ゆえん

 

インドからパキスタン入国 ガンダーラまでの道のり

2011-09-25 11:36:58 | パキスタン
ガンダーラを目指して、印パ国境越えの旅。

まずはガンダーラ遺跡までの軌跡をダイジェストでどうぞ。


見れない方はコチラ

国境越えの様子はコチラ
インドビザ2ヶ月ルール突破!印パ国境越えの旅


さて、、いよいよパキスタンに入国。
正式国名、パキスタン・イスラーム共和国。


国境を越えてパキスタンに入国すると、
しばらくのどかな風景が続きます。


道路に牛の大群が一緒に走ってたり。


国境近くの街、ラホールに向けて走ります。

パキスタンの国旗の色のリキシャ。

外国人をみると、気さくに手を振ってくれる皆さん。



しばらく走って駅に着くと、
ライフルもってる人がいっぱい。

ーー注意ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゆえんさんは昔、
中国でライフル持ってる人にカメラを向けてしまい、
目の前でカッチャンされた経験があるので、
今回は安全を確保しつつ命がけで盗撮しています。

良い子のみんなは、こんな撮影マネしちゃだめだよ?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ライフルを傘感覚で足に立てかけて寝てる人


ショルダーバック感覚で方から下げる駅の人


このフォルムは・・
ロシア製AK-47の改良型っぽいな・・
AKMかな・・?

どれもマガジンが装着されていないので、
すぐにパラララララッ!って事にはならないな。

マガジンはポッケに入れてるのかな。


とにかく、町中でライフル率が高く、
しかも、持ち方が気軽。

インドや中国で見かけたライフル持ってる人は、
もっと、ビシっと兵士っぽく立ってたんですけどね。


ま、そんな緊迫感もありつつ、
駅に到着、ガンダーラ遺跡の近くの街まで切符を買います。


4時間移動させてもらって、500円くらい。

うーん、全然読めないね。


しかも、英語もあんまり通じない・・

とりあえず、出発時間と車輛番号、
座席番号をボールペンでメモってもらって、
駅のホームに向かいます。



で、早速電車がホームに到着したのですが、
どの車輛が何号車なのか、全然わからん。

しかたないので、駅員さんに訪ねてみる。

ゆえん「あの、このチケットなんですけど、、」

駅員 「ああ、3号車だよ。」

ゆえん「3号車って、どこ見れば分かるんですか?」

駅員 「おおっと!いけね!忘れてた!」


とか何とかいいながら、駅員さんがとった驚愕の行動。


なんと、自らチョークで車体に番号を書き始めた。

こちらが3号車ってことになったらしい。



車内の様子。


インドの電車よりスペック高いな。


ちゃんと座席にゴミ箱が付いてる。


一応トイレも撮影してみた。

トイレはインドと一緒ですね。

そしてイケメンだらけなのも、インドと同じかそれ以上。
電車で盗撮したパキスタンのイケメン。



こうして快適な列車に4時間ほど揺られ、
ラーワルピンディに到着。



と、、ここまで、、
インドのデリーからアムリトサルまで夜行列車で12時間
国境ワガーから徒歩でパキスタン入国、
また電車で移動というなかなかの移動距離。

この日はこのラーワルピンディで一泊することに。

まぁこんな宿でして、



夜中に何度もドンドン叩く音がして、
殺されると思って身震いしましたが、大丈夫でした。

明日はいよいよ、ガンダーラ!

そこに行けば、どんな夢も叶うという、
愛の国ガンダーラ。


そこが、旅人泣かせの広大な灼熱地獄とは、
この時まだ、知るよしもなく・・・

つづく、かも。


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インド アムリトサルの黄金寺院

2011-09-18 23:48:20 | インド
ガンダーラを目指して、印パ国境越えの旅。

楽しかったデリーでの休暇が終わり、
もうパキスタン行くのが若干面倒くさくなっていましたが、
とりあえず、国境の街、アムリトサルに向かいます。


デリーの駅。


プレムくんが送りにきてくれて、
いつもは苦労する車輛探しも難なくクリア。

一番安い寝台車。
世話になったプレムくんともここでお別れ。



最後にプレムくんは、隣のインド人に、

「おい、お前どこまで行くんだ?
 彼女はアムリトサルまで行くんだ。
 着いたら声かけてやってくれよな!」

とか、白人女性の乗客を見付けては、

「ねぇねぇ、キミ何人?イギリス人?
 彼女は日本人なんだよ!
 友達になってやってくれよ!」

などなど、まるで子供を送るバカ親かっつーくらい、
最後まで世話をやいてくれたのでした。


ありがとぉぉ!プレムくん!


