MIDLIFE CRISIS

読み流してくださいдо свидания!Но я всегда будет здесь.

Jamie T

2016-11-05 23:55:55 | Diary

そして9日のJamie T。

こちらは少し細かく書いてしまいます。

ホテルを出たのが5時半ぐらい?
よく覚えていませんが
先ずラッセルスクエアからピカデリーラインで
グリーンパークでヴィクトリアラインに乗り換え。

べニューに入ってからお手洗いへ行くというのは
日本でも避けている事で
並ぶのがイヤだとか色々理由はありますが
今回も例にもれず

しかし近くで日曜日のその時間に
使えそうなのが事前調査で見つけられなかった。
どうしようかと思いながら当日まできていたのですが
ふとBRの方のヴィクトリア駅だったら
あそこ大きいからちゃんとしてたのがあるだろうと

一旦ヴィクトリアで降りて外に出て
ヴィクトリア駅へ向かい、
と言ってもすぐ近くで
思った通りありました。
50P入れて使うのですが
有料という事でさらに安心。

そこからまたヴィクトリアラインに乗って
ブリクストンへ。

駅の出口でダフ屋が
「Jamie Tのチケットあるよ」とか言ってて
遂にやってきた感がすごくて

ブリクストンで
地図を見るという行為は
避けたかったので
地図は頭の中に入れてきましたが
恵比寿で1時間迷子になったりしている自分
駅を出て
絶対Jamieを観に来たっぽい恰好の人達を
目印に歩いていってたどり着きました。

あのドームが見えると
なんとも言えない気持ちに。

多分着いたのが6時半ぐらいかな。
やはり既に結構人が並んでいたけれど
来たからには前の方で観たいと。

しかしみんな若いし友達同士で来てるし
日本人でおばさんな私は
かなり浮いていたと思います。
でも気にせずずっとボーっと。
上空を飛行機がたくさん行き来しているので
それを眺めながら。

イギリスはまだタバコを
平気で吸ってる人が多いのに驚きました。
待っている間みんな吸う吸う。

で、O2っていう名前だけあって
O2の携帯を持っている人達は
後から来ても先に入られるという
なんとなくネットでそんな話を目にしていましたが
本当にそうなんだと…
結構O2の列に並ぶ人達が多くて
あれがなければもう少し真ん中へ
行けたかも…
なんて思ってしまいました。

で、7時過ぎて開場で
チケットチェックや荷物チェックで
中に入っていくと
最前列の左端があいていたので
そちらを確保。

待つのが苦手なのですが
じっと我慢。
しかしやはりブリクストンアカデミーは広い。

以前ブラッククロウズを観に来た時は
3列目ぐらいだったけれど
始まった途端に
後ろからの押しがハンパなくて
しかも目の前が背の高い
革ジャン着ている男性で
革ジャンとその匂いに
顔が埋もれるかたちで(笑)
めちゃくちゃ苦しくて
途中で離脱して端っこで観ていたという
悲しい経験があるので
2列目より後ろは何とか避けたかったのでした。

で、8時過ぎてThe Wytchesが出てきて
70年代とグランジが上手くミックスされた感じの
妖しげなリフが印象的なグルーヴィーなバンドでした。
かなり気に入りました。
写真撮ろうと思いましたが
初日は観る事に専念して
写真は次の日にしようと思いました。

30分ぐらいのセットでしたが
個人的にはサポートってあまり好きではなく
30分がめちゃくちゃ長く感じられるバンドとか
よくあるのですが、
彼らは全然時間が気にならなくて
それほど良かったという事だと思います。

The Wytchesが終わって
セットのチェンジが始まると
いよいよJamie
だいぶ心臓が早鐘でしたが。

Back In The Gameで使用する
アコースティックベースや
メインで使っている
ギブソンのダブルカッタウェイの
レスポールジュニアとかの
サウンドチェックをしているのを観ると
心の中でうおーとなったり。

で、ついにでてきたのが9時少し過ぎたところかな。
9時近くからもうJamieコールが起きていた気がします。
出てきた瞬間のなんとも言えない
5人の貫禄に
興奮というよりは
なんか落ち着いた気分になりました(笑)

1曲目は最新アルバムからの
Power Over Men。
落ち着いたとは言え
そこにJamieがいるという事実に
信じられない気持ち。

2曲目はTescolandで
一気に盛り上げモード。

368とか、
ギター持たない曲になると
結構動き回ってくれて

時々こっちの方に来ると
ひえーって感じで
すぐ1.2メートルぐらいのところにJamieが。
しかし写真を撮るのがめちゃくちゃ下手というのと
Jamieがこっちに来ているときは
なるべくカメラ越しでないようにしたい
というのもあり
写真も動画もあまり上手く撮れませんでした。

このブログのどこかのタイミングで
個人的に
OperationとBritish Intelligenceと
Rabbit Holeが同一線上に並んでいて
この3曲を1回のライブで観られたら
最高だと書いた覚えがあるのですが
まさに全部やってくれて
出来る限り覚えている歌詞を
一緒に歌える事の喜びを味わいながら

