湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇薹が立ったフキノトウ(蕗の薹)

2015年03月07日 20時32分24秒 | 庭の草木や生き物たち, etc.
先日、近くに住んでいる兄が蕗の薹をもってきました。

家庭菜園がある空地に顔を出していたものだそうです。

持ってきたとき私は家にいなかったので、
兄が何のために持ってきたのかわかりません。

  食用?、観賞用?

苞が開き始めていましたので天ぶらにするには遅すぎるし、
蕾も小さく固かったので鑑賞するには早すぎるのではと思いました。

  私が料理(天ぷら)に使ったことがある蕗の薹は
  パック詰めで店で売られている、苞が閉じているものです。

そのままにしておいてあげれば、きれいな花をさかせていたでしょうに ・・・
それを切り取るなんて、可哀そうなことをしたものです。

    春の息吹きですが、
     今は息も絶え絶えかもしれません。  



カヅちゃん(妻)が小さな器に生けました。



蕾がだんだん大きくなってきたようです。

この小さい器の中で花を咲かせてくれるでしょうか。



”薹”という字は難しい漢字です。

若い(旬の)時期を過ぎてしまったことを”薹が立つ”と表現したりしますが、
女性には絶対禁句です。

森高千里さん(私が住む熊本市西区にも住まれていたことがあるとのこと)の歌に
「薹が立つ」というのがあります。

   ※ミニスカートが似合っていた森高さんも、
     さすがにもう薹が立たれているのでしょうか ・・・
     (本人にわからないところでは 使っても安全でしょう)

この曲は本人が作詞もされていますが、何ともとぼけておもしろい詩です。

 ・・・(前の部分を割愛)・・・

 薹薹薹薹薹薹薹薹が立つ 薹薹薹薹薹薹薹薹が立つ
 気を付けないと薹が立つ

 薹薹薹薹薹薹薹薹が立つ 薹薹薹薹薹薹薹薹が立つ
 気を付けないと薹が立つ

 見てよあそこの女 薹が立ってるわ
 まさしくこのこと
 教えてあげようか いや やめとこう やめとこう やめとこう
 (割愛)
 あんたそこで何しよっと しっかり見らんと いかんよ いかんよ
 あんたその字知っとっと 覚えとかんと いかんよ いかんよ 薹  

 あんたそこで何しよっと しっかり聞かんと いかんよ いかんよ
 あんたその字知っとっと 知ったかぶりしたら いかんよ いかんよ

 ・・・(後を割愛)・・・

こんな(少し間違いがあるかも)、
熊本弁丸出し(標準語も混じっている)の詩です。


私も知ったかぶりはしません。
”薹”という字は読み方も知りませんでした。

明日には、もう書くことはできないでしょう。