寝台車で12時間、アムリトサルに到着。


朝早くて、まだ薄暗いアムリトサルの駅。


ここ、アムリトサルは、
パキスタンとの国境ワガーから最も近い街なのですが、
もうひとつ、有名な観光名所があるのです。

それが、ゴールデンテンプル、黄金寺院。
シク教の聖地だそうな。

印パ国境に向かう前に、
このインドの金閣寺にもお邪魔することに。


午前7時前。空が色付いてきた。


入場料は、なんと無料。
さすが聖地。

入る前に、靴を預けるようにとのこと。

預かり料も、もちろん無料。

靴を預けたら、足を水で清めます。

小学校のプールの授業で、こんなんあったね。


そのまま進むと、早速黄金寺院!


すごい!何がスゴいって、このスケール。


むちゃむちゃ広い泉に、
黄金の寺院を浮かべちゃってます。


日本の金閣寺も、なかなか趣きがあって良いですが、



さすがインド、やることが壮大です。


さて、黄金寺院周辺をうろついてみますが、
どうにも、観光って雰囲気じゃない。

ここは、シク教の聖地というだけあって、
皆さん、ガチで祈りを捧げています。

何度も土下座と起立を繰り返したり、
聖なる泉で沐浴したり。


バックパック背負ってカメラ首からぶら下げてる人なんて、
ゆえんさんを除いては一人もいらっしゃいません。


・・・ここは・・・

  軽い気持ちで観光に来るべき所じゃないな・・・


そう悟って、
最後に、中央の寺院をちょっと覗いたら、
おいとまを頂戴することにいたしました。



この中央には橋がかかっているのですが、
その橋に立ち入ったが最後、
もう身動きがとれない程の大渋滞で、
戻る事すら許されないのでした。


観光客なんて一人もいない。
みんなして、祈りの歌を合唱してる。

そしてみんな、お供え物を大切そうに抱えてる。
そこに手ぶらで紛れ込んでしまったゆえんさん。


  ごめんなさい・・・

     ごめんなさい・・・

        ごめんなさい・・・


皆さんにとっての聖地に、
観光気分で訪れてしまった事に、
ひたすら申し訳なく思っていたのですが、

ふと周りを見渡すと、
インド人たちは、真剣に祈りを捧げつつ、

「おや?ガイジンがいるぞ?まいっか。」

くらいな軽いノリで興味を示してるっぽいものの、
そこに嫌悪感や敵意は全く感じられない。

さすがは聖地。
ここには負の感情が存在しないのか。

申し訳ないなんて、
思う事のほうが、申し訳ないかもな。


こうして感情が錯綜するうちに、
ついに、黄金寺院の中心に入る事になりました。

黄金寺院は、その内部も全て黄金で、
しかも、さっきから皆が歌っている歌の、
生演奏がここで行われていたのでした。

よくみると、この広い施設のいたるところに、
絶妙に仕込まれた、スピーカーたち。


中央の黄金寺院で奏でられる演奏が、
こうして施設全体に響き渡っているのですね。


シク教徒の皆さんが、
中央にお賽銭を置いているのを見て、
ゆえんさんも、感謝の気持ちを込めて、
お賽銭を置かせてもらう事に。


普段、お賽銭といえば、
5円と決めているのですが、
ここは素晴らしい施設な上に、
入場料も無料であったため、
奮発して、50ルピー(100円くらい)を、
支払おうと思ったのですが、

