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一日一書 689 五月の陰画・柏木愛耶(第1回 洗心書院展)

2015-09-14 15:53:02 | 一日一書

 

柏木愛耶

 

五月の陰画にうすぐもる空の断片

(山本洋三の詩より)

 

 

昨日、新潟の三条市で開催された、

木原光威先生主宰の「第1回洗心書院展」に伺ってきました。

 

木原先生の記念すべき第1回の社中展。

小学生から、長い書歴を経ていらっしゃる超一流の方までの作品が

同じ部屋に、整然と並ぶさまは、壮観。

ほんとうに、類をみない、素晴らしい展覧会でした。

 

すべての作品をご紹介したい思いですが

ここでは、ぼくの詩を書いてくださった柏木愛耶さんの作品を。

木原先生の作品は、いずれ折りを改めてご紹介します。

 

木原先生は、少し前から、ぼくの詩を取り上げてくださっていますが

そのお弟子さんの柏木さんまでも、書いてくださっていたことに感激しました。

作品も、白と黒が拮抗する、息をのむような美しい世界。

よし、オレも、自分の詩にもういちどチャレンジだって思いました。

 

 

詩そのものは、30年以上も前に書いた拙い作品ですが

こうやって、「書」として表現されると

言葉が輝いてみえます。

言葉は誰のものでもありません。

詩の作者は、辞書に載っている普通の言葉を

自分の好みによって並べてひとつの「世界」を作り上げます。

その「世界」が、「書」として表現されると、そのまたうえに新しい「世界」が現れてきます。

そう考えると、「書」というのは、ほんとうにおもしろい世界だと思うのです。

 

 

「第1回洗心書院展」の様子を少しご紹介しておきます。







会場の、三条東公民館。

新しくて、とてもお洒落な公民館です。




 

中の色使いもとてもいい。

少し先に右側が展示会場です。

 




外光もとりいれた明るく開放的な会場でした。





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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