10月に入り朝夕が涼しくなってきたので、
久しぶりにジョギングしました。(ずっと、サボっていました)
ジョギングするときに携行するのは次の四つです。
・ハンドタオル
・住所・氏名・自宅電話番号を書いた紙
※途中で万一心臓発作等で倒れたときのためのもの。
身元不明死体にならないための備えです(*)。
・小銭
※喉が渇いたときに自販機で飲物を買うためで、
今回は250円をポケットに。
※途中で体調が悪くなったときに公衆電話から自宅へ
電話して、救助を頼むため(*)。
・ウォークマン
※今回は充電していなかったので携帯せず。
* : この心配性が心臓発作の原因になりかねませんが。
コースの途中に「BOOK-OFF」がありますが、
ブランクがあり息切れしてきたのでインターバルがてらに立ち寄りました。
街の本屋さんで立ち読みすることはありますが、
「BOOK-OFF」さんに入ることは年に1回もありません。
店に入るときには買うつもりはなかったのですが、
ポケットに250円あることを思い出しました。
これで買えるものはないかと、棚に並んでいる本の背表紙を見ていきました。
何気に見ていくうち、
読んでみたいと思っていた本のことを思い出しました。
「ドストエフスキー」さんの「カラマーゾフの兄弟」(**)と
「東海林さだお」さんの「丸かじりシリーズ」(***)です。
** :「カラマーゾフの兄弟」は若い頃(10代(?))のときに
上・中・下を揃えましたが、数十ページで投げ出していた小説です
図書館から今借りている「TRANSIT 第27号 美しきロシアとバルトの国々」
の中にこの本のことが書かれてあり(30代、50代、70代で違った
楽しみ方ができる)、再挑戦してみようという気になっていたのです。
*** :「丸かじりシリーズ」は全部で40巻近く発行されているはずですが、
家には30巻くらいあるので、未だ読んでいない巻のことです。
「ドストエフスキー」は偉人で「東海林さだお」は奇人ではないか!
両者は "月" と "スッポン" 、"禿げ" と "フサフサ" 。
あなたの好み(選定)はおかしい!
と指摘される方があるかもしれませんが、
「東海林さだお」さんは露文科中退(****)ですし、あながち無関係とは言いきれません。
**** : 自身のエッセイで書かれていますが、
露文科に入った理由は
『「ドストエフスキーのあの小説は ・・・」などと語ったらモテるかもしれない』
という不純な動機だったそうです。
結局、難しいロシア語に挫折して中退されたとのことです。
それに「東海林さだお」さんは数々の受賞をされている方です。
もしかしたら、没後50年を過ぎたら末席くらいで "偉人" の仲間入りをされるかもしれません。
・文藝春秋漫画賞
・講談社エッセイ賞
・菊池寛賞
・紫綬褒章
・日本漫画家協会賞大賞
・旭日小綬章
「BOOK-OFF」さんの棚に「カラマーゾフの兄弟」がありました。
ただし置いてあるのは3巻ものの「上巻」だけでした。
それに250円では足りない値段がついていました。
日本人作家の「さ行」の棚を見ていくと、ありました。
「東海林さだお」さんの「丸かじりシリーズ」が数冊。
その中で家にないのは「鯛ヤキの丸かじり」だけでした。
青い値札シールには「¥108」と印字してありました。
余裕で買えます。(250円が大金に思えました)
3巻で2000ページほどもある「カラマーゾフの兄弟」と比べると
「鯛ヤキの丸かじり」は約250ページです。
軽い本(重さも内容も)を右手に持ち、
夕食の時刻に間に合うよう、走ったり歩いたりしながら帰りました。
帰ってから、
気になっていた青い値札シールを慎重に剥がしました。
(青いシールの下に赤いシールが貼ってあったのです)
現れた赤いシールには「\300」と印字されていました。
「掘り出し物だった」と喜んだのものの、ふと考えました。
これは、店側の販促のための小技の一つで、
特価品ということを印象づけるために始めから2枚重ねて
貼ってあったのではないのかと。
たぶん、以前300円で売られていたものが値引きされた
ものなのでしょうが ・・・
斜めにものを見る悪い癖がある素直でない私です。
