湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 鯵の南蛮酢

2015年10月19日 23時40分40秒 | 日常・その他
今日は鯵の南蛮酢を作りました。

宿明け勤務の帰りに寄ったスーパーの鮮魚コーナーに
程良い大きさの鮮度が良さそうな鯵が売ってありました。

  氷を入れた大きな容器にドッサリ入れてある「本日のお奨め品」です。

1匹88円(税別)でお買い得なので、南蛮酢にしようと10匹(2匹×5人分)買いました。
鮮魚担当のオジサンに、調理(頭落しと内臓除去)してくれるのかを尋ねました。
(このような売り方がされている "特売品" は、普通は調理など頼めないのでしょうが)

  両膝横にポケットがついた作業ズボンを穿き、
  主婦に混じってカゴ山盛りの買い物をしていた私のことを
  可哀そうな恐妻家にでも見えたのか、
  ニコッとして引き受けてくれました。


家に帰って早速調理を始めました。

 鯵は「ゼイゴ」(*)を取るだけで済みました。

    * : ゼイゴというのはアジ科の魚特有のもので、
       尾ビレの付け根から側線部にかけてある硬いトゲのようなもの。
       (ウロコが硬く変化したもの)

 鯵を揚げる前に、漬け汁を作っておきました。

  ・昆布でダシ汁を作り
  ・それに、
    酢、醤油、砂糖、みりん、焼酎(酒の代用)、塩、ダシの素を加え沸騰させます。
    (それぞれ、量らず適当です)
  ・玉ネギとニンジンの細く切ったものを加えて少し沸騰させたら火を止めて
   トレイに移して出来上がり。

 鯵は素揚げにしました。
 火が通りやすいように切れ目を入れて揚げました。(約8分間)

   揚がった鯵を、熱々のままトレイの漬け汁に浸します。

4回に分けて揚げ、出来上がったのがこれです。


他にもオカズがあったので、
今日の夕食で南蛮酢を食べたのは私とカヅちゃんです。

  南蛮酢は一晩置いたほうが味がしみて美味しくなるのですが、
  私は待ちきれなくて食べました。
  カヅちゃんは、私が頻りに勧めたので食べざるを得ませんでした。

   味のほうは少し淡白でした。
   砂糖と醤油が少し足りなかったのかもしれません。
   鮮度が良かったからか、鯵自体は美味しいのですが、
   南蛮酢としては味が薄く、味気ない味でした。
   (カヅちゃんは、いつものように『美味しい』と言ってくれましたが ・・・)

   明日になると、
   漬け汁の味が滲みて、締まった味になっていると思います。
   私の分の残り一匹を、噛みしめて食べたいと思います。