置いてあるお賽銭をみてビックリ。

100ルピー札がメインで、
500ルピーも混ざっていたりしたのです。


すみません、流れで50ルピーしか払えなくて・・・
神様、このご恩は一生忘れません・・・


こうしてすっかり、
こころが清められた所で、

聖地、黄金寺院を後にしたのでした。

印パ国境、ワガーに向けて。

つづく、かも。
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突撃!インドの晩ごはん インド ニューデリー

2011-09-10 16:24:42 | インド
今日も、プレムの日。

遊び倒して、たらふく食べて、
バイクでニューデリーを爆走しまして、

(前回までのあらすじ:インドイケメン遊戯~プレムの日~

プレムくんが最後に連れてきてくれたのは、
彼のマイハウスなるところ。

プレムくんとは、
スカイプで話した事があるのですが、

男子5人のシェアハウスにお住まいで、
いつもガヤガヤ騒がしいお宅という印象。


※ソレ大丈夫?って心配しちゃってる方へ
 プレムくんは最後までイイ人なのでご安心ください。
 でも良い子のみんなはこんな無茶な旅、
 マネしちゃダメだよ?



と、いうわけで、

突撃!インドの晩ご飯!
今回は、インドニューデリーに突撃!


こんばんはー、ヨネスケでーす。


すると、スカイプでお馴染みのメンバーが、
出迎えてくれました。


ナマステー!ナマステー!
広くてキレイなお宅じゃないですかー!

これがスカイプで使ってたPCかぁー
あそこにゆえんさんが映ってたわけですねー。


さて、まずは、
日本からプレムくんに持ってきたお土産を披露。

ギャッツビー、アイスタイプ。

日中は40度を越える灼熱の地インドにて、
これは画期的にちがいない!

と、自分用の他に、プレムくんに持参したのです。


冷たすぎてイタいけど、
「あめーじんぐ!」との感想いただきました。


続いて、UHA味覚糖 特濃ミルク。

インドには何種類かアメを持参したのですが、
こいつが一番人気でした。


続きまして、柿の種。

これは、日本にいるインド人に、
喜ばれるからって教えてもらったのですが、

反応は、「んー・・ イッツ、オーケイ・・」
と、微妙な感触でした。


と、たわむれもそこそこに、
なにやらインド人がキッチンにこもり始めたので、
様子を見に行ってみる。



おー!やってるやってる!
名コック、ヤダヴくん!

ヤダヴくんは、
サリーをネットで販売する仕事をしているそうな。

ヤダヴくんのECサイトはこちら

※宣伝してあげたから、無許可で掲載したこと許してね。


そんなヤダヴくんに、
仕込みをみせてもらいます。

なかなか高度なお料理をしていますね!

調味料もいっぱい!

ここんちには、冷蔵庫が無いにもかかわらず、
日々食材を仕入れて、自炊しているとのこと。

なんてよく出来た息子さんなんでしょう。


そして、出てきたお料理がコチラ!

わー!
カレーライス!
ダールという、豆のカレーだそうな。

こーれは、おいしい!
今まで食べてた、レストランのカレーとは明らかに違う。
まさに、家庭の味といった感じです。


食べ方の指導も入ります。

あぐらをかくように指導された。

インド人は手で食べる、
しかも右手限定って印象が強かったですが、

こうして一般家庭でも、
普通にスプーンが出てくるのですねー。


ちょこちょこキッチンに出たり入ったり、
いろんなものがこまめに出てきます。

つづいてはこちら。

ALOO TIKKI(アルティキ)という、イモのカレー。

ちょーー激ウマ。

カレー風味のおイモさんに、
まろやかなホワイトソースが絡んで、
これまた絶妙なハーモニー。

お部屋には、同居人やらお友達やら、
どんどんメンバーが増えてきて、
日本人の珍客をいじって遊び始めてます。

つづいて出てきたのがこちら。

GOLGAPPA(ゴルガパ)というそうな。

シュー生地みたいなのを、指でつぶして、

わかるかな?この中に、
冷やしカレーを流し込んで食すのです。

これが、ゆえんさんのキュートなお口には少々デカく、
一口じゃ明らかに無理なんですが、

インド人たちに、口に放り込まれて、
ゲホゴホ言わされ、爆笑されてる。

いじられながらも、
食べ物の写真を撮って、
名前をメモるゆえんさんに、

「日本人はピクチャー好きだなー」
と笑いながら、

「俺たちの写真はいらないのか?」
と、ニコニコ顔で聞いてくるので、
みんなで記念撮影!


