群馬県中之条町の天然記念物・ラムサール条約登録湿地「チャツボミゴケ公園」を訪れた。
草津白根山の火山活動によって形成された湿地で、強酸性の鉱泉に育まれ、まるで緑色の絨毯のようなコケは、
東アジア最大級の群生を形成し、四季を通じ神秘的な光景となる。(9時開園、有料)
かつてこの地は、群馬鉄山とよばれ露天掘り鉱山として栄えた。
元は白根火山の爆発でできたすり鉢状の穴で、硫酸酸性泉の20℃程の鉱泉が湧出し動物が落ちると出られなくなり
死んでしまうことから「穴地獄」と呼ばれた。
園内は、新緑に映えしっとりとしたチャツボミコケを大判カメラで撮影した。
帰途は、広大なキャベツ畑から、軽井沢の「白糸の滝」に立ち寄り新緑の滝を撮影した。