TAKEUCHI's PHOTO BLOG

徒然道草の気ままな写真日記です。

香嵐渓

2009年11月30日 | 紅葉

東海の紅葉名所・香嵐渓と小原の四季桜をめぐる旅に今年も参加した。香嵐渓は足助の巴川沿いの飯盛山(254m)にあり約400本のもみじが豪華な錦絵の様な表情を見せる。今年は例年よりやや早めにピークを迎えたようで、待月橋付近はかなり落葉していた。しかし飯盛山側の岸にある「五色もみじ」はまだほとんどが緑色だった。三州足助屋敷の大銀杏が逆光に輝き、茅葺屋根の落ち葉と緑の苔とのコントラストが撮影ポイントになった。中腹のもみじトンネルから巴川側の景色も西日があたり色鮮やかなスポットが随所にみられた。豊田市小原の四季桜は約1200本あり、淡いピンク色の花を一年に二度咲かせる。今年は例年より一週間ほど早 く開花し、周囲の紅葉と美しいコントラストを見せていた。

09_11_19_1226 09_11_19_1222

09_11_19_1187 09_11_19_1174_3


里の紅葉

2009年11月29日 | 紅葉

11月は野山は色づき、里の景色も日ごとに鮮やかになる。やがて木枯らしが吹き冷たい雨が森をたたいて、冬枯れに向かう晩秋の粧いである。今年は比較的暖かく、陽光穏やかな小春日和の日に、揖斐川の両界山横蔵寺を訪れた。赤い橋の周辺は例年より一週間ほど早く過ぎたという。しかしよく見ると、楓はまだ青いところが残っていたり、黄、赤、緑が混在しているところもあった。塔のあたりの茅葺屋根の前の楓はちょうどピークを迎えていた。養老公園の滝も見頃となり、足早に秋の装いを終えて野山は眠りにつく。寂しさが身にしみる。

09_11_16_125509_11_16_124809_11_16_123309_11_24_yourou_1098 09_11_24_yourou_1104


錦秋の大山山麓

2009年11月01日 | 紅葉

中国地方きっての名山・大山へ錦秋の紅葉狩りに出かけた。中国山地の最高峰である霊峰大山(主峰・剣が峰 標高1729m)は、眺める方向によって景観が変わる。南や北は溶岩ドームによって形成された切り立った断崖絶壁だが、西からは優雅な山容で、伯耆富士と呼ばれる。中腹付近は西日本最大級の黄金色のブナ林が広がる。今年の紅葉は例年より早く色づき始め、10月下旬一気にピークを迎えた。大パノラマが楽しめる絶景展望台・鬼女台(きめんだい)から、大山を遠望、奥大山・ブナの森の木谷沢の苔むした渓谷、絶景撮影ポイントの鍵掛峠からの大山南壁の眺望などを撮影した。好天ながら山の天気は変わりやすく、小雨模様となったので二の沢、三の沢付近でしっとりと濡れるブナ林を撮影した。翌日は好天に恵まれ、青空に聳える荒々しい岩肌の大山南壁を二の沢、鍵掛峠からとらえた。山麓に広がる広大な錦秋の紅葉風景はまさに天与の絶景とよぶにふさわしい壮観なものだった。今回はウィークデイに出かけたので、道中の混雑もなく、大判カメラで思う存分撮影を堪能でき、大満足の旅に感謝したい。

09_10_27_daisen_0910

09_10_27_daisen_0942 09_10_28_daisen_0858 09_10_28_daisen_0862

                          09_10_28_daisen_0867

09_10_27_daisen_095109_10_28_daisen_0890