よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

市民病院問題解決のため米内沢病院犠牲?

2009年08月27日 | 議会だより
 北秋田市民病院は開院を来年4月に延期する方針で動いています。しかし、常勤医15人体制で始動するために、基本的問題はなんら解決しないまま開院することになります。したがって、「高度医療、がん治療、救急指定など」はほとんど構想どおりの病院でなくなるのは目に見えています。それでも市長は開院をめざしています。北秋田市は厚生連に対して「至れり尽くせり」ですから財政負担はかなりの額に及ぶことが予想されます。それでも、開院するということのようです。
 そのとばっちりを受けるのが、公立米内沢総合病院。津谷市長は、厚生連の民間病院を市が多額の財政負担を行い、公立の米内沢や阿仁病院は規模縮小などと発言していることに、「どこの病院の管理者か」と疑いたくなります。
 周知のように、米内沢病院は常勤医をあと5~6人確保すれば経営は上向いてくるはずです。住民の税金で厚生連の医師確保に向くのではなく公立(自治体)病院の医師確保に奔走すべきではないでしょうか。それを行わないために米内沢総合病院は厚生連の犠牲にさせられるようで理解、納得できません。