で、最新アルバムの
Solomon Eagleがマジで気に入っていて
これもやってくれたので本当に嬉しかったですが
最新アルバムからDrone Strikeを
やらなかったのがちょっと残念。

しかし、The Man's Machineとか
SheilaとかIf You Got The Moneyとか
サルバドールとか
Don't You FindとかPacemakerとか
後ろからビールかけられたSticks'n'Stonesとか
ライブで観る事を夢見ながら
ずーーーーーっと聴き続けてきていたのを
実際生で聴けて一緒に歌えて
本当に至福の時でした。

The ProphetsとSign of The Timesでは
マジで感動して涙出てしまいました。

で、本編が終わって
アンコールで出てきましたが
Back In The Gameをやらずに
ゾンビをやり始めた時
「あれ?」と思った。

それで終わってしまったので。
アコベースをサウンドチェックしたのに
使わずに終わるなんて。

結局1時間半ぐらいかな、
終わって時計を観たら10時半。

実際終わって外に出たら
セットリストをもっている人がいて
チラッと見たら
アンコールの1曲目が
BITGになっていて、
ゾンビと合わせて2曲やる事になっていたので
そこからまた心配が始まった。

出待ち出来るかなと思って
楽屋の方に行って少し待っていたら
「お兄さんが車に乗っけてってすぐ帰っちゃったよ」
みたいな事を言っている人がいたので
さらにまた心配が。

もしかして調子悪いんじゃないか???

しかし終わるのが早かったから
別の心配事の地下鉄の件は
全然大丈夫で
駅もバリバリ開いていたので良かった。

地下鉄も全然危険な雰囲気ないし
人も結構いるから
ラッセルスクエアに戻っても
ホテルまで普通に歩いて
全く安心でした。
地下鉄の目の前に24時間営業の
小さなテスコもあるし。

で、部屋に戻って
夕食のポテトチップスを食べて
薬飲んで、
ベッドに横になったとたんに寝落ちという。

起きたら3時半ぐらいだったかな、
日本でも毎朝3時半に起きているので

頑張ってシャワー浴びて
午前中にお土産を買う予定で
これがなかなか決められなくて
思ったより時間がかかってしまい
ピカデリーからバスに乗って
ベイカーストリートへ行って
シャーロックのところをみて
そこからまたバスに乗って
ユーストンまで行って
一旦ホテルへ戻ったのですが
午後になってしまっていました。

薬のおかげで
若干調子が良くなったとはいえ
やはり疲れやすい

で、ベッドに横になって
携帯でTwitterをみたら

恐れていた事が…

いきなりJamieの病気と
公演延期のお知らせが。

心配していたとは言え
ほんとうになるとは。

頭が真っ白になって
暫くの間ベッドでボーーーーとしていました。

昨日は
「明日もある」
という気持ちだったのが

こうなると分かっていたら
もう少し違う観方をしていたかも

なんと表現してよいか
分かりませんが

とにかく呆然。

このままホテルでクシャっていようかと思いましたが
それもなんだかなと思い
とりあえず外にまた出て
地下鉄に乗って再びテムズへ。
今度はタワーブリッジ方面へ行きました。
少し歩くとまたすぐ疲れてしまうので
ゆっくり行って

タワーブリッジをふと見たら
うっすらと虹がかかっていて
なんか慰められているようで
涙が出ました。

行き来する船を眺めながら
心にぽっかりと穴が開いた感じ

で、寒いし帰ろうと。

ライブがなくなった分
夜は部屋でゆっくり出来てしまったのが
また皮肉。

色々な不安から
SNSではロンドンにいる事は
書いていませんでしたが
インスタグラムだけは
Jamieのライブが終わって
ホテルに戻ってきてから
どれだけ素晴らしかったかを
投稿しましたが

延期のニュースで
インスタのフォロワーの人達が
優しい言葉をかけてくれたりして
また涙…

翌朝はもう帰国。
朝早いので
また朝3時半に起きて
パッキングとかして
色々な想いと共にヒースローへ向かったのでした。

行きも帰りも
飛行機は通路側だったのですが
離陸してまだ間もなく旋回する時
首を伸ばして窓を観たら
上空から結構はっきりロンドンの風景が見えて
懐かしい家の並び方
懐かしい道路

涙が出ました。
 

でも、
これは自分にずっと言い聞かせていますが、
1日観られただけでも幸せだと。
仕方ないと。


先日も書きましたが
当初は1日だけの予定だったから
もともとの予定通りなんだよ、と。

それでもやはり悲しんでいる自分がいます。

「もし延期にならなくても、
今の自分はこんなに落ち込んで
惨めな気分になっていただろうか?」

この気持ちは
多分ずっと引きずっていくのだと思います。

でも本当に
ライブの間は
ずっとこのまま終わらないで~~~
と思って
とにかく幸せでした。

でもやはり延期は悲しかった

しかし多分9日の時点で
既に結構つらかったんだろうなと思うと
そんな中でも素晴らしいライブを見せてくれて
本当にありがとうJamie

でもやはり…

というこの絶望ループ。。。

とりあえず全く下手な写真の
フォトチャンネルはこちらです。

動画も短いのばかりなので
音が大き目ですが
つなげてこちらにアップしてあります。 

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