みなさんホント、超いい人だらけ。

最後に、お菓子をだしてくれたのですが、
「おいしーーー!」と叫んでしまった所、

「気に入ったのか?
 じゃあ全部持って帰りなよ!」

「いやいや、
 俺たちの食いかけだぜ?
 持たせらんねーだろ。」

などなど言い争いまで勃発した挙げ句、
別の小さな箱に移してくれて、
包装紙にわざわざ包んで渡してくれた。

・・・・・
なんて良く出来た息子さんなんでしょう。


そうこうしてるうちに、
夜になってしまったので、

リキシャで帰れると言ったのですが、
バイクで宿まで送ってくれるとプレムくん。

プレム「おい、お前たち!
    彼女がお帰りになられる!

    全員おもてに出てお見送りだ!」

とか何とか言って、
さっき来たばっかりのお友達まで引き連れて、
インドの住宅街の真ん中で、
みんなで見送ってくれました。

インドのみんな、ありがとう!
ダンニャワード--!


宿に向かう途中も、
翌日からパキスタンに向かうゆえんさんに、
いろいろ気を遣ってくれて、

「明日は駅まで送りに行ってやるからな!」
「荷物が多かったら、家であずかってやるぞ?」
「渡してある携帯電話は向こうでも使えるから持っとけ!」

などなど、どこまでもいい人。


ホテルに帰って、
みんなにいただいた、お菓子をほどいたら、

なんだか、こころがほっこりしすぎて、
涙が出そうになった。

※半分減ってるのは、勢い余って食べてしまった分です。


インドのみんな、なんていい人なんだろう。

もしかしたら、これは男性社会インドならではの、
女性を守らなきゃ的な義務感なのでは。

女子は、本当に何もしなくていい。
お人形さんみたいに座っていればいい。
むしろ何にもしちゃいけないくらいの空気感。

こんなに、男性がしっかり守ってくれる社会なら、
女性が社会的キャリアを求める必要もないし、
男子も・・・・・

※KY発言注意!


男子も、草食系男子なる弱小生態に身を落とすことなく、
ゆえんさん好みのイケメンに育つことうけあい。

インドのイケメン率が高いのも頷ける。

こんなことなら、
男女雇用機会均等法だの、
女性の社会進出だの、そんなの必要ないじゃないか!

女子は女子らしく、
お人形さん扱いされてたほうが、幸せではないか!


・・・・・・・・・・・・


  そうでもないな・・・



ゆえんさんは女子だけど、
自分で稼いだお金で、
自分で自由な時間を手に入れて、
こうしてインドまでやってこれた。

お人形さん的人生を歩んでいたとしたら、
こんな冒険は出来なかっただろうし、

こんな異文化に出会う事もなかったのか。


 う~ん・・

 ま、どっちでもいっか。


インドのお宅で貰ったスイーツと、
宿のチャイをいただきながら、
しみじみ考え込んだのでした。


今回のインド旅、
初日から、充実しすぎて、満足しすぎて、
最早パキスタンに旅立つのが面倒になってきましたが・・


つづくかも!
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インドイケメン遊戯~プレムの日~

2011-09-04 13:24:52 | インド
今日はプレムの日。

プレムくんは、前回のインドの旅で、
ポストオフィスで出会ったイケメンインド人。

参照:インドイケメン遊戯~ポストオフィスの男~

たった1回しか会ったこと無いのに、
今回のインド行きを伝えると、
遊んでくれることになりました。


インドイケメン遊戯も、ついにここまできたか。


プレムくんは、
初日から、空港まで迎えにきてくれて、
感動の再会を果たした後すぐ、
携帯電話を渡してくれたのでした。



丁寧に使い方を教えてくれるプレムくん。
なんてよく出来た息子さんなんでしょう。

プレムくんの番号と、
その他便利な番号(110番とか時報とか)
だけが登録されたこの携帯電話に、
朝から電話がかかってきた。

30分後に迎えに来てくれるとのことで、
キッチリ時間通りに現れたプレムくん。




テキトーに行き先を打ち合わせたら、
早速バイクで爆走します!




