジ(鯵)」のニギリです。

  6個入り298円(税別)

酢メシは機械で固めた立方体です。
生姜と小ネギが少し載っています。

 ビニール小袋入りのガリが付いていました。
 ガリは大好物ですが、製造が「中○」と書いてありましたので
 舌に載せて風味などをみたあと、今回のものは食べませんでした。


立っている缶は
サントリーの「オールフリー」です。

  私が家で飲むときは主に「第3のビール」になります。

   第3のビールといえば、
   ビール、発泡酒、第3のビールの酒税変更が検討されています。
   現在の税率(350mlあたりで、それぞれ77円、47円、28円)を
   一律55円にしようという案のようですが、銭持ちにとっては
   減税、庶民にとっては増税ということになります。

   ちなみに、主な酒について現行の税率は次のようになっています。

    ・ビール                   220,000円
    ・発泡酒(麦芽比率25~50%未満)  178,125円
    ・ 〃 (麦芽比率25%未満)      134,250円
    ・第3のビール               80,000円
    ・日本酒                  120,000円
    ・焼酎
      (アルコール分20度未満)      20,0000円
      (アルコール分20度以上)      20,0000円+10,000円(1度増えるごとに)
    ・醸造果実酒(ワインなど)        80,000円
    ・ウイスキー・ブランデー
      (アルコール分38度未満)      370,000円
      (アルコール分38度以上)      370,000円+10,000円(1度増えるごとに)
    ・粉末酒(*)                390,000円

      * : 粉末酒は世界で初めて「佐藤食品工業株式会社」さんが
         開発されたものだそうです。(各国の特許もとられているようで、驚きの技術です)
         同社のWebサイトを見ましたが粉末酒の通販はされていないようです。
         (未成年者が購入するから?)
         (他の食品の原料として出荷されている?)
         売っている店があるのでしょうか。


昔は、どちらかと言えば低賃金労働者の酒であった焼酎ですが、
日本酒よりも税率が高いのです。
セレブなどが薀蓄を語ったりするワインなんて、最低ランクの税率です。
国○庁さんは貧者に冷たいようです。


 税率改定後(調整期間が過ぎた数年後(?))には、
 「ペットボトルワイン」を飲みながら「アジ寿司」を食べる、
 という組み合わせになっているかもしれません。

◇ 「町内一斉清掃」前の清掃

2015年10月10日 15時03分15秒 | 日常・その他
熊本市では昭和50年度より、
町内自治会などに呼びかけて、
地域の道路や公共の場所の一斉清掃が行われています。

「6月の第1日曜日」と「10月の第4日曜日」の年2回となっていますので、
今月25日(日曜日)が今年2回目の実施日になります。

あいにくその日が日勤勤務にあたっていますので、
私は当日清掃に参加できません。

少し早いですが、
今日、少し離れたところにある空き家(*)の道路沿いを掃除しに行きました。

   * : 昨今、空き家問題が取り上げられることがありますが、
      ウチの古い空き家も何か指摘されそうです。

清掃前


清掃後

  ※生垣(カイヅカイブキ(貝塚伊吹)の中に生えているシダ類を取り除き、
    石垣の蔦類も剪定しました。

  カヅちゃんが手伝いに来てくれたので
  昼過ぎには終わりました。
  それでも、45Lビニール袋に6個分ありました。


この空き家には「キウイ」の木もあります。
雌木が2本で、雄木が1本です。
ほとんど手入れしていませんので(長ーく伸びた枝を偶に切るだけ)、
食用になるような実が生ったことはありません。

今日見たら、10個ほど生っており、市販品に近い大きさのものもありました。


持ち帰った実です。


少し柔らかくなったら試食してみようかと思います。
恐らく吐き出すことになりそうですが。

◇ 播種して6日目の芽

2015年10月09日 21時46分20秒 | 庭の草木や生き物たち, etc.
先週10月3日に野菜の種を播きましたが、
そんな状況か見に行きました。

  ※大根、ニンジン、青梗菜、春菊の4種です。

芽が出ていました。

大根

  ※大根は30㎝ほどの間隔で3粒程度づつ播いています。
    芽が大きくなったら1本にします。

青梗菜                       春菊
 
  ※青梗菜は一列に適当に播いていますので、
    最終的に15~20㎝間隔になるように間引きします。
  ※春菊も一列に適当に播いていますが、私は青梗菜のようには間引きしません。
    適当に間引きするので不揃いに育ちますが、間引きしたものも食料にします。


4種とも、播種してから6日目です。
ニンジンを播いた畝には全く変化がありません。

   ※ニンジンは芽が出るまで7日~10日といわれるので、
     もうすぐかもしれません。

画像からも判るように、畑の土は小石だらけです。
私が家庭菜園に注力するは、種を播く時期と収穫時期です。
ですから、市販品に見劣りする今一つの物ができます。


家庭菜園があるところは
半分以上の土地が草ボウボウとなっています。

こんな花(果実(?))をつける雑草も茂っています。
イヌタデ(犬蓼)だとおもいます。

  ※画像の中心を座標0とすると、
    第4象限にぼんやり写っている二つの青い点はツユクサ(露草)の花です。


雑草の中に虫がいました。 【虫が苦手な方は画像に注意!】

ツチイナゴ(土蝗)の幼虫

  ※未だ鮮やかな緑色をしています。

ツチイナゴ(土蝗)の成虫

  ※ツチイナゴは秋から冬にかけて緑色から褐色へ変わるそうです。
    この個体は褐色になる途中のようです。

カメムシ(種は?)のカップル

  ※カメムシの種の多くは害虫ですが、
    無粋なことはせず、そっとしておきました。

サザンカ(山茶花)とピラカンサ(トキワサンザシ)の木に絡んだ山芋(?)の蔓に
ムカゴ(零余子)ができていました。

  ※黄色矢印がムカゴです。

  ムカゴは好物です。
    ムカゴ御飯もいいですが、
    油を引いたフライパンで炒って醤油を垂らして食べるのもオツな味です。
  去年も採りましたが料理するのを忘れてしまい、
  無駄にしてしまいました。


