ゆえん

 

パキスタンからインド再入国 国境越え感動の瞬間!

2011-11-03 22:04:49 | パキスタン
パキスタン、ガンダーラ遺跡を巡る旅を終えて
国境ワガーから、インドに再入国を試みます。

まずは国境越え感動の瞬間をムービーでどうぞ!


見れない方はコチラ

インドビザ2ヶ月ルールによる苦労話はこちら


国境をまたにかける!


この写真を撮りたいがために、
国境ライン付近をうろうろしてたら、
ライフルもった国境警備兵に怒られました。

しかも、往来する人や荷物が多すぎて、
全然いい絵が撮れなかった・・

青い衣装の人たちがいっぱい

どうやら、荷物運びを生業とする人々のようです。


国境ラインを挟んで、
スタジアムのような施設があります。

パキスタン側


インド側の方が広~い



ここ、国境ワガーでは、
毎日、日没前に国境を閉める際、
印パ両軍が競い合うという、
クロージングセレモニーが行われるのです。

このセレモニーに参加する過程で、
酷い目にあったのですが・・


そのお話はまた次回!

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パキスタンの乗り物たち

2011-10-29 16:52:37 | パキスタン
パキスタンでも、いろいろ乗りました。

印パ国境付近で見られる、
パキスタンのリキシャ。



パキスタンの国旗の色ですね。
乗り方はインドと同じです。


でもこっちのタイプのリキシャの方が多い。
「チングチー」というそうな。

SUZUKIって書いてある。

仲良くなっていっぱい乗せてくれたおっちゃん。

バイクの後ろに座席を連結しただけの簡単な構造。
こちらもSUZUKIのバイクです。

「地球の歩き方パキスタン」
(07年版を最後に更新されてない)によると、

チングチーは乗り合い式で、
人が集まるまで出発しないと書かれててます。

でも実際は、リキシャ感覚で交渉可能で、
今回は半日走り回って案内してもらって500円くらいでした。


途中で壊れて修理中。


修理屋さんにはHONDAのロゴが。


ガソリンも注入


スタンドのおにーさんたちが、
「オレたちの写真を撮ってくれよ!」
とポーズを決めてきたので、パチリ。


ここでまさかの逆光!

いつもはパキパキに撮れるのに、
シャイなGRだなーまったく。


そして、このチングチーよりもっと主流なのがこちら。


この乗り物の正式名称はなんと「スズキ」
首都イスラマバード付近でいっぱい走ってます。



この、後ろにしがみついてる人が、
道行く人に客引きしながら走ってる。

「ヘーイ、ねーちゃん、乗ってくかーい!」

みたいなかんじでナンパされ、こんな感じで乗るそうな。


バスみたいに決まったルートを回っているけど、
停車する場所に決まりはなく、
テキトーな場所で乗って、降りたい時に降りるという、
なんとも独特な庶民の足。



パキスタンは日本製の自動車がいっぱい。

スズキ屋さん。


分かりにくいけど左から、
YAMAHA、SUZUKI、HONDA屋さん。


トヨタの自動車に、ブリヂストン、横浜タイヤ、
走ってるのは、ほとんど日本製。

分かりにくいけど、こんなのもいっぱい。

南民ホテルの送迎バス


そして、パキスタン名物デコトラ。




日野自動車もパキスタンデコトラに変身。



最後に・・・

4人乗りバイク


斬新なオープンカー




 ・・・ではまた!
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パキスタンの首都イスラマバードで観光してみた

2011-10-23 23:01:02 | パキスタン
パキスタン入国2日目、
ガンダーラ遺跡の観光を終えて、
パキスタンの首都、イスラマバードで自由時間。
(別にツアーじゃないけど。)

お世話になった運転手さんが、
いろいろ見せたい場所があるとのことで、
案内してもらうことになりました。



この運転手さんは、
例えとしてどうかは置いといて、
故・ビンラディン氏に似た感じの、
イケメン(だと思う)。



顔も衣装もまさにこんな感じだったので、
絶対年上だと思い敬意を払っていたのに、
27歳とのことで、びっくりたまげた。

しかも、
9歳と7歳のお子さんがいらっしゃるとのことで、
改めて、敬意を払わせていただくのでした。


まず連れてきてもらったのがこちら。


イスラマバードの象徴、
シャー・ファイサル・モスクと言うそうな。

入場無料、靴を預けるのに2ルピー(2円くらい)。
裸足になって、お邪魔します。

本屋さんがあった。


神秘ただようイスラム文献たち。



むっちゃ広い清めの場所。


アッラーの御名において身を清めるべし。



案内が読めない。


上がってみると、美しきモスクが。


ゴミひとつない、美しい広場。
コーランの旋律が、おごそかにも優しく響きます。

宗教施設という神聖な場所なので、
観光目的で訪れるのは若干躊躇しましたが、
ここは本当に来て良かった。


しばらくモスクで神秘につつまれたら、
笑顔で運転手さんの元に戻って、観光再会。


続いて車は、何やら山道を進みます。

そして猿に遭遇。




「バンダラ!(ヒンディ語で猿)」
って言ってみたら、通じたのでビックリ。

どうやら、インドのヒンディ語と、
パキスタンのウルドゥ後は、方言程度の違いらしい。

運転手さんが優しい表情で、

「パキスタンもインドも元は同じ民族だよ。
 だから言葉も顔も、同じなんだよ。」

と言っていたのがとても印象的でした。


そんなこんなで山道を上がると、
公園みたいなところについた。



ダマネコー展望台と言うそうな。


絵描き屋さん。


パキスタン女子たち とモテ系男子の戯れ。


にゃんにゃんお!