まずはFRRO(外国人登録局)に向かったのですが、
祝日につきお休み。

現場にいた職員に、
インドビザ2ヶ月問題について確認したのですが、
とりあえず国境に行ってみれば?
とのことで、この日も解決できず保留に。


続いて、とある遺跡に向かう予定なのですが、
ちょっと寄り道。

ポストオフィス


今日はお休みなのに、
ずんずん侵入していくプレム氏。

お客さん用の長椅子に腰かけて待ってると、

プレム「ちょっと、これでも食って待ってて!」

と、本場インドのカレーパンと、
チャイを渡してくれました。

これは、ウマい!!

日本のカレーパンって、
外側が揚げパンっぽくなってるけど、
インドのカレーパンは、
そのパンの部分は菓子パンっぽくて、
中のカレーは本場インドの豆カレー。

ピリ辛の本格カレーを、
甘味のあるパンが優しく包み込んで、
何とも絶妙なハーモニーを醸し出していました。


さて、続いての寄り道。
道ばたでココナッツジュースを飲む。


プレムくんが支払ってくれたので、
お値段不明。。


その後もずんずんバイクで爆走しまして、


やっと、遺跡に到着。


クトゥブ・ミナールという遺跡。
入場料は、インド人が10ルピー(20円くらい)なのに、
外国人は250ルピー(500円くらい)も取られます。

実に25倍・・

プレムくんが外国人用窓口を探してくれて、
しぶしぶ250ルピーを支払おうとすると、
なんと、プレムくんが払ってくれた・・・

ゆえん「え・・プレムくん?
    あの・・じゃ、この・・
    250ルピーは、どうすれば・・?」

プレム「しまえ!財布にしまえ!」

ゆえん「あ、ありがとう・・」

プレム「礼を言う必要はない!」

ゆえん「・・・・・・」


さっきのココナッツのくだりからも、
薄々感じてはいたのですが、

そういえば、インドはガチな男社会。
女が金を出すなんて、考えられない事なのかも。

いままで散々インド人にボラれ騙されケンカして、
インド人に無駄にお金を払う事に慣れていた矢先の、
この待遇である・・・


正直、日本でこのような待遇を受けた事がないので、
なかなか受け入れられずにいたのですが、
とりあえず、観光続行!

いせきいせき。





居心地よい広場。



プレムくんは、気さくな人柄なので、
いろんな人やらたらと声をかけ、
お互いの写真を撮ろうよ!とお願いしちゃいます。

ゆえんさんは、基本ひとりで旅をするので、
自分の写真を撮ることは皆無なわけですが、

初めて、他人に一眼レフを託す。
しかもインド人に。

設定をオートに変えて、
ズームもある程度調整して・・

不安に駆られながら託した写真がコチラ。



ちゃんと撮れてるじゃないですかー!

プレムくんは顔がちっちゃいので、
横に並ぶのが嫌なのですが、
この件は遠近感ということでご理解いただきたい。


遺跡を堪能したら、
次ぎはインドで大人気の、ケンチキへ。




ここでもプレムくんは、
席を確保して、「キミはここで待ってろ。」と言って、
ひとりで買いに行ってくれた。


お味は、ちょっとインド風スパイスが効いてて、
日本のケンチキとはやっぱりちょっと違いますね。


続いてインド映画を観る!

至る所にあるインドの映画館。




チケット購入


チケットゲット!

250ルピー(500円くらい)もする。
結構高いやん!

でも、プレムくん、普通に払ってくれました。

カメラも預けなければならず、
預かり所に20ルピー支払うと、

プレム「おい、その金を彼女に返せ。」

と言って、自分の100ルピーを支払って、
わざわざおつりを受け取っていた。

・・・・・・

そこまでして、
女性にお金を支払わせまいとする徹底力・・・

席まで案内してもらうと、
今度は、スナックと飲み物を買ってきてくれて、

プレム「食べてみろ、
    どうだ?食べれるか?気に入ったか?

