Chance is with the music

音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

東京スカパラダイスオーケストラ@渋谷タワレコSTAGE ONE

2006-06-25 23:53:14 | LIVE
今回のライブ、実はいつものスカパラライブ以上に楽しみにしておりました。と言うのも、ハコが小さいからとかツアー開幕前だとか、もちろんそんな理由もあるのですが。何より今回集合するお客さんが皆、ものすごい執念やミラクルでもってチケットを手に入れたであろう、選りすぐりのスカパラバカばかりだという点が。たぶんリキッドとかでやるより、ある意味純度はものすごく濃かったはず。

そんな訳で、整理番号110番台だった自分は、入場後すみやかに定位置(←下手寄り前方狙い)にスタンバイ。すると間もなく誰かに肩を叩かれ。振り返ってみると・・・おおお、お知り合いのオオモリストAさんじゃありませんか!おひさしぶりっす!

その後は開演まで2人で「今日はピンクの衣装お披露目ですねー」「大森さんはオールバックヘアかなー」「ああ、ねえ・・・(ため息)」「加藤くんこの狭いステージで跳べるのかしら」「跳ぶでしょう(断言)」など、楽しくお話させてもらってとてもうれしかったです。Aさん感謝です。

そしていよいよ開演なのですが。おっさん方が例のピンク×黒スーツで現れたその瞬間、隣で「あああ大森さんがああ!」と叫ぶAさん。何事かと驚いて大森さんを見ると・・・や、やばいです大森さん!オールバックどころか、やや伸び気味な栗色ヘアが見事にさらさらで、ありえないくらいカッコいいんですけど!やっばーいこんな近くでどうしよう!(←落ち着け)そんな感じで、2人できゃああと叫んでるうちに、気づくとゴッドファーザーのイントロが始まってしまってたのでした。

ステージはやっぱり、10人乗っかると相当窮屈そうな感じで。両端の加藤さんと沖さんは、完全に片半身がステージ袖に入ってる状態。そこからぶっ放される音は、もうそれだけでたまらないんですが。加えて今回のSTAGE ONEは思いがけず音がけっこう良くて、すごくありがたかったです。さらに2曲目がPINZORO、さらにSKA pedaladaという、熱すぎずクールすぎずな曲が続けば、そりゃめちゃくちゃ気持ちよく踊れるってもんです。SKA pedaladaの沖さん、最高でしたー!

その後が、街、でしたっけ?このへんではもう、鈴を振る大森さんの表情に釘付けになってました私。ああ美形に鈴、こんな画もあるのね(←馬鹿)。あ、そういえばこの曲のペット&トロンボーンソロのとき、谷中さんがものすごいアンニュイな顔でNARGOさんと北原さんを凝視してて、なんだかそれも気になりました。

そして下手側にはいよいよマイクスタンドが登場。さあ何が来るんだ、あれか?あれなのか!?・・・きたあああ、Come on!だー!!ついにライブ初聴きだよー!

当然フロアも自分もこの日一番の盛り上がり。そして、この曲からだったか、この次の太陽にお願い、からだったか・・・。それまで下手見切れエリアでおとなしくしていた加藤さんが、突如前方に乗り出してきたからさあ大変。思わず体を3歩前に乗り出し、いきなりアクセル全開な加藤隆志ショーに、もはや大森さんの男前ぶりも忘れて暴れる自分。いや、この時の加藤さんはほんとにすごかった。言うまでもなく汗だく、妖怪のごとく長髪を振り乱し、壊れた人形のように口は開きっぱなしで、冷静に考えれば相当危険なビジュアルなのに、それでも好きすぎて目が離せない(←大馬鹿)。

もちろん、煽られたフロアもすごいことになってました。私が今回のライブ前に期待してた、濃いスカパラファンだらけだからこその、あの感じ。カモンコールとか、太陽にお願いでのoi oiコール(いままでのライブ生活で初めてoiコールやった気がする自分)とか、人数をはるかに超えたボリュームとキレのよさ。当然みんなめちゃくちゃ楽しく踊ってるんだけど、でもむやみにモッシュ状態を作ることなく、おたがいの快適さをどこかで尊重しあってたような感じもあって。さらに目の前でNARGOさんが微笑んでくれた日には、もう無敵(意味不明)。

そして、太陽にお願いのあと、ほんの少し空いた間でポーズを構える加藤さん。ああもうあの曲しかないだろ、と確信したその瞬間、まさにそのWhite Lightのイントロが。ああもうやばすぎ、どこまでメーター上がるんだこのライブ。そしてどこまで続くんだろうこの加藤ショー。まあいいや、体はありえないくらい動いてるから。ははははははー。

でもって、やっと加藤ショーが一段落したと思ったら・・・まさかの本編終了。これにはちょっと面食らってしまいました。Aさんと「わあ短いっすねえ」「でも汗だくなんだけど!」「つーか加藤さんがああ!」と語りながら、アンコールを待つことしばし。ピンクのおっさん方、改めて登場ー。

ここで普段のライブ同様に谷中さんMCとメンバー紹介があったのです、が。あー・・・谷中さんMCが思い出せない(汗)。何だっけ、「高校生のころはよくタワレコにきてたんだけど」って話でしたっけね?メンバー紹介は、今回誰も挨拶なし。そう言えばこの時やっと、欣ちゃんの髪型がマイナーチェンジしてることに気づきました。で、あー欣ちゃん、やっぱかわいいなーと一瞬見とれてたら。

はっ、目の前にいるのはNARGOさんwithピアニカじゃありませんか!実はおたがい重度のスカミー中毒の、Aさんと自分。その瞬間に顔を見合わせ、ふたたび「きゃああああ!」と絶叫(うるさすぎる)。そして後は、残る力を振り絞って踊り、跳び、叫び。あの狭いステージでも、北原さんの間奏回転ソロはしっかり見られましたよ。でもさすがにそれ以上はスペースなかったのか、いつもはここで前に出てきてくれる大森さんが、コンガの前でずっと歌ってて、それが唯一心残りでした。ああ、あのカッコいい姿をより近くで見てみたかったー。

アンコールはこれ1曲。そしておっさん方はいつものように、いい笑顔で去っていきました。実質8曲、約35分。ものすごく短いライブだったのに、我ながら信じられないくらい楽しみ、汗だくになり、久々にものすごい完全燃焼感。でも2時間ワンマン見るのとはまたちょっと違った、不思議な感覚でした。

当然、ライブ帰りに呑んだお酒は最高に美味しかったです。ああもうすぐ夏が来て、スカパラもツアーが始まりますよ。この後どれくらいおいしいお酒を呑めるのか、楽しみで仕方ありません。とりあえず、2週間後の野音がたまらなく待ち遠しいですよー!


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2 コメント

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ニアミス! (rku)
2006-06-29 21:50:30
タワレコお疲れ様でしたー。かなりのスペシャル感がありましたねぇ。私は上手側でうはうはしていました。

ところで110番台でしたか。私は100番台でした。またもやニアミス!
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マジすか?! (yucca)
2006-07-01 15:26:28
そんな近かったなんて!

そうと知っていればー!って感じです。



rkuさん宅のレポ、拝見しました。

「上手も気にはなるけど、やっぱり下手は譲れない」な自分なもんで

rkuさんのすばらしい上手目線レポ、すごく楽かったです(^^)

来週の野音も萌えましょう、いや燃えましょう(笑)
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