水原秋桜子
みづうみをこえくる雨や初蕨
半紙
●
季語 初蕨 春
「新樹」昭和8年刊所収。
●
なんとも爽やかな句。
湖を渡ってくる風にのって春の雨が、
芽を出したばかりの蕨に降りかかる。
西洋画のような遠近感と
映画のような雨の動き。
そして鮮やかで透明な色彩感覚。
秋桜子の句は、明るく近代的です。
水原秋桜子
みづうみをこえくる雨や初蕨
半紙
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季語 初蕨 春
「新樹」昭和8年刊所収。
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なんとも爽やかな句。
湖を渡ってくる風にのって春の雨が、
芽を出したばかりの蕨に降りかかる。
西洋画のような遠近感と
映画のような雨の動き。
そして鮮やかで透明な色彩感覚。
秋桜子の句は、明るく近代的です。