鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

磨り合わせ

2016-08-10 06:49:12 | 大工道具
播州型磨り合わせの仕事です。








古鑿なのでマチが張ってません。

合わせ目がくい違うとおかしな形になってしまうので気を使います。









抜いた鑿柄です。

グミ柄が付いてました。








白樫を付けます。








磨り合わせしました。









合わせ目があまり細くならずに出来ました。

硬く芯に仕込む。

見えない所が大事なので難しいんですよね~。




三木の新品の鑿です。























左市弘

2016-08-09 06:46:33 | 大工道具
左市弘の古鑿が来ました。







古鑿は趣がありますね~。







元々付いてた口金(ハカマ)を使いました。








新しいのと古さが出てきた物では雰囲気が全然違ってきてます。


世代が変わっても丁寧な作りでした。



月市弘 2

2016-08-05 07:05:54 | 大工道具
判り難いかもしれませんが、コミにも鑢目があります。







穴を開け、調整しました。







このまま仕込みます。









鑢の跡が非常に細かいです。


ある鑿鍛冶屋さんが「これと同じ様にしようものなら、道具も無いうえもの凄い時間がかかる」と言われてました。


それくらい手間の掛かってる鑿って事なのでしょうね。









仕事を終えてから写真を撮りました。

鑿はいい風合いになってますが、実物の柄はもう少し白いです。



牛殺し柄

2016-08-04 06:33:05 | 大工道具
石屋玄翁の柄として用いられてたのを付けたのが最初でした。

太いと所がありません。

色はベージュと茶色の間ってところでしょうか?








東京の鑿に関西型のペーパ仕上げです。









また、変わった雰囲気をかもし出してます。

1本物の芯持ちです。