柿の木にも沢山実が生っていましたので、10個ほど採りました。

柿の木は2本ありますが、手入れ(枝剪定や摘果)をしませんので、
不恰好で小ぶりの(よく言えば野趣あふれる)ものが生ります。


この柿の品種は「フユウ(富有)」です。
まともな形をしているものを撮りました。


--- 子規さんが食べた柿の種類は?  <一考察(?)> ---


 『柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺』


 「正岡子規さんが奈良の法隆寺を訪れて境内の茶店で
  柿を食べながら休んでいたところ法隆寺の時の鐘が鳴り、
  この句が詠まれた」と云われています。

    西円堂の鐘楼から鳴り渡った鐘は何時を告げるものだった
    のでしょうか?
    現在は、8時、10時、12時、午後2時、午後4時に
    その数だけ撞かれているそうですが、
    当時も同じであったなら、
    秋の静けさを感じる夕暮れ時の午後4時の鐘では
    なかったのでしょうか?
      
     ※午前中はゆっくりした気分になれないし、
      12時は昼飯時だし、午後2時は小腹も空いていないし ・・・

  子規さんが食べた柿の品種は奈良産の「御所柿」と
  云われていますが、
  食べたのは「居倉御所」で、事実上の「富有」だった
  のではないでしょうか。
    
  「御所柿」がルーツの「居倉御所」の栽培が始められたのは
  1857年で、「富有」と命名されたのが1898年です。
  正岡子規さんが句を詠まれた1895年(明治28年10月)は
  「富有」の栽培が始まってから30年以上たっており、
  栽培が各地へ普及していたものと思われます。
   (桃栗3年、柿8年)
  食べたのは「富有」だが、「富有」と命名される3年前
  だったので「御所柿を食べた」という事になっている
  のではないでしょうか。

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私も家の「富有柿」を食べましたが ・・・

 『柿食えど 名句出てこず 種は出る』


======== 追記<2015.10.10_10:28> ===========

上の考察(子規さんが食べた柿の種類について)は間違っていました。  

 岐阜県発祥の「富有柿」が全国へ普及し始めたのは
 明治末期から大正にかけてだそうです。
 したがって、子規さんが食べられたのは
 云われているように「御所柿」のようです。

  ※参考文献:富有柿の由来 [岐阜県農政部農産園芸課 作成]
  
   甚だいい加減な考察で、スミマセンでした。  

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◇ 庭の虫(幼虫)と花

2015年10月08日 22時40分30秒 | 庭の草木や生き物たち, etc.
玄関を出たところにある石臼(*)の上で、鮮やかな色をした幼虫が動いていました。

          * : 現用ではなく庭石代わりに置いているものです。

発見したときは一瞬ギョッとしたんですが、
蛾の幼虫だったらよくある長い毛がなく、動きもスローだったので、
カメラに収めることにしました。

【イモ虫類が苦手な方は画像拡大注意!】

 ※長さは4~5㎝あります。

Webサイトで調べたら「キアゲハ(黄揚羽)」という蝶の幼虫でした。

イモ虫の形のときは気持ち悪いと敬遠されるかもしれませんが、
(緑に黒とオレンジの斑点模様で、これはこれで "綺麗" と見る人もいるかも)
成虫になるとこのような美しい姿になります。
キアゲハ  (属:アゲハチョウ属、種:キアゲハ)


                        
                        ・ライセンス:表示-継承(CC BY-SA)
                        ・作者:Alpsdake

アゲハチョウは一種類しかいないと思っていましたが、
"アゲハチョウ" というのは分類上の "科" や "属" などの名称だそうです。
私が今までアゲハチョウと思っていたのは「キアゲハ」に似た「ナミアゲハ(並揚羽)」でした。

      "並" と言う字が付くので、
      たぶんこちらのほうが沢山見かけるものなのでしょう。

ナミアゲハ  (属:アゲハチョウ属、種:アゲハ)

                        ライセンス:パブリックドメイン

ナミアゲハの幼虫  【イモ虫類が苦手な方は画像拡大注意!】



 ・ライセンス:表示-継承(CC BY-SA)
 ・作者:Alpsdake

   ※小学生の頃の観察日記を思い出した方もおられるのでは?


微かな香りが漂ってきました。
いい香りです。

上を見上げると木犀の花が開き始めていました。


まだ0.5分咲きといったところです。
いい天気が続きそうなので、数日したらふくよかに漂うことでしょう。


石臼の上にいた幼虫かどうかわかりませんが
ここにも一匹、ヒッシと掴まっていました。  【イモ虫類が苦手な方は画像拡大注意!】


じっとしてたので、ここでサナギに変身するのかもしれません。


こちらには
オカワカメ(**)の花が咲いていました。


  ** : オカワカメ(雲南百薬)はツルムラサキ科のつる性多年草です。
      以前の記事でも書きましたが、
      このオカワカメは台所の西日避けのために昨年植えたものです。
      "雲南百薬" という名のあるように、
      健康維持にかかせない必須ミネラルである、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅などを
      多く含んでおり、ビタミンA(ベータカロテン)、葉酸も豊富だそうです。
      健康野菜というよりも薬草といえます。
      中国では葉の付け根にできるムカゴを滋養強壮薬として食べるそうです。

オカワカメを育てている方の話によると、
「花を咲かせたら葉が大きくならないので、花芽のうちに刈り取ったほうがよい」とのことですが、
可哀そうなので、そのまま咲かせることにしました。