大賀ハス
2012年07月18日 | 花
先月末に、山口~広島までの遠距離ツアーに参加した。600km超える高速道はほぼ直線であるが、休憩しながらも6Hrを超え、広島・平和公園に到着。原爆ドーム、資料館などを見学した。資料によると、なぜ8/6に日本の広島へ投下することを決めたか。当時最も信頼高い目視が条件でこの日は好天だったからという記事など。。
これより山口県岩国城下の錦帯橋へ。岩国城は、岩国藩・吉川家築城によるが、毛利家との間で微妙な関係にあり、江戸幕府の時代に破却させられるなど歴史を刻む。吉川家が岩国を守るため建造した錦帯橋は、木造5連のアーチで日本3名橋の筆頭である。(全長193m、幅員5m)木材は、檜・欅・松など。橋脚は鉄筋と花崗岩化粧積みで江戸時代の工法が用いられ、反り橋の姿は優美である。清流・錦川では、夜間鵜飼も催される。
翌日は、岩国城周辺を散策し、平家ゆかりの宮島へ。世界遺産・宮島は、神の島として崇められ平家ゆかりの雅を今に伝える。特に昨年来観光客が増えているという。朱塗り・桧皮葺の荘厳な建築美に平安時代の極みが見られる。清盛・秀吉らの広い世界感がうかがわれる。大きな干潮差を見ることはできなかった。
いつものネイチャー・フォトツアーと違い、文化遺産の歴史に触れたり、瀬戸内の美味しい食と温泉を存分に楽しむことができた。