日本の猫より、ちょっとシャープな気がする。


そして、絶景スポットに到着。



パキスタン、こんなに緑がいっぱいで、
とっても美しい国でした。

動画でも撮ったのであげてみる。



さっきのモスクに続いて、
この公園もゴミひとつ落ちてない。
そこらへんは、インドや中国と違う所っぽですね。

展望台も満喫して、
もうすでに、お腹いっぱいなのですが、

運転手さんは、下山した後さらに、
動物園に連れてきてくれました。



ひとりで動物園・・
しかも動物少ないな・・


可愛いシカさん。


ゾウさんと戯れる一家。


ガチョウに興味深々な一家。



こんな感じで、
一人で動物園来ちゃいましたが、
パキスタンの人たちの、
平和な日常を垣間みることができたので、
こころがほっこりしたのでした。


・・・最後に・・・ 

ビンラディン似の運転手さんと、
ワイワイ話しながら宿に向かって飛ばしていると、
明らかに、奇妙な集団が、車道に現れたのです。

艶やかなサリーを身に纏って、
踊り狂いながら、いろんな車輛に絡みまくる。


 ・・・オカマだ・・・!


しかも集団のオカマ。

写真も撮れないほど、
ビビりまくって硬直するゆえんさんをよそに、
ビンラディン顔の運転手は手を叩いて大爆笑!

運転手さん側の窓を開けると、

オカマ「ヘイ!ファイブルピー(5円くらい)!」

とか言ってきて、
運転手さんは笑いながらお金を支払ってました。


パキスタンもなかなか奥が深いですね・・


次回は再びインド国境付近の街に向かいます。
つづく、かも。
コメント (1)
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インドからパキスタン入国 ガンダーラまでの道のり

2011-09-25 11:36:58 | パキスタン
ガンダーラを目指して、印パ国境越えの旅。

まずはガンダーラ遺跡までの軌跡をダイジェストでどうぞ。


見れない方はコチラ

国境越えの様子はコチラ
インドビザ2ヶ月ルール突破!印パ国境越えの旅


さて、、いよいよパキスタンに入国。
正式国名、パキスタン・イスラーム共和国。


国境を越えてパキスタンに入国すると、
しばらくのどかな風景が続きます。


道路に牛の大群が一緒に走ってたり。


国境近くの街、ラホールに向けて走ります。

パキスタンの国旗の色のリキシャ。

外国人をみると、気さくに手を振ってくれる皆さん。



しばらく走って駅に着くと、
ライフルもってる人がいっぱい。

ーー注意ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゆえんさんは昔、
中国でライフル持ってる人にカメラを向けてしまい、
目の前でカッチャンされた経験があるので、
今回は安全を確保しつつ命がけで盗撮しています。

良い子のみんなは、こんな撮影マネしちゃだめだよ?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ライフルを傘感覚で足に立てかけて寝てる人


ショルダーバック感覚で方から下げる駅の人


このフォルムは・・
ロシア製AK-47の改良型っぽいな・・
AKMかな・・?