久しぶりにジョギングしました。(ずっと、サボっていました)
ジョギングするときに携行するのは次の四つです。
・ハンドタオル
・住所・氏名・自宅電話番号を書いた紙
※途中で万一心臓発作等で倒れたときのためのもの。
身元不明死体にならないための備えです(*)。
・小銭
※喉が渇いたときに自販機で飲物を買うためで、
今回は250円をポケットに。
※途中で体調が悪くなったときに公衆電話から自宅へ
電話して、救助を頼むため(*)。
・ウォークマン
※今回は充電していなかったので携帯せず。
* : この心配性が心臓発作の原因になりかねませんが。
コースの途中に「BOOK-OFF」がありますが、
ブランクがあり息切れしてきたのでインターバルがてらに立ち寄りました。
街の本屋さんで立ち読みすることはありますが、
「BOOK-OFF」さんに入ることは年に1回もありません。
店に入るときには買うつもりはなかったのですが、
ポケットに250円あることを思い出しました。
これで買えるものはないかと、棚に並んでいる本の背表紙を見ていきました。
何気に見ていくうち、
読んでみたいと思っていた本のことを思い出しました。
「ドストエフスキー」さんの「カラマーゾフの兄弟」(**)と
「東海林さだお」さんの「丸かじりシリーズ」(***)です。
** :「カラマーゾフの兄弟」は若い頃(10代(?))のときに
上・中・下を揃えましたが、数十ページで投げ出していた小説です
図書館から今借りている「TRANSIT 第27号 美しきロシアとバルトの国々」
の中にこの本のことが書かれてあり(30代、50代、70代で違った
楽しみ方ができる)、再挑戦してみようという気になっていたのです。
*** :「丸かじりシリーズ」は全部で40巻近く発行されているはずですが、
家には30巻くらいあるので、未だ読んでいない巻のことです。
「ドストエフスキー」は偉人で「東海林さだお」は奇人ではないか!
両者は "月" と "スッポン" 、"禿げ" と "フサフサ" 。
あなたの好み(選定)はおかしい!
と指摘される方があるかもしれませんが、
「東海林さだお」さんは露文科中退(****)ですし、あながち無関係とは言いきれません。
**** : 自身のエッセイで書かれていますが、
露文科に入った理由は
『「ドストエフスキーのあの小説は ・・・」などと語ったらモテるかもしれない』
という不純な動機だったそうです。
結局、難しいロシア語に挫折して中退されたとのことです。
それに「東海林さだお」さんは数々の受賞をされている方です。
もしかしたら、没後50年を過ぎたら末席くらいで "偉人" の仲間入りをされるかもしれません。
・文藝春秋漫画賞
・講談社エッセイ賞
・菊池寛賞
・紫綬褒章
・日本漫画家協会賞大賞
・旭日小綬章
「BOOK-OFF」さんの棚に「カラマーゾフの兄弟」がありました。
ただし置いてあるのは3巻ものの「上巻」だけでした。
それに250円では足りない値段がついていました。
日本人作家の「さ行」の棚を見ていくと、ありました。
「東海林さだお」さんの「丸かじりシリーズ」が数冊。
その中で家にないのは「鯛ヤキの丸かじり」だけでした。
青い値札シールには「¥108」と印字してありました。
余裕で買えます。(250円が大金に思えました)
3巻で2000ページほどもある「カラマーゾフの兄弟」と比べると
「鯛ヤキの丸かじり」は約250ページです。
軽い本(重さも内容も)を右手に持ち、
夕食の時刻に間に合うよう、走ったり歩いたりしながら帰りました。
帰ってから、
気になっていた青い値札シールを慎重に剥がしました。
(青いシールの下に赤いシールが貼ってあったのです)
現れた赤いシールには「\300」と印字されていました。
「掘り出し物だった」と喜んだのものの、ふと考えました。
これは、店側の販促のための小技の一つで、
特価品ということを印象づけるために始めから2枚重ねて
貼ってあったのではないのかと。
たぶん、以前300円で売られていたものが値引きされた
ものなのでしょうが ・・・
斜めにものを見る悪い癖がある素直でない私です。