鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

新規貿易物

2021-12-14 21:23:55 | 大工道具
バタバタしててすごく間があいてしまいました。


ある鑿鍛冶さんが「サンプルで送るらしいねん!」と持って来られた物が貿易として成立した様です。

地場産業を支える者としては非常に喜こばしい事です。

うちが柄付けしだして3社成立したそうです。

鍛冶屋さん卸さんが潤う事で活性化しそうで嬉しいです。







追い入れ鑿は頭叩いてます。大変ですけどね。



差鑿はかさが高いです。

中尾が長いので割れ方も派手で。




磨り合わせは得意分野ですのでこなせますが、合わせは時間かかってしまいます(手を掛け過ぎるからかもしれませんが)。

アメリカ・中国は建築ラッシュと聞きます。外材が入ってこないという現象が起きましたものね~。


他の鑿鍛冶さんも数が少しずつ増えてきたようです。

製品と価格が合ってるんでしょうか。

行き渡ったら数も減ってくると思います。

市場に求められるモノづくりを心掛けてます。もっと工夫が要りますが。


先人の知恵は凄いと感じる今日この頃です。