どれもマガジンが装着されていないので、
すぐにパラララララッ!って事にはならないな。

マガジンはポッケに入れてるのかな。


とにかく、町中でライフル率が高く、
しかも、持ち方が気軽。

インドや中国で見かけたライフル持ってる人は、
もっと、ビシっと兵士っぽく立ってたんですけどね。


ま、そんな緊迫感もありつつ、
駅に到着、ガンダーラ遺跡の近くの街まで切符を買います。


4時間移動させてもらって、500円くらい。

うーん、全然読めないね。


しかも、英語もあんまり通じない・・

とりあえず、出発時間と車輛番号、
座席番号をボールペンでメモってもらって、
駅のホームに向かいます。



で、早速電車がホームに到着したのですが、
どの車輛が何号車なのか、全然わからん。

しかたないので、駅員さんに訪ねてみる。

ゆえん「あの、このチケットなんですけど、、」

駅員 「ああ、3号車だよ。」

ゆえん「3号車って、どこ見れば分かるんですか?」

駅員 「おおっと!いけね!忘れてた!」


とか何とかいいながら、駅員さんがとった驚愕の行動。


なんと、自らチョークで車体に番号を書き始めた。

こちらが3号車ってことになったらしい。



車内の様子。


インドの電車よりスペック高いな。


ちゃんと座席にゴミ箱が付いてる。


一応トイレも撮影してみた。

トイレはインドと一緒ですね。

そしてイケメンだらけなのも、インドと同じかそれ以上。
電車で盗撮したパキスタンのイケメン。



こうして快適な列車に4時間ほど揺られ、
ラーワルピンディに到着。



と、、ここまで、、
インドのデリーからアムリトサルまで夜行列車で12時間
国境ワガーから徒歩でパキスタン入国、
また電車で移動というなかなかの移動距離。

この日はこのラーワルピンディで一泊することに。

まぁこんな宿でして、



夜中に何度もドンドン叩く音がして、
殺されると思って身震いしましたが、大丈夫でした。

明日はいよいよ、ガンダーラ!

そこに行けば、どんな夢も叶うという、
愛の国ガンダーラ。


そこが、旅人泣かせの広大な灼熱地獄とは、
この時まだ、知るよしもなく・・・

つづく、かも。


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ガンダーラを目指して インド・パキスタン陸路国境越えの旅

2011-08-26 23:43:09 | パキスタン
また、インドの旅に出かけちゃいました。

今回の旅は、
大好きなインドを堪能するのはもちろんですが、
もうひとつ、大きなミッションがあります。

そこにいけば、どんな夢も叶うという、
愛の国、ガンダーラに行ってみたかったのです。


ガンダーラで、ピンとこなかった人も、
これを観れば思い出すはず。



そう、あの美しき夏目雅子が、
若かりし頃の巨匠を連れて目指した地。

ガンダーラに、どうしても行ってみたかったのです。

♪ガンダーラ♪
 ♪ガンダーラ♪

♪They say it was in India♪


 インディア・・・


三蔵法師は、ありがたいお経を求めて、
天竺(インド)に向かって旅をしたんですよね。

ゴダイゴも、インドにあったらしいと歌ってます。

しかし、長い歴史の中で、
たぶん大人の事情とか色々あって、
今は、ガンダーラ遺跡のほとんどが、
パキスタン国内にあるようです。


と、いうわけで、
今回の旅のルートは、

日本→インド→パキスタン→ガンダーラ

という流れで決定!

成田からインドの安い往復航空券を買ったので、
パキスタンからインドに再入国しての帰国。

そこで、兼ねてから懸念されていた、
「インドビザ2ヶ月ルール」については、
解決できないまま、
とりあえずインドに入国することになりました。

参照:恐怖!インドビザ 殺戮の2ヶ月ルールについて~序章~



恐怖のエアインディアに搭乗



カメラの性能が微妙に良くて、
キレイに撮れてしまっている機内の様子。



みんながオレンジジュース頼む中、
ワインなど注文してみた。


約9時間の空の旅、
現地時間の17時、ニューデリーの空港に着きまして、
早速、インドビザ2ヶ月ルールに挑みます。


空港到着VISA発行カウンターにて

ゆえん「これこれこーゆーワケでして、
    インドからパキスタンに出国後、
    2ヶ月以内にインドに再入国する必要があるんです。」

VISA屋「何の問題もないよ。
    キミは既にビザもってるじゃないか。
    ここで再発行する必要はない。」

ゆえん「いや、でもここにさ、、、」



NOT VALID FOR 2ND ENTRY WITHIN TWO MONTHS OF LAST EXIT FROM INDIA.
インドに再入国する際、インド出国後2ヶ月以内の再入国は有効ではありません


ゆえん「って書いてあるじゃん?
    でも再入国できるの?」

VISA屋「もぉぉ、ちょっと待ってろ聞いてくる。」


面倒臭そうに、どこかに消えた後、
何分も何分も
何分も何分も・・・待って、

その後に登場したVISA屋イケメンたちにも、
何度も何度も
何度も何度も・・・同じ説明をして、

最終的には1時間半かかって、

結論、「再入国は無理」ということでした。


アナザーチャンスということで、
現地のFRRO(外国人登録局)の住所を教えてもらったので、
翌日に希望を託すことに。

結局この日は、絶望に撃ちひしがれながら、
納得のいかない気持ちのままインドに入国したのでした。


最後に、入国スタンプ係のオヤジに聞いてみた。

ゆえん「長い時間ありがとうございました。
    ところで、このルール、何のためのルールなんですか?

オヤジ「それはだな!おほん・・
    えー、あー、インドのガバメントがアレだ!
    ジャパンとの、いろいろあってだな!
    ごにょごにょごにょ・・・
    
    ・・と、いうわけだ!」

ゆえん「わ・・わかりました・・」


結局このルールが何なのか、
インド入国審査の現場ですら理解してないということが、
よくわかりました。


出だしから最悪な、今回のインド旅、
他の乗客はとっくに入国してて、
空港は、貸切状態。

微妙な気持ちのまま、
ひとりトボトボと、空港を後にしたのでした。

つづく
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