    これが気に入ったなら、
    もうひとつ買ってくる。

    もし、気に入らなければ、
    別のを買ってくるよ、どうだ?」

と・・・・
もう何なのこの至れり尽くせり。


ほれてまうやろーーーーー!



インド映画について。

まず驚いたのは、
上映前に、スクリーンにインドの国旗が映し出され、
全員起立して、国歌斉唱。

これは美しい!日本も導入すべき!

映画自体は、ヒンドゥー語なのですが、
結構英語が混じってるので、
なんとなーく、意味がわかりました。

シリアスな人情ドラマだけど、
やっぱりバックダンサー引き連れて、
ノリノリで踊りまくりシーンがあり、
観客も一緒に歌ったりなんかして、
予想以上に楽しめちゃいました。


続いて、インドで流行ってるカレー屋さん。

こんなに混んでる。

これは、断言するが、
今まで食べたどんなカレーよりずば抜けて美味でした。






ここも、プレムくんのおごり。

もう、何なのコレ。
楽しすぎるんですけど。

これだけ、1日遊び倒して、
たらふく食べたのに、
ここまで1ルピーたりとも支払っていない。

今までのインドは何だったんだ。
今までの日本男子は何だったんだ。


そして、プレムくんは、
まだ引き出しを持っているらしく、

こんなに遊び倒しても、
「プレムの日」はまだ終わらなのでした。

続きはWEBで!「ゆえん」で検索!

というわけで、
つづく かも。
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インドビザ2ヶ月ルール突破!印パ国境越えの旅

2011-09-03 00:28:04 | インド
--------------------------------------------------------------
※2013年6月現在 観光ビザの再入国制限は解除されました。
http://www.indianvisaatjapan.co.jp/reentry_jp_online.html
--------------------------------------------------------------

最近、インドビザ2ヶ月ルールに関する、
検索キーワードが急上昇中につき、
いつもの旅日記の時間軸を飛び越して、
早めに書かせていただきます!


やっぱり、みんな困ってますよね。



インドから出国したら、
2ヶ月はインドに再入国できないなんて、
おかしいですよね。


今回計画している旅のルートは、

インド→パキスタン(3日滞在)→インド再入国

というもの。

所有VISAは、6ヶ月マルチ。
再入国不可の記載がされているものです。


NOT VALID FOR 2ND ENTRY WITHIN TWO MONTHS OF LAST EXIT FROM INDIA.
インドに再入国する際、インド出国後2ヶ月以内の再入国は有効ではありません


で、結果から言うと、
再入国できました。

でも、その勝因は、たぶん「運」です。

いろんな方々のブログを拝見して、
空港で足止め食らったり、
入国拒否されて第三国に強制送還される例もあり、
かなりビビりまくっていたのですが、
何故か、すんなり再入国できました。

本当に意味不明な、
インドビザ2ヶ月ルール。

ほんの一例ですが、ご紹介させていただきます。
お困りの方へ、少しでも気休めになればと思います。



<ここまでの軌跡>
日本国内でいろいろ頑張ってみた
ニューデリーの空港で頑張ってみた
・ニューデリーのFRRO(外国人登録局)で頑張ってみた

<インドに持参したもの>
・再入国ビザ申請書(写真貼付、記入済)
・英文旅行日程表
・パキスタンでの宿泊先証明書
(パキスタンビザ取得に必要)
・インドから日本への日付固定の航空券
(インド再入国が必要な理由としてコピー持参)


で、どれも奮闘の甲斐なく玉砕。
とりあえず、列車にて国境の街アムリトサルに向かいます。

アムリトサルからリキシャかなんかで国境ワガーへ。

インド側のイミグレは、
売店かなんかと間違えて見逃しそうになるような普通の建物です。



こんな感じの道のどこかにあります。


気づかずに通り過ぎていると、
通りすがりのインド人が教えてくれると思います。


イミグレのおっさんに確認してみた。

ゆえん 「あの、出国する前に確認したいんですが、
     パキスタンに入国後、
     2~3日でインドに再入国する予定なんです。」

おっさん「何の問題もないよ。」

ゆえん 「でも、ビザのココんとこにさ、
     2ヶ月以内にインドに再入国できない、
     ってかいてあるじゃないですか?」

おっさん「あっはは、これは関係ないよ。
     キミが日本に戻ったら、2ヶ月インドに入国できない。
     でもパキスタンやネパールみたいな隣国は、
     このルールの適応外だよ!」

     ポン♪(出国スタンプ押された音)


ゆえん 「!!・・・・・・・・」


   ・・・軽く出国しちゃいました・・・



「隣国はルールの適応外だよ」
 ↑これが本当なら、VISAにもそうやって書いとけよ!!



そして、インド側の国境の門をくぐって、


ここでスタンプのチェックを受けて、


テクテクあるいて、国境ラインに到達


本当は国境のラインをメインに撮りたかったのですが、
写真を撮ってもいいですか?と訪ねたら、
おっさんが「ああ、いいぞ。」と言いながら、
ドヤ顔で立ちはだかったので、
このような写真となりました。


国境ラインを通過して、
第一村人、パキスタン側のイケメン兵士に挨拶をキメて、
そのままテクテク歩き、
パキスタン側のゲートをくぐります。


現在、インド出国&パキスタン未入国という、
怪しい状態。

パキスタン側のイミグレで、入国スタンプをもらいます。


インド側イミグレより立派な建物。


でも、中は誰もいない。。


係員すらいないので、盗撮しまくり。






ゆるーい感じでパキスタンに入国しました。


ちなみに、
国外でパキスタンビザを取るのはかなりハードルが高いらしく、
日本国内で取得されることをオススメします。

※日本での取得も苦労しましたけどね・・・



 ~数日後~


また、ゆるーい感じのパキスタン側イミグレで出国。

ここで、パキスタンに3日しか滞在しなかったことについて、
「どうしたの?何かトラブルでもあったの?」
などと心配されちゃいましたが、
インドビザ2ヶ月ルールについては何の確認もナシ。


そして、再び国境ラインを越えて、
恐怖のインド側イミグレへ。

インド側のイミグレは、
出国と入国で建物が違うのですが、
この日のインド入国側イミグレは、
どんでもないカオスな状況になっていました。


もう、どの窓口が何?
列とかあるんですか?
入国用記入用紙どこ?
寝っ転がってる人たちなんなん?

路頭に迷っていると、
親切なパキスタン人の人が、
「キミは外国人だから先に行けるんだよ?」
とか何とか言って、順番を譲ってくれた。

「お前も外国人だろ!?」

と思ったけど、折角のご好意に甘えさせていただき、
恐怖のイミグレ窓口へ。

・・・・・・・・・・

恐怖の瞬間。

おっさん「パキスタンに何故行った?」

ゆえん 「か・・観光っす・・」

おっさん「そうか、どうだった?」

ゆえん 「え・・よ、良かったっす・・」

おっさん「良かったか!
     そりゃ良かったな!(ニコッ)」


   ポン♪(入国スタンプを押した音)

ゆえん 「あ、ありがとうございます!!!
     ダンニャワード!!
     だんにゃわぁぁぁあどーーーー!!!」


と、いうわけで、
無事、インド2ヶ月ルールを突破して、
インドに再入国出来たのでした。




一体何なんでしょう、この、
インドビザ2ヶ月ルール。


今回の、印パ国境越え、
国境ワガーを徒歩で渡るルートは、
かなりゆるいことが、なんとなく分かりました。

でも、電車やバスを利用する場合などは、
ワガーのゆるいイミグレのように行かない可能性もあると思います。

あと、ブログを徘徊していると、
どうやら飛行機での再入国が厄介みたい。
スリランカやモルディブルートを計画する際はご注意を。


インド2ヶ月再入国ルート、
これからVISA取るなら、再入国可能VISAってのがあるらしいので、
そっちを取りましょうね。

うっかり普通のマルチでインドに入国してしまった方は、
是非結果を共有してくださいませ!


以上、打倒インドビザ2ヶ月ルール、
国境ワガー徒歩ルートでの報告でした!


※2012年5月からインドビザがまた変わったらしい・・
関連記事:インドビザ ギリギリ取れた!デザインが変わってる!
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