TAKEUCHI's PHOTO BLOG

徒然道草の気ままな写真日記です。

初秋の伊那路・秋の花

2012年09月30日 | 花鳥風月

初秋の花を求め、伊那路へフォト旅に出た。伊那高原に咲く赤蕎麦の里では、国内では珍しい真紅の花絨毯となっていた。

ヒマラヤ原産の赤蕎麦を品種改良し、「高嶺ルビー」と命名された。

今年から更に改良が進み、紅色が鮮やかになったという。

光前寺(天台宗)では光苔や樹齢数百年の杉の巨木などを撮影。

駒ヶ根方面では、アルプスを背に咲くコスモスや嶺岳寺の彼岸花が見頃であった。

伊那路は赤いリンゴ畑も随所にみられ、花や果物が豊富で広大な高原は魅力的であった。

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ギフチョウ

2012年03月07日 | 花鳥風月


啓蟄を過ぎると、寒さも一気に和らぎ、春の女神・ギフチョウが羽化したとのことで、岐阜歴史博物館の「名和昆虫館」を訪問した。この博物館は、100年以上の歴史があり、昆虫専門の博物館で、しかも個人が設立し5代にわたり、その後財団法人となりました。「自然を語るには、自然をより深く知ること。自然を深く知るためには、より多くの自然の魅力に触れることが大切。。」と名和さんの言。

地球上で最も劇的に発達したのは、昆虫で館内には珍しいあざやかな昆虫標本が展示されていました。

ギフチョウは、すでに3羽、羽化していた。名和館長によると、今年は寒かったので飼育室で温度調節したという。桜も開花しており、花とチョウのツーショットを楽しませていただいた。

帰途、梅林公園に立ち寄った。白梅の隣に、紅色の「寒紅梅」やピンク色の「紅冬至」などとのコントラストが鮮やかでした。

梅木の下には、水仙が咲いており、よく見ると黄色い花が一輪、「福寿草」にも出会えて、ラッキーな一日でした。

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伊吹山

2010年08月07日 | 花鳥風月

日本百名山・伊吹山のお花畑を散策した。標高1377mの山頂付近には季節の花々が咲き乱れていた。眼下には琵琶湖、養老山脈などを望み、緑に包まれた天空のお花畑は、時折霧に覆われたり、立ち上がる夏雲の隙間から突然きらめく花々はまさに絶景。山頂のシモツケソウ群落はほぼ満開となり、老若男女が散策を楽しみ、夏の日が行く。

伊吹山 よく雲かかり よく晴るる

炎天下 伊吹の花の 涼気かな

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上弦の月

2010年07月20日 | 花鳥風月

梅雨が明け、猛暑の夏到来です。昨夜の天空は思いのほかきれいで、金星、土星、夏の大三角星座などをみることができました。なかでも月はもっとも明るく、天体望遠鏡で初めて撮影しました。38万km彼方の月の表面を捉え、人類初のアポロ宇宙船が降りたクレーターや海らしき窪みが確認できます。撮影データ:

・天体望遠鏡:口径700mm、焦点距離(レンズ換算)1200mm相当

・カメラ/露出:EOS5DMarkⅡ、ISO400、1/160~1/200

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立葵

2010年07月15日 | 花鳥風月

夏の風物詩・立葵が、庭の垣根や街路地を彩っている。アオイ科でフヨウやオクラ(食用)の花に似ているが、すっきりと茎を伸ばし、梅雨入りのころ下の方から咲きだし、てっぺんまで咲くころに梅雨が明けることから、梅雨葵とも呼ばれる。梅雨明け間近に、列島各地は前線が停滞し激しい雨が続いている。無事を祈りたい。

  楚々として 遣らずの雨や 立葵

  道端に 背筋伸ばす 立葵

  のびきって 夏至に逢ふたる 葵かな (子規)

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大賀ハス

2010年07月09日 | 花鳥風月

蓮池の大賀ハスが咲き始めた。1951年大賀一郎博士らにより、ハスの実が発掘され(約2000年前のもの)、発芽に成功した世界最古の花である。花弁中央に蜂の巣に似た花托があることから、ハチス、ハスと呼ばれる。開花・開閉を3回(3日)繰り返し、4回目の開花後、花弁を閉じることなく散ってしまう、不思議な花である。

 久方の 雨も降らぬか 蓮葉(はちすば)に たまれる水の 玉に似たる見む (万葉集)

  ゆっくりと 光輝く 蓮の花

 ほのぼのと 舟押し出すや 蓮の中 (夏目漱石)

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紫陽花

2010年06月22日 | 花鳥風月

夏至の頃、蒸し暑く陰鬱である。だが、生物は盛んである。裏庭周辺の花が鮮やかに咲き乱れ、梅雨どきの主役アジサイも色濃くなってきた。水田に遊ぶ小鳥たち、夏野菜も順調に育ってきた。西瓜も大きくなってきた、梅雨明けのころが楽しみである。どこか浮き立つ気分になる。

紫陽花の日課となりし散歩道

紫陽花の濡れつつ色を尽くしけり

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桧林の彩り

2010年06月18日 | 花鳥風月

桧林に咲くゆりが見頃となった。揖斐川町「谷汲ゆり園」は、桧林の中に群生し、透かしユリなど約50種、2.7haの東海地区最大スケール(全国ベスト5)のゆり園です。散策路の斜面には、赤、黄、ピンク、白、エンジなどバックのグリーンに浮き出て、鮮やかに、堂々と咲き競っていた(ゆりの花言葉:威厳・純潔・無垢)。花の種類によって次々と咲き、ゆりの女王カサブランカやブルーの紫陽花も間もなく咲くでしょう。

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花菖蒲

2010年06月15日 | 花鳥風月

花菖蒲が見頃となった。アヤメ科の多年草で、あやめ、杜若、菖蒲の順に咲くが、花に網目模様があるのがアヤメである。杜若は業平が5字を読み込んで歌った「から衣 きつつなれにし つましあれば はるばる来ぬる たびをしぞ思う」 があり、あやめとともに凛とした気品がある。菖蒲は艶やかな美しさが目立つ。曽根城跡公園(稲葉一徹)には約200品種、2万株の花菖蒲が見頃となり、雨に濡れた姿の風情を楽